八ヶ岳農業研鑚PJ 大自然の神秘との遭遇と苦・衰退の浄化へ

昨年の春季八ヶ岳研修がきっかけとして、農業PJに携わるようになりました。

2017春期八ヶ岳いのちの里研修 農業体験による自然との再結と深い癒し

ただ、昨年はプロジェクトを実施できた数が少なかったので、今年は、日常の農作業もさせて頂こうと話し合いました。

ただ、プロジェクトに携わるメンバーも複数のプロジェクトを抱えており、何度も計画の修正が余儀なくされたのですが、ようやく第一回目の農業研修が開催されることになりました。

猛暑の中、農業研鑚実施へ

事前にウイズダムに取り組み、願いを深め、お手紙を送って、プロジェクトを募集しました。そして、8名のプロジェクトメンバーが参加できることになり、現地に向かいました。

この頃は、災害レベルの猛暑が続いており、八ヶ岳の温度も確認すると、日中は朝の十時には32度近くになることが分かりました。

そこで、早起きして農作業をするように計画を修正しつつ、現地に向かいました。

八ヶ岳いのちの里、農場に到着

八ヶ岳に到着すると、農場を毎日管理して下さっている管理チームの皆さんが迎えて下さいました。ご挨拶をして早速農場に向かいました。

農場には、春季八ヶ岳研鑚で植えた種が、元気に育っており、森のようになっていました。

そして、ピーマンやナス、枝豆など、既に収穫期を迎えている野菜もありました。

収穫を含めて、翌日の農作業の段取りを確認し、一旦部屋に戻って改めてウイズダムを作ることになりました。

チームでの農作業ウイズダムの青写真へのアクセス

ウイズダムへの取り組みを通して、様々に願いを語っていったのですが、その中で次のような願いも出てきました。

・農業研鑚での神理実践を通して、深い癒しが訪れ、神の子としての元々の願いに回帰して、営みとPJの両方に光転の道を開く。
・千年の礎のお手伝いをさせて頂く、我と植物、我と動物の命作網のネットワークを張り巡らせ、神、先生の願われるヴィジョンを具現する。

何となく、作業をしに来たと思っていたのですが、神理の研鑚と、作業が一つにしていきたい願いがあることを改めて深めていきました。

更に暗転の果報を見ていくと、最初はプロジェクトとしての難しさが意識化されていきました。

中でも、

・今まで消えていったPJ

という現状に対しては、青写真具現にまで到れず消えていったPJの痛みが共有されました。

農業PJも新しいPJであり、定着させていくのは大変だけれども、何とか定着するところまでチャレンジしていきたいという願いが共有化されていきました。

さらに、現代の農業が抱える問題を見つめていくと、

・化学肥料で収穫量は増えたが、野菜の栄養量が減っている
・人間と世界(農業)のバランスが崩れている
・伝統野菜を育てている農家は少ない。農協が売っている苗を毎年買っている所が殆ど。(優勢種の翌年は劣勢種になる問題)

といった、課題が意識化されていきました。

改めて、今は規模は規模は小さくても、魂の学を基とした農業に托された深いいのちが感じられてきました。

因の転換への取り組み

重い課題はあるものの、私自身は、他にも様々に抱えているプロジェクトの圧迫があり、「こんなことやっていていいんだろうか?」という恐怖心もありました。

合同セミナーでベースにあった苦・衰退を掴めるようになってきたのですが、今回も苦・衰退がテーマとなりました。

その心をどのように転換しようかと考えたのですが、丁度、その日の朝に、巨大な月を見て感動する夢をみていました。今まで、月を見て感動するような夢は見たことがなかったので、これも呼びかけかなと感じ

・「月」のごとき陰徳の心を育みます。忍土の闇を密やかに照らし続けることが出来ますように。このPJも先生の願われる大切なPJ、その青写真具現のために心を尽くし支えます。

と定めました。同時に、苦・衰退を転換するための菩提心として

・「太陽」のごとき愛の心を育みます。自らを捨て、心を尽くして、あらゆる人々の幸せを願うことができますように。指導原理に自らを合わせ、皆さんの幸せのために、支えさせて下さい。

と定めさせていただきました。因の転換にエネルギーが込められ、準備が整えられていきました。

煩悩(闇)と菩提心(光)の分離への感動

ウイズダムの因の転換について、切磋琢磨の時間を持ちました。

自分の煩悩も、魂願も、中々自分で掴むことは難しい場合も多いのですが、他人の煩悩はよく見える場合も多いので、率直に語り合う中で新たな発見がもたらされていきました。

中には、「煩悩と菩提心が明確に分離できた」と喜びを語って下さった方もあったのですが、心を見つめる展開に重心を置きつつ、準備を進めていきました。

夜明け前の禅定の深まり

翌朝3時半に起きて、農場へと向かいました。

4時に農場に到着したのですが、日の出の時間を間違っており、まだ真っ暗でした。

太陽が出てくるのを待ちつつ、折角なのでしばらく禅定の時を持たせて頂きました。

ウイズダムで取り組んだ、暗転の因としての焦る気持ちが意識化されてきたのですが、八ヶ岳の雄大な大自然と向き合って禅定していると、大いなる存在が導いて下さっていることが感じられていき、重心を取り戻す事へと誘われていきました。

仕事においても、プロジェクトにおいても、新しい領域に取り組んでいるため不安になることも多いのですが、導かれての歩みを頂いていることが感じられてきて、自らの使命へと意識が焦点していくように感じました。

しばらくすると、夜が明けてきて、作業ができるようになりました。

八ヶ岳管理の皆さんも来て下さって、一緒に農作業が始まっていきました。

植物の神秘との遭遇

農作業をやりながらも、記録の働きとして撮影も同時にさせて頂きました。

写真を撮りながらじっくり観察していくと、小さな植物の世界にある小宇宙が見えてきました。

既に大きな実を付けたナスビの側に、受粉して実ができはじめたばかりのナスビがありました。更に、生長中のナスビがあり、実が成長していくプロセスを見ることができました。

ナスの花

ナスの小さな実

ナスになりました

普段、東京で生活していると、カットされて、料理された後の野菜を見ることが多く、ステレオタイプの味気ない世界になっているのですが、その背後には、大自然の神秘的な営みがあることが感じられていきました。

世界のリアルは本当はこうなっていたんだと、ステレオタイプの白黒の世界観に亀裂が入るような感覚がありました。

更にもうしばらく、作業していると、蜂が出てきました。

一生懸命、花の中に入り込んで蜜を取っていたのですが、同時に植物の受粉作業のお手伝いをしていました。

その様子を観察しいて、もし蜂が来なかったら、植物は実をならせることはできない事実が見えてきました。

両者の間にはお互いに支え合う、切っても切れない関係が存在していました。

植物は成長して、やがて花を咲かせるのですが、いつの日か蜂がやってきて受粉を手伝ってくれることを信じて待っているんだなと感じました。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、自らを世界に開いて、世界を信じて托身する境地を教えて頂いているように感じました。

蜂と植物の響働

黄色い大きな花の中の蜂

受粉して小さな実ができました

少しずつ実が大きくなって

カボチャになりました!

収穫作業スタート 試練との遭遇

最初の作業として、収穫期を迎えているピーマン、ナス、キュウリ、枝豆、ニラ、インゲン豆、様々な植物の収穫作業を続けていきました。

最初の頃は、まだ涼しく、まとわりつく虫の圧迫を受けながらも、作業を続けていきました。

しばらくして、一旦作業を終えて、休憩時間を取ったのですが、苦しい思いに飲み込まれていたことが意識化されてきました。

収穫物もまだまだ膨大にあり、やってもやっても作業が次々に出てきて、いつ終わるか分からない状態となっていきました。

ウイズダムで転換していたのにもかかわらず、それでも煩悩に飲まれてしまったことを後悔し、今度こそ菩提心で転換しようと思い、再び農作業に向かいました。

しかし、だんだん日も出てきて、気温も上昇し、虫も増え、自然の圧力は更に強くなっていきました。

次の休憩を取った時に、苦しい思いを引きずりながらも、無理矢理作業を続けていたことが意識化されていきました。

煩悩にまた飲まれてしまったと後悔を更に深め、3度目は、菩提心を意識化して、和顔愛語の行をしながら、大自然と向き合うようにしてみました。

それでも、作業が始まるとすぐに辛い顔の表情になっており、その都度、和顔愛語、和顔愛語と念じながら、転換し続けました。

すると、一瞬、大自然の広い清々しい世界が感じられるようになってきて、穏やかな呼吸ができるようになったことがありました。

3度目にして、ようやく少しだけ菩提心に転換することができました。

同志との切磋琢磨による煩悩の発見

一通り、農作業を終えて、クーラーが入った部屋に戻り、収穫物を整理しました。

その後で、皆で止観シートに取り組みました。

「虫がまとわりついてきた事件」と、「作業終了直前に、更に大量の枝豆を積まれた事件」に取り組みました。

最初、『新・祈りのみち』から苦・暴流の祈りを探したのですが、どれもしっくりこず、次に苦・衰退の祈りを探していきました。

すると、「悲観するとき(あきらめに縛られるとき)」の祈りがピッタリで、心が癒されていく感覚がありました。

止観シートと祈りのみちに取り組んだ後で、皆で発見を分かち合っていったのですが、私のシートを分かち合った後で

「そういうことだったんだ! だから枝豆の作業が雑になっていたんですね。

Buyanさんが、作業した後で、枝が取れていなかったので、もう一度作業をやり直していたんですよ」

と教えてもらいました。

苦しい思いで一杯になってしまい、いつのまにか作業が雑になっていたことを教えて頂きました。

「でも、この気持ちは、普段でも感じることが多いよなあ」と、改めて無自覚に煩悩で現実を壊していることが見えきました。

人天経綸図の書写行の深まり

更に、止観シートに引き続いて、今年のGGPで降ろされた行としての「人天経綸図」の書写行にも取り組みました。

ミーティングを通して深めていったのですが、今回、何でこんなに苦・衰退の思いに飲み込まれてしまったのか、心深くに尋ねていきました。

すると、農業の営みは、何十世代、何百世代と続いてきた、人間と世界の間にある根源的な営みであり、農作業を通して、先祖代々の自然に対する情動が表面化してきたのかなと思いました。

自然の脅威への、無力感、絶望感、そして延々と続く農作業に対する諦めのような思い、、、。

農作業研鑚を通して、内を見つめ、浄化していくことは、先祖代々の自然に対する思いを浄化していくことにつながっていたんじゃないかなと思いました。

その気づきを分かち合ったところ、共感して下さる方も多くいらっしゃいました。

そして、参加したメンバーが一様に、「農業研鑚に参加できたのは、自分達は選ばれていたのかも知れないですね」と、参加できた感謝の思いを語られました。

「止観シート研修と同じように、八ヶ岳での大切な研修にしていきたいですね」と口々に語られていきました。

作業が始まった当初は、参加者も少なく不安も多かったのですが、最後は、農業研鑚のいのちに触れて、大きく転換していくことになりました。

先生のメッセージに込められたいのちの深まり

一通り後智慧も終わり、最後に人生記念館で祈りの時を持たせて頂きました。

そして、プロジェクトの最初に見る予定だった、八ヶ岳での農業プロジェクトについての先生のメッセージ映像をお受けしました。

メッセージの中で、先生は、心を見つめながら農作業をすることを、明確にお伝え下さっていました。

先生のメッセージをさらっと聞いていて、先生の深い御心が分かっていなかった後悔を深めることになりました。

改めて先生の深い御心があって、心を見つめながら農作業をする、農業研鑚の大切な取り組みをさせて頂いていたことに気づかせて頂きました。

農業研鑚の後で頂いた職場での転換

農業研鑚の後で、仕事上で大きな転機となる可能性のある、メーカーとの打ち合わせが持たれることになりました。

上司はそれまで殆ど、「Buyanの言っていることは難しくて分からない」という反応をされてきていました。

私も「難しい、どうせ分かってもらえない」とつぶやいていました。

しかし、打ち合わせが終わって、まとめの作業をしているときに「Buyanの言っていたことがやっと分かった」と深い理解をしてくだいました。

その直後に、市場トラブルが私の提案によって解決できることがつながったようで、早くシステムを具現化しろと催促までされるようになりました。

農業研鑚で苦・衰退を発見し、菩提心に転換する体験を頂いた直後だったのですが、つぶやきの転換が具体的な仕事の転換につながったように感じました。

自分にとってはセミナーレベルの大きな気づき、発見、転換を頂いていたのかもしれないと、改めて頂いた功徳への感謝を深めさせて頂きました。

農業研鑚は、実際に農作業しながら心を見つめ、転換にまで結べる、貴重なプロジェクトであり、実践セミナーなのかな?と感じました。

皆さんも機会がありましたら、是非ご参加下さい。きっと、大きな転換を頂かれると想います。

「八ヶ岳農業研鑚PJ 大自然の神秘との遭遇と苦・衰退の浄化へ」への5件のフィードバック

  1. 農業だけで生きてた時代、日照りや台風によって生きる希望を失うことは多々あったでしょう。その試練を何度となく越えてきた魂だけが農業に喜びを持てるのではないかと思います。料理することが楽しい人も、機械いじりが楽しい人も、過去生で何度もあきらめずに乗り越えてきたから持てる喜びではないかと思います。先生のお陰で現実から逃げないで引き受けられるようになったことは、永遠の生命としての希望です。

    1. Junjinoさん、私も神理を学んだお陰様で、仕事は日々カオスへのチャレンジになってきました。本当にありがたいです。
      農業は、まだまだ自然の圧力に負けているので、これから菩提心で生きる挑戦に向かい、自然の背後にある神意と出会えるようになっていきたいですね。

    1. 馬場さん、春から夏にかけて、収穫祭まで本当に充実していましたね!
      来年こそは、煩悩を超えて、響働していきたいですね。
      またよろしくお願い致します。

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