2022合同セミナー まさかの時代にこそ開かれる未来への扉

先生にお声をかけていただいたことをきっかけとして、10年ほど前からGLA共同体のためにCG(コンピューターグラフィックス)の技術を蓄積してきたのですが、思いがけずその技術が会社で評価されることになり、最先端のデザイン領域を立ち上げることになりました。

お金を払ってでも習得したい技術を、仕事として取り組めるようになり、仕事とプライベートの双方で取り組むことで加速度的に技術が進化し、業務の成果も評価されるようになりました。

Contents

順調すぎるプロジェクトに立ち込めてきた暗雲

この1年は、会社での仕事は非常にうまく進んできたのですが、様々調整くださっていた非常に理解のある上司が、他の部署に移動されることになりました。

そして、これまで関わりのなかったメンバーと一緒にプロジェクトを進めることになってしまいました。

それまでの上司は、単純に仕事を丸投げするのではなく、横並びで、新しいデザイン領域の技術を探究されるような方でした。そのため、私の取り組んでいる技術の難易度まで理解した上で、高く評価してくださっていました。

そのため、1を伝えると、10理解してくださり、部署間の調整をして、新しい領域に次々に取り組めるようにしてくださっていました。

しかし、一緒に担うことになったTさんたちは、1を報告しようとすると、「0.1しか報告しないでください」と言われ、技術的なことが相談できない関係になってゆきました。

ただ、このまま技術の進化を止めることはできないと考え、仕方なく、Tさんたちとは別に、現場のエキスパートと一緒に、技術的な問題を解決するようにしました。

ちょうど、2つの扉 一日一葉『特別』セミナーに取り組んでおり、第2章の「本音と建前」について深めていたのですが、Tさんとは建前で話し、現場のエンジニアとは本音で話すような関係になってしまいました。

「こんな生き方をしていてはまずいよなあ」と思いつつ、コロナ禍でコミュニケーションがとりずらかったこともあり、そのまま進めてしまいました。

しかし、合同セミナーが開催される直前に、そのことがTさんたちに発覚してしまい、「自分たちの知らないところで勝手なことをしている」と批判され、関係は最悪の状態となってしまいました。

重いテーマを抱えての合同セミナー参加

そのような重い問題を抱えた状態で、合同セミナーに参加したのですが、セミナーでは先生がお作りくださった、6枚のシートにじっくりと取り組むことになりました。

最初は、様々な愚痴や、不満の思いが溢れてきたのですが、シートの誘いにしたがって取り組む中で、人生の目的、願いについて思いを馳せてゆきました。

「現場の問題を解決したい」という願いとともに、ちょうど、もう一つのSDGs関連のプロジェクトにも取り組み始めていたことが、改めて思い出されてきました。

まだ本格化していなかったのであまりエネルギーを注げていなかったのですが、「環境問題を解決するような未来に向かいたい」という願いが溢れてきました。

更に3人の方の実践報告をお享けしながら、シートの取り組みを深めていったのですが、それまであまり考えていなかった、Tさんの思いが感じられてきました。

すると、Tさんが「上司に守られて、愛されて、評価されたい」という思いを持たれていて、もしかしたら自分が邪魔しているのかもしれないと感じられてきました。

こうして、自分の周辺しか見えていなかった状態から、周りの人々の気持ちも含んだ広い範囲が見えるようになり、問題を捉え直すことへと自然と誘われてゆきました。

それだけにとどまらず、そもそもなんでこのような問題と対峙しているのか、私自身の人生の公案についても、思いを馳せてゆきました。

振り返ると、差別ゆえの恨みや、「なんでこんな目に遭わないといけないのか」という理不尽さへの巻き返しの思いが根底にあり、何度も、何度も繰り返してきたことが見えてきました。

星空教室で頂いたユニバース体験

シートの取り組みを深めている最中、セミナーの初日の夜に、先生が星空教室を持ってくださいました。

それまで、青年塾セミナー、豊心大学セミナーのプロジェクトでお受けしていたこともあり、3回目の星空教室となりました。

私は3回目で、川津さんのお手紙の内容はお聞きしていたこともあり、一回生起の出会いと思いつつも、ずっと立ちっぱなしでお受けしていて、足が痺れてきたな、とか考えてしまっていたのですが、先生はふと、異言で呼びかけてくださいました。

そのような展開になるとは、全く予想していなかったのですが、私の内側からも、先生の異言に呼応するように、思わず地面にひれ伏して五体投地し、後悔の情動に貫かれている状態となり、自分では分からない、魂存在としての自分が前面に出てきて、先生とお会いすることをずっと願っている思いが魂深くから溢れてきてしまいました。

先生は誘いを終えて地上の星を後にされ、私達もホテルに移動することになりましたが、その後しばらく地上の星の近くで座っていました。

改めて、転生を超えた後悔と願いを抱く、魂存在としての自分に思いを馳せてゆきました。

ユニバース体験によってもたらされた転換

この体験には、どのような意味があったのか?あまり自分でも意識化できていなかったのですが、9月号のG.誌で、先生は次のように書いてくださっていました。

その歩みが積み重ねられ、深まりつつある中で、あるとき、ユニバース体験を経験することもあります。ユニバース体験とは、悟りの体験――『宇宙即我』にも通じる、宇宙の神理と一体になる体験であり、神理に共鳴する自分を確信する経験です。そして、そのとき私達の内界は大きく転換し、『魂の修復と成長』を飛躍的に果たせることが少なくありません。

「魂の学 序説165-創造の道Ⅴ」 11P

改めて、先生のこの文章を読ませていただいて、自分の体験を振り返ったのですが、魂存在であることが深まるのと同時に、この世的な価値観や評価にこだわる心が小さくなっていったことが意識化されました。

目先の評価に一喜一憂する心を離れ、神理を生きることを何よりもの中心軸とするような心へと転換が起こり、そのことがダイレクトにシートの深まりへとつながっていったようです。

シートの深まりによって導かれた新たな心境

シートの取り組みとして、今回は『新 祈りのみち』の「真に求めるための祈り」を深めることになりました。

それまで、この祈りを深めることは、あまり取り組んだことはなかったのですが、深めることを通して、恨みの繰り返しを浄化することが呼びかけられているように感じられてきました。

そして、事態からの呼びかけとして、最先端の技術領域と、現場の困りごとをつないでゆくことが求められており、技術を浸透させてゆくためには、現場の困りごとを受信できるようになることが求められていると感じられてきました。

また、新たなつぶやきとして、「真に求めるための祈り」の一節から、次の言葉を定めました。

「本当に大切ないのちは一つ。

本当に大切な心は一つ。

その一つにつながっていれば

すべてはいきいきと

はつらつと

輝き出す」

『新 祈りのみち』 「真に求めるための祈り」 より抜粋

神様につながる一つの心によって、すべてを輝かせることができる・・・、そのような自分になれるとは想像もできなかったのですが、この言葉を大事にすることで、変わってゆきたいと思いました。

先生のご講演を通して頂いた転換

こうして、シートを通して変わってゆきたいと願っている私達に対して、先生はご講演をくださいました。

先生は、転生の4つのテーマと、魂、心、現実の関係について紐解いてくださったのですが、改めて、転生のカルマが引き出されやすい3つの「ち」(血、地、知)がある環境に生まれ、それを超える挑戦をしている魂存在としての自分のことが引き寄せられてゆきました。

そして、実践報告してくださった、Kさんが、厳しい生い立ちの条件故に引き出されてきた煩悩を発見され、再結を果たし、現実を変えてゆかれた歩みを見せていただき、私も思い通りにいかない現実があるけれども、神理実践を深めることで、現実を変えてゆける希望が感じられてきました。

初めての神様ポストへの取り組み

そうして、セミナーはあっという間に最終日となりました。

人生祈念館に奉納された方にお手紙を書く、神様ポストがあるのは知っていたのですが、自分には関係ないと思っていました。

しかし、5月に親族の奉納をさせていただいたので、3日目の朝に、神様ポストに初チャレンジしてみることにしました。

受付で、便箋を購入し、南アルプスが見える見晴らしが最高の場所で、お手紙を書かせていただきました。

購入した便箋のセットに、神様ポストの説明があったのですが、次のように書かれていました。

『先生は、このようにおっしゃっています。

――今は亡き、あなたの大切な方に、気持ちを込めてお手紙をしたためてください。大いなる存在・神は、必ずあなたの想いを受け止め、亡き魂に届けてくださいます。――』

神様ポストに込められた、先生の御心に触れて、本当に届けられるんだと思い、ご供養に取り組み始めるきっかけであり、また八ヶ岳の奉納のきっかけになった、父方の祖父にお手紙を書くことにしました。

きっかけについては以下の記事を参照ください。

GLA特別御供養。神様と先生の御心によって開かれた光の場の中での奇蹟の救い

2019春季特別供養:救われたお祖父さんとの響働による人生祈念館への道

お手紙を書いていると、自然と祖父への思いが深まっていったのですが、きっと生まれる時に抱いていた、一族を救いたいという魂の願いが、今年の八ヶ岳への奉納を通して果たされていったことなど、認めてゆきました。

すると、あの世の祖父から、感謝の思いがしみじみと伝わってくるように感じました。

「あー、おじいさんは、本当に先生によって救っていただいたんだな・・・」

そのような思いとともに、涙が溢れてきてしまったのですが、南アルプスを望み見ながら、心は永遠の次元へと誘われてゆきました。

先生との3日目の出会いへ

そうして最終日の先生のご講義の場に向かいました。

セミナー中に同室になったA君は、新入会の頃からよく知っており、色々と相談にも乗ってきていたのですが、初日に気になっている点を伝えた所、これまで抱えてきた不満を一気に言われてしまい、一瞬即発の状態となりました。

その後、深い出会いとなり、セミナー期間中に再結が深められてきてゆきました。

最終日に、A君が先生のところに握手に行きたいので、一緒に来てほしいと言われました。そこで、私もA君の求めに応じて、先生の所に行かせていただくことにしました。

先生は、お一人お一人と肘タッチをしながら、お言葉をかけてくださっていました。

私は少し遠いところにいたのですが、先生は私のところにも来てくださって、手を伸ばしてくださいました。

そこで、

「親族を救っていただいてありがとうございました。」

とお伝えしました。

すると、先生から

「buyanくんが頑張っているからよ、またね」と言って肘タッチしてくださいました。

お車で移動される先生を見送らせていただきながら、あの世の親族もそばに来られていて、親族の皆の感謝のエネルギーが、先生に伝えられてゆくように感じました。

そして特別供養の申込みへ

セミナーが終わってから、この時の先生との出会いを振り返っていったのですが、「またね」とはどういう意味があるんだろうか?と考え込んでしまいました。

これまで、何十回と先生からお声をかけて頂いてきましたが、「またね」と言われたのは初めてでした。

「またね」ということは、続きがあるんだろうか?と思い、万が一・・・、可能性はほとんどないとは思うけど・・・、もしかしたら・・・、先生が特別供養の場で祖父の思いを伝えてくださることがあるのかもしれないと思いました。

もう、八ヶ岳への奉納まで終わったので、特別供養はしないつもりでいたのですが、念のため、初めて東京の特別供養に申し込むことにしました。

セミナー後にもたらされた転換

セミナーから帰った後も、Tさんたちとの厳しい状況は変わらず、結果として私はチームから外れることになってしまいました。

かなり心が動くようなこともあったのですが、その度毎に、合同セミナーで設定した以下の言葉を何度も、何度も心に念じるようにしました。

「本当に大切ないのちは一つ。

本当に大切な心は一つ。

その一つにつながっていれば

すべてはいきいきと

はつらつと

輝き出す」

『新 祈りのみち』 「真に求めるための祈り」 より抜粋

また、先生がお作りくださったGGPの神理実践シートである「本心を知り、人生の目的にアクセスするシート」に何度も取り組み、本音、建前を超えて、本心を探し、人生の目的にアクセスしてゆきました。そして、在宅勤務ができる日は、お昼休みに聖堂に通い、禅定をし、先生、神様、大いなる存在の意図を求めてゆきました・・・。

職場では、私が所属していたプロジェクトに関われなくなったこともあり、私はもう一つのプロジェクトとしての、カーボンニュートラル、SDGs関連のプロジェクトにエネルギーを注ぐことにしました。

時間ができたからこそ、かなりじっくりと調べることができ、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のレポートを読み込んだり、カーボンニュートラルが世界で叫ばれるようになった歴史的背景としての2015年のパリ協定や、COP(締約国会議、国際会議の最高の統治機関)などのことも調べ、まとめてゆきました。

それまで、SDGs関連のプロジェクトは、あまり活性化しておらず、世の中の怪しい情報ソースからの話題が取り上げられたりして、あまり前向きに取り組める状況ではなかったようなのですが、科学的な根拠がしっかりした情報を適宜共有し、誤った情報を修正するようにしてゆきました。

熱を持って伝え続けたのですが、このプロジェクトへの必然性が強まるとともに、チームはどんどん活性化し、ミーティングの頻度も、隔週から毎週開催へ、更にミーティングの時間も1時間から2時間に拡大し、前向きな意見やアイデアが分かち合われるようになってゆきました。

メンバーも次々にプロジェクトで実績を上げた皆さんが参加されるようになり、具体的なアウトプットにつながってゆきました。

四半世紀を超えて魂願の働きへ

私は、もともとは環境問題をなんとかしたいという願いから自動車会社を選んでいたのですが、実際に会社に入ると、環境問題はほとんど取り組まれておらず、会社には建前と本音があるんだなと思い、早晩諦めてしまいました。

しかし、こうして四半世紀を超えて、ようやく環境問題に取り組めるようになり、もともと願っていた働きに、ようやく導かれてきたのかな?と感じています。

助力者が現れ道が開かれる転換へ

私が以前所属していたプロジェクトですが、通常だったら、私のやっていたことは全否定されて、意図していた方向とは全然違う方向に進んでいっても仕方ない状況になっていたと思います。

実際にチームのメンバーは、全力でそのように進めようとしていました。

しかし、私が完成していたマニュアルが現場のエキスパートに好評だったこともあり、それらが業務として実施されるように、上司がTさんたちをかなり頑張って説得してくださいました。

その結果、Tさんとの関わりも少しずつ修復し、一緒に取り組むことになり、20数年来なかったような、現場の開発プロセスを変える結果にまで結ぶ事になりました。

また外部メーカーのエキスパートからのアドバイスをきっかけとして、10数年感じてきた課題の、根本問題が見えてくることになりました。

更に、メンバーからの提案をきっかけとして、課題の解決方法まで見つけられることになってゆきました。

また、私自身はチームから外れて孤立していたかというとそうではなく、上司の上司が直轄のプロジェクトとしてくださり、大きな組織感のプロジェクトも進められるようになりました。

最初にあったマイナスの問題が、次々にプラスに転換してゆくことになったのですが、真に求めるための祈りの一節を念じ続けた結果、助力者が現れ、まさかこのような道が開かれるとは思いもよりませんでした。

改めてセミナーで頂く功徳の深まり

今回、この記事を書くことが遅れたこともあり、セミナーでの気づき、発見がどのようにつながっていったのか、4ヶ月後の果報まで見ることになりました。

それまで、「なんでこんな理不尽な試練が続くのかな?」とか、「なんでこんなに警戒されているのかな?」とか、疑問に思っていた部分も様々あったのですが、今回の記事をきっかけに神理実践シートを深める中で、この半年に起こった試練は、非常に理解のある上司がいなくなる前に私自身が蓄積してきた暗転と向き合うことが呼びかけられ、自律して問題を解決し創造できるように導かれていたことが見えてきました。

現場の皆さんからも重宝がられ、部門を超えて成果が評価され、マネジメントからも信頼されるようになりつつあるんじゃないかと思いますが、建前、本音を超えて、本心に至ることで、ようやく自らの果たすべき働きへと導かれつつあるのかなと感じました。

その起点となったのが合同セミナーですが、一回のセミナーで頂く転換が、決定的であることを実感しました。

まさかの時代、思いもかけない暗転もあるけれども、これまで変えられなかった現実を変えてゆけるチャンスでもあると先生に導いていただいていますが、まさかの時代だからこそ、神理を学ぶ必然を確かにしました。

これから、各地で「高橋佳子講演会」が開催されます。 アフターコロナの未来を切り開く力を、きっと手にされると思いますので、多くの皆さんとご一緒に参加したいと願っています。

2 thoughts on “2022合同セミナー まさかの時代にこそ開かれる未来への扉”

  1. 「真に求めるための祈り」の一節は「迷うとき」の祈りにもあります。これから残りの人生「本当に大切ないのちは先生との友情。本当に大切な心は先生の願い。先生の願いにつながっていれば、すべてはいき
    いきとはつらつと輝きだす。」と訳して折あるごとに確認していきたいと思いました。

    1. Junjino さん、おっしゃるとおりで、「迷うとき」の祈り読み返すと、同じような言葉が使われていました。
      私も「先生、神様の青写真にアクセスします」と、念仏のように唱えて、聖堂で禅定していますが、
      シートの取り組みを深めて、本心に導かれると、魂の願いに本当に導かれるんだなと実感しています。

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