東北復興支援_陸前高田の喫茶店「ぷねうま」オープンコンサート

先日、東北復興のコンサートが陸前高田市で開催され、私もお手伝いとして参加してきました。

私の友人のK君は東北出身で、K君が建設で携わったコーヒーショップのオープン記念として、羽岡さんのコンサートが開催されることになりました。

東北には、できるだけ行きたいと願いながら、ここしばらく行くチャンスを逸してきたこともあり、今回は思い切って参加することにしました。

東北新幹線からレンタカーに乗り継いで、陸路で陸前高田に入りました。

前回訪れたときも、陸前高田は津波でほとんどの建物が流されていましたが、建物はほとんどなく更地がずっと続いていました。

周りにほとんど建物が建ってない中で、ポツンと喫茶店「ぷねうま」が見えてきました。

できたばっかりの喫茶店は、ひときわ輝いて見えました。

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会場に着くと、その場である写真集を見せて頂きました。

未来へ伝えたい陸前高田 という写真集でした

美しい町が、津波にのみ込まれていく生々しい写真が載っていました。

その冒頭に、次のような誌が掲載されていました。

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津波でたくさんのものを失い、言葉にならないような苦しみを経験して、それでもこの土地を心から愛する思いが、心に突き刺さるように伝わってきました。

夕方からのコンサートまで時間があったので、久しぶりに陸前高田の町並みを見に行くことになりました。

最初に、海の近くにあったマンションを見に行きました。

このマンションは壊されることなく、当時のまま残されていたのですが、津波の破壊力がいかに激しいものであったのかが、伝わってきました。

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その後、奇蹟の一本松に向かうことになったのですが、途中には巨大なベルトコンベヤーが建てられていました。

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コンベヤーは、山の方まで続いており、山を削った土を運んできて、盛り土をされていました。

コンベヤーは町全体に張り巡らされており、かなり作業の効率は良くなったと教えてもらいました。

人気があまりないなかで、土木工事は着実に進められていました。

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そうして、奇蹟の一本松に到着しました。

津波によって松林は壊滅状態となっていたのですが、一本だけ奇跡的に残っていた松を保存するために、人口のオブジェに作り替えられていました。

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そして、亡くなられた会員さんが働かれていた「道の駅」にも行きました。

ここも、震災の爪痕がそのまま残されており、痛みが伝わってくるようでした。

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更に、追悼施設や資料館なども回っていきました。

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土地の整備のために多くのダンプカーが走っており、観光客も多く訪ていましたが、建物は売店が少しあるくらいでした。

時間は経って、風景は変わってきてはいましたが、震災の痛みは変わることなく、ずっと蓄積されていました。

震災が起きたときの、写真等にもたくさん触れることになったのですが、その時の情景がありありと蘇ってくるようで、震災の時の痛み、苦しく、悲しみ、絶望といった思いが、自分の心に押し寄せてきました。

こうして陸前高田の海沿いを一通り回って、「ぷねうま」に戻てきました。

土地の抱える痛み、苦しみに共感していく程に、私自身の心も重く、暗くなっていったのですが、その重みに堪えかねていました。

そのような気持ちを抱えたまま、コンサートが始まっていきました。

その場には、演奏者はたった3人しか居ないのに、もの凄いオーケストラで演奏されているように感じました。

そして、音楽の力によって自然と癒されていき、心に光が差し込んできて、コンサートが終わったときにはすっかり元気になってしまいました。

コンサートが終わった後で、ミュージックの方々と親睦を深める場がありました。

その場で更に深く、音楽が持つ力について熱く語り合いました。

今回のコンサートの実行委員のTさんは、それまで音楽というものに対して全く関心がなく、音楽の何がいいのか分からなかったそうです。

しかし、前回、羽岡さんのコンサートに参加されて、大感動されて涙が止まらなくなったということでした。

それから毎日羽岡さんのCDを聴いていると話されていました。

翌日は、午前中と午後の2回に渡ってコンサートが開催されました。

私も、応援するつもりで参加したのですが、羽岡さんの音楽を聴いていて、涙が出て、涙が出て仕方なくなってしまいました。

その場に来られている多くの皆さんは、「レクイエム」、「For You」という曲を聴いて、ハンカチを片手に涙を拭いながら聴かれていました。

きっと、大津波によって、大切な友人や家族を亡くされていたんだと想いますが、その痛みに光が注がれるように歌の歌詞が一人一人の心にしみいっていくのを感じました。

同時に、その光は、その場に来ている人だけではなく、外にも音響設備が設置されて、陸前高田の土地全域に羽岡さんの曲が届けられていきました。

まるで、陸前高田の土地の痛みを癒すように、羽岡さんの曲が光となってこの地域全体に届けられていきました。

是非、この土地の痛みを自分に引き寄せつつ、この曲を深く心に受けとめてみてください。

こうして、陸前高田の土地を愛される会員さんの願いに引き寄せられるように、様々な人や物が集まって、喫茶店のオープンにつながっていきました。

その中心には、常に東北復興を願われ、導き続けてくださっている先生の御心があることが感じられました。

きっと、様々試練もあると想いますが、このコーヒーショップから広がっていく光は、今回のコンサートのようにやがて陸前高田全域に広がっていき、東北復興を果たす拠点になっていくことを感じました。

お食事もできますし、様々なイベントにも使って欲しいということでしたので、陸前高田にお越しの際は是非立ち寄ってみて下さい。

新聞に掲載されたリンクです

尚、2Fのスペースは、プロジェクターや音響を整備し、会議やライブなどに利用できるそうです。

多くの人に気兼ねなく来て欲しいということなので、是非活用下さい。

連絡先は 0192・47・5467

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