2018合同セミナー 苦・衰退を超えて「生まれてきてくれてありがとう」という先生の御心との出会い

豊心大学セミナーのプロジェクトが終わり、ふと十字架のヨハネと、アビラのテレジアのことを思い出しました。

当時、衝撃を受けたことでありながら、自分も忘れており、改めて「二千年の祈り」の御著書のテレーズマルタンと、2000年のGLA誌の3月号から5月号にかけて連載されていた「炎と無」を読み返すことになりました。

2002年の神理劇「波濤を超えて」への回帰

アビラのテレジアと、十字架のヨハネは、イエスと一体となるような霊的な体験をされていたことが非常に強く刻まれていたのですが、改めて読み返すと、ひたすら簡素になって、神への道を歩まれていったことが感じられてきました。

この頃のGLA誌には、先生が1999年12月26日に神様からの啓示を受けられ、内に外に「神の家」「神の砦」を具現するお話しをして下さっていたことが書かれていて、改めて、神への道を歩み、深めることを、神理の大河に連なる先人もずっと求めてきていることを感じました。

神理の大河への思いが深まったところで、翌日ふと、2002年の先生との出会いが思い出されてきました。

2002年は、丁度、大講堂が竣工した年であり、大講堂の竣工祈念として、「波濤を超えて」の2002年ヴァージョンの劇が上演されました。

この年、先生と対話いただく時があったのですが、「一番でなきゃスッキリしない」という思いを超えて、「名も無き一人として支えさせて頂きたい」という願いが溢れ、「始まりの一歩につくことが出来ました」とお話し下さいました。

そのことに、実はショックを受け、「入会して8年ほど鍛錬してきたのに、まだ始まりの一歩ですか・・・?」と受け止めてしまいました。

先生のお言葉には、その続きがあったのですが、前半の印象が強すぎて、あまり内容を受け止め切れていませんでした。

しかし、あれから16年が経ち、2度目の「波濤を超えて」も体験させて頂いて、煩悩を超えていくことの難しさを改めて感じたときに、始まりの一歩に辿り着けたことだけでも、本当に奇跡を頂いていたんだなあと感じられてきました。

その上で、最後の言葉の意味が迫ってくることになりました。

先生から頂いた後半の御言葉への思いの深まり

先生は、最後に「ならばもう後は、砕いて砕いて砕いて、私達が愚かさの自覚を知って、後は神様に使って頂きましょう」と言葉をかけてくださいました。

私の魂の使命につながる、大切な御言葉だとおもうのですが、その言葉の重みが、今になってようやく感じられてきました。

自らの未熟故に、先生のお言葉も表面的にしか受け止められていない後悔を刻み、神様に使って頂く人生への願いを深めつつ、セミナーに向かいました。

2018合同セミナースタート

金曜日のお昼からプログラムがスタートし、先生が収録して下さった映像をお受けしつつ、ご教材シートに取り組んでいきました。

先生は、煩悩地図の快苦の受け止め方について、より詳細な内容をお話し下さったのですが、「これまで何で夫婦関係が上手くいかなかったのか、その理由がよく分かりました」と言われるような方が私の周りにも沢山いらっしゃいました。

私自身も、会社で起こっていた衝突を思い返すと、推進する側の快の回路の人たちに対して、苦の回路でぶつかっていたことが見えてきたのですが、どっちがいい、悪いではなく、快の回路の人と、苦の回路の人の響働が必要であったことが感じられてきました。

また、改めて、自分の煩悩の本拠地について、考え直すことへと誘われて行きました。

煩悩の本拠地への疑問

これまで、自分の煩悩がどこなのか、色々と探ってきていたのですが、当初、「苦・暴流」の行をすると、何故か周りが光転することを不思議に感じていました。

その謎が解けたのが神理実践報告を頂いた時だったのですが、先生から「苦・暴流」とボードに貼って頂いて、初めて自分の煩悩の本拠地を理解することができました。

「だから苦・暴流の行をすると、光転していたんだ」と納得しました。

そのため、自分の煩悩の本拠地は「苦・暴流」であると思っていました。しかし、自己診断チャートに取り組むと、苦・衰退と快・暴流が6点で、苦・暴流は、4点となっていました。

またシートに取り組んだ出来事としても、苦・衰退が引き出される人間関係を書いていました。

更に、真我についても、苦・暴流の真我にもひかれるのですが、苦・衰退の、慈悲、共感、献身、托身ということにも強くひかれる自分がいました。

『祈りのみち』についても、苦・暴流と苦・衰退の両方を祈ってみたのですが、苦・衰退の祈りが強く心に響く部分がありました。

セミナーの研修では、苦・衰退の傾向が強く意識化されてきて、自分の煩悩の本拠地がどこなのか分からなくなってしまいました。

煩悩の本拠地探し

そこで、提出させて頂くシートに対して、可能性がある、快・暴流、苦・衰退、苦・暴流の3つのパターンを取り組ませて頂くことにしました。

すると、やっぱり苦・衰退が一番深まったので、苦・衰退のシートを提出させていたくことにしました。

その後ホテルに戻って、仕事だけでなくGLAのプロジェクトについても、一から取り組み直させて頂いたのですが、やっぱり苦・衰退のテーマが浮かび上がってきました。

先生のご講演 MBSEというグレートカオスとの遭遇の意識化

こうして、シートへの取り組みを深めつつ、先生のご講演をお受けすることになりました。

先生は、10年に一度現れる、グレートカオスについてご講演下さいました。

丁度、セミナーの前日に、外部で講演を受ける機会があったのですが、仕事で取り組んできたMBSEについて、グレートカオスの遭遇という視点で理解を深めることになりました。

外部の講習では、単位面積当たりの知能指数が、地球上で最も高いと言われているNASAでさえ、MBSEの定着に7年かかったと言われていました。

また、NASAが定義するシステムズエンジニアリングの熟練度の表があるのですが、レベル4に到達するとNASAの全体の目標の達成に対して、十分な経験と責任を抱いて、リーダーシップを発揮してシステムを実現していくといったことが書かれていました。

MBSEには、まさにグレートカオスと呼べるほどの難易度と影響範囲の広さがあることを感じました。

世界最先端の技術さえも補う神理の力

システムズエンジニアリングには、人間の成長のプロセスは書かれていないのですが、レベル4に到達して実力を発揮していくには、人間的成長が不可欠であるような内容が書かれていました。

先生は、『あなたがそこで生きる理由』の御著書の中に「心のピラミッド」について、書いて下さっていました。

『「専門能力」は大切です。それがあるから、現実の中で具体的な要請に応えることができる。しかし、その土台には、現実や試練をどう受け止めるのかといった心の力、「受発色力」が不可欠です。
 しかし、さらに一番の土台に、世界の法則に響き合う大いなる願い「菩提心」がしっかりと息づいていなければなりません。その土台が不安定だと、専門能力も受発色力も本来の力を発揮できないからです。』(「あなたがそこで生きる理由」P205~P207)

レベル4の達成と、心のピラミッドの完成は、限りなく一致していくように感じるのですが、神理の研鑚は、最先端の領域も含めて、全ての人間の活動の土台におかれるべき取り組みであることを感じました。

先生、神理に導かれてグレートカオスへ

私自身は、高橋先生がお説き下さる神理を学びながら、神理実践の挑戦の一つとしてMBSEの技術も修得させていただいてきたのですが、この期間に先生がお説き下さった、「する」を連ねるという神理を実践をさせていただきました。

また、もっと長い視点で見ても、地道にCADの領域で3D領域のモデルベースの技術を修得し、ソフトウェアの技術を修得してきたことが、つながっていくことになりました。

結果として、周りより2~3年ほど先の領域を取り組むようになってきたのですが、その歩みも、神様、先生に導かれて、グレートカオスへと導かれてきたことを感じました。

また、先生は転生という眺めから、グレートカオスに挑戦することの意味について御開示くださったのですが、そもそも先生の神理に導かれなければ、グレートカオスに遭遇することもなかったし、これからグレートカオスから光転を引き出すためにも、神理がなければ絶対にできないことを感じました。

先生とご一緒に歩ませて頂けるこの転生が、どれほどかけがえのない修行の機会を頂いているのかを深く刻印させていただきました。

ホテルで見た絵本「生まれてきてくれてありがとう」

セミナーの宿泊場所はこれまでずっと、いのちの里にしていたのですが、今回、初めてロイヤルホテルに泊まることになりました。

朝食を頂くときに列に並んでいると、ふとある絵本が目にとまりました。

「生まれてきてくれてありがとう」という絵本だったのですが、動物の赤ちゃんがお母さんに抱かれているシーンが沢山出てきて、最後に、天使の赤ちゃんが、おかあさんに抱かれて「生まれてきてくれてありがとう」という言葉で結ばれていました。

私自身は、生まれてきたときに、母親から折檻を受けたこともあって、「自分なんて生まれてこない方がよかったんじゃないか」という強烈な自己否定の思いがあるのですが、絵本の内容を見て、生まれて来たときに母に愛されていたことを思いを馳せ、涙が滲んできました。

最終日に訪れた地上の星での祈り

今回はホテルだったので、あまり行けなかったのですが、少し早く着いたので、地上の星での、祈りの時を持たせて頂きました。

「苦・衰退の煩悩を超えるための祈り」を深めていると、根本にある恐怖心が改めて蘇っていきました。

これまで、ずっと肉体的に背中が痛くなることがあったのですが、何となく霊的な痛みとつながっているように感じていました。

祈りを深めていると、人伝経綸図の宿命の洞窟のイメージが感じられてきて、闇のエネルギーとこの痛みがつながって、苦衰退のエネルギーが流れ込んできているように感じました。

更に祈っていると、先生の御心につながったように感じて、先生がこの痛みを取って下さるように感じました。その意味もあまり分からないまま、会場に戻っていきました。

先生の最終日の御講義と訪れた試練

最終日のプログラムをお受けしていると、途中からどんどん気分が悪くなってきました。

先生のご講演は、グレートカオスに道をつけることができる希望が感じられてきて、大変に感動したのですが、同時に体調は更に悪くなっていきました。

その場にいるのもとても辛くなったのですが、2時間にわたる先生御退場時のお一人お一人との大切な出会いは、一緒に受けさせて頂きました。

先生が会場を出られてすぐに、休憩室に移動し、横になったのですが、頭痛と吐き気までしてきました。

ひたすら「感謝の祈り」を祈っていると、少し楽になってきました。

その場に、生活実践のIさんがいらっしゃり「顔が青白いけど大丈夫」と心配して下さいました。

刻名碑前での先生のご指導

その後、人生祈念館に来て下さいと連絡があったので、刻名碑の前でしばらく待っていると、先生が奥から歩いてこられました。

私は、先生の御言葉を近くでお聞きすることが出来ました。

先生はお話しの中で、刻名碑に刻まれている、既に亡くなられた先輩の歩みを分かち合って下さいました。

その中に、京都会館の建設に貢献されたIさんのお話がありました。

人生かけて神理を求められたIさんの物語への感動

Iさんは若い頃から大変なご苦労をされて、神理に辿り着かれ、求道者列伝の筆頭にあげられるほど、熱心に神理を求められていた話をして下さいました。

そして、Iさんの過去世が「波濤を越えて」の主役の一人である、日本からの留学僧である栄叡だったことをお話し下さいました。

お聞きしていると、Iさんの気持ちが深く伝わってきたのですが、亡くなられる時に「先生ありがとうございます」と言われたIさんのお気持ちが自分の中に入ってきてしまって、嗚咽しそうになるのを必死に抑えるような状態となってしまいました。

自分の存在の根底に刻まれた、先生への感謝の思いと、Iさんの転生を越えて神理を求め、先生と出会えたお気持ちが響き合ってしまい、魂の感覚が蘇ってきていたように感じました。

先生は、「地よりわき出でて、天に帰らん」とかつてお話し下さっていたのですが、天へ帰っていかれたお一人お一人が、天と地を結ぶ光の糸となっていくイメージがありありと感じられてきました。

「この場は何と尊い場なんだろう、この地上で最も尊い場所になるんじゃないか」と思えてきました。

魂深くからの感動と、歓喜と慚愧の思いを抱きながら、聖堂に移動することになりました。

「生まれてきてくれてありがとう」先生の御心との邂逅

聖堂では、先生が誕生会をして下さることになったのですが、私は誕生月ではなかったので、応接室でその様子を見せて頂くことになりました。

先生のお話の中で、先生は私たち会員を本当に大切に思って下さっていて、25才の時に、『祈りのみち』を書かれたのも、やがて、約束の同志が集ってくることが先生には分かっていて、皆が研鑚をして、宿命の洞窟から使命の地平へと到るための準備をされていたことをお話して下さいました。

そして、「生まれてきてくれてありがとう」と何度もお伝え下さいました。

私も幼き頃より「人として生きるべき道があるなら教えて欲しい」という心の叫びがあり、導いて下さる師を求めての人生だったのですが、先生との約束の出会いを求めての人生であったことに思いを馳せていきました。

そして、先生が存在の根本において、大切にして下さっている思いが、言葉を超えて伝わってきて、自己否定の苦・衰退が深く癒されていきました。

そして、集いが終わる頃には、頭痛も吐き気も、すっかり治まっていました。

セミナーで頂いた体験の神意へのアクセス

今回、セミナーの直前に、2002年の第一回目の「波濤を越えて」の劇に回帰し、その時に頂いた「後は神様に使って頂きましょう」という先生の御言葉に、思いを馳せるところから始まったセミナーだったのですが、思いがけず自らの幼いこ頃に流れ込んだ苦・衰退の思いと向き合うことになりました。

肉体的な試練の先に、「波濤を超えて」に出てきた、先輩の魂との出会いを頂き、そして、先生の「生まれてきてくれてありがとう」というお言葉によって、存在の根本からの苦衰退の思いが癒されていくような出会いを頂くことになりました。

体験している最中は分からなかったのですが、改めて振り返ると、一つ一つが意味のあるできごととしてつながっていくことになり、導かれての歩みを頂いていたことが感じられてきました。

カルマのエネルギーも強力で、そう簡単になくなることはないと思いますが、それでも、先生からの「生まれてきてくれてありがとう」というお言葉を、何度も思い出して、先生、神様への信仰を深めながら、神様に使って頂く最高の人生への歩みを深めていきたいと思いました。

「2018合同セミナー 苦・衰退を超えて「生まれてきてくれてありがとう」という先生の御心との出会い」への2件のフィードバック

  1. 『世界中の人々が自分のことを否定したとしても、この方だけは自分のことを信じてくださる』と直感されたことがあなたの歩みの始まりにあったことを知りました。
    私の原動力や推進力になっているのは、『心が変われば現実が変わる』と言う真理です。フランチェスコの本当の幸せによって心が変わりました。だからカオスの中の可能性も制約も変わってしまいました。

    1. Junjinoさんにとっては、「心が変われば現実が変わる」という神理が大きかったんですね。人によって、響く箇所が違いますね。
      フランチェスコについて、7年前に記事を書いていました。今見ると、煩悩丸出しの文章ですね。
      https://buyan77.com/blog/2011/11/post-8.html

      改めてフランチェスコの反芻したいと思いました。

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