2020TL人間学セミナー_思い切ったヴィジョンへのアクセスと変化の予兆

伝研セミナーが終わって、先生から頂いたお言葉から、改めて自分には人間関係のテーマ、弱点があること実感し、なんとかその課題を解決することを願って、業務に取り組んでゆきました。

Contents

先生から頂いたお言葉の職場での実践

先生からは「もっと落ち着いて、一瞬、心を落ちつけて話すことができたら、もう一つ上の仕事をできるようになりますよ」といったアドバイスを頂いていたので、新しい関わりにチャレンジしました。

テレワークで、業務報告の形式が変わり、他の人がヴィジュアルに表現できるようになったのに、自分はテキストデータで限られた分量しかお伝えできなくなりました。

最初は、自分だけ軽視されていると感じ、被害者意識に飲まれたのですが、この試練はもしかすると、このような条件でもわかりやすく伝えるための鍛錬を誘われているのかもしれないと思いました。

そこで、「落ち着いて、落ち着いて」と心に念じ、ゆっくりと丁寧に話してみました。

普段だったら、自分が話した後で、質問されることはあまりなかったのですが、いつもより多く質問があり、それにも丁寧に答えてみました。

ゆっくり話すように心がけて、初めて気づいたのですが、普段は快・暴流であれもこれも話そうとして、空回りして来たんだなと実感することになりました。

「月の心」の菩提心の書写行の深まり

今年は、神理カードも「月の心」 (「新年の集い」で頂ける「菩提心」の祈りの言霊が記された、1年の指針となるカード) を頂いており、書写行も150日ほど取り組んできていました。

祈りを深めてゆくと、これまで快・暴流で伝えようとしても、全然分かってもらえなかったことが、なぜか深く感じられてきました。

こんなに分かってもらえないんだったら、快・暴流での自己主張は辞めて、思いっきり月の心を生きてみてもいいんじゃないかと思えてきました。

それまで、見えないところで陰徳を積む「月の心」は、損をしているように思えてしっくりこない部分があったのですが、他人に評価されなくても、見えないところで闇を照らし続ける「月」って、本当はすごいんじゃないかな?と初めて憧れが湧いてきました。

そこで「思いっきり月の心を生きてみよう」と心を定めて出社しました。

「月の心」を生きようと思った直後に表舞台へ

「月の心」を生きようと心に定めた直後に、管理職のミーティングで、私の業務内容を知りたいと言う声が上がり、私の業務内容も、テキストだけではなく、ヴィジュアルに表現することになりました。

そこで、ヴィジュアルに表現した資料を作って、上司に見てもらったのですが、本当に自分の業務が理解されていなかったことがわかってきました。

相手に重心を移すことで見えてきた弱点

上司との溝を埋めてゆく過程で、なんで自分自身が上司から理解されなかったのか、根本の問題も見えてきました。

自分自身は問題を解決するためのツールのことを詳しく説明するのですが、上司は問題について理解できていないので、ツールで問題を解決することがつながっていなかったことがわかってきました。

相手の側に重心がなく、自分のやりたいことばかり話していたために、伝わっていなかった後悔が深まってゆきました。

「月の心」の実践、周りに照らされる挑戦

またセミナーの直前に、会社の上司と打ち合わせをする機会があったのですが、上司の先輩にあたるSさんに打ち合わせに同席してもえるようにお願いしました。

いつも通りぶつかって理解されなくなりかけた所で、両者の溝を埋めるようにSさんが丁寧に説明くださったのですが、そのお陰様で、さらに話を一歩進めることができ、自分の業務をもっと多くの人に理解してもらうために、わかりやすいフォーマットにまとめる話が進められました。

ちょうど、十五夜の満月が出る頃だったのですが、自分自身は月の心に徹しようと思っていたところ、思いがけず、Sさんによって次の次元へと引き上げていただくことになりました。

こうやって周りの光によって照らされることがあるんだなという感慨を抱きつつ、週末に行われたTL人間学セミナーに行くことになりました。


屋上から撮影した月 x100(Galaxy S20で撮影)
屋上から撮影した月 x0.5(Galaxy S20で撮影)

TL人間学セミナースタート

今回は、職場の問題も解決されつつある途上であり、差し当たって取り組むべき課題もないかな?と思いつつ、会場に向かいました。

オープニングにおいて、先生が映像を収録くださっていたのですが、コロナ禍にあって取り組むべき課題があるとお話しくださっていました。

そして、

「アフターコロナの時代の最先端を切り拓く」

というテーマでセミナーがスタートしてゆきました。

失敗の原因「優位-支配/差別-枯渇/反感」の発見

先生がこのセミナーのために準備下さったシートに取り組んでいったのですが、誘いにしたがって取り組む中で、システムズエンジニアリンググループが解散した時のことが思い出されてきました。

様々な専門分野の違うメンバーが集まって、取り組み始めたのですが、本当にコミュニケーションがうまく取れず、波動戦争がずっと繰り返される中で、成果物がどんどん歪な形になってゆきました。

グループ解散の直前になって、制御の専門家の方は、頭の中が0と1で考える思考になっていて、機械設計の自分とは、かなり根本的な部分での物事の捉え方の違いがあることがわかってきたのですが、違いが理解できてきたところで、解散してしまいました。

当時の自分の心を見つめていったのですが、最初は「歪曲―独尊―孤立」だったのかなと思っていたのですが、よくよく見てみると「優位―支配/差別―枯渇/反感」になっていたことが見えてきました。

「こいつらダメだな、分かってないな」と、思いっきり見下す思いがあったのですが、今の職場で起こしている問題も根っこは同じだなと思いました。

TL人間学セミナーの舞台ではWさんの涙ながらの後悔を話してくださったのですが、社長という立場の方が、あそこまで深い後悔の涙を流されていることに衝撃を受け、自分自身はまだまだ後悔できる境地に行けていなかったんだなと思いました。

そうして、後悔を深めつつ1日目が終わってゆきました。

思い切ったヴィジョンへのアクセスと畏敬の深まり

2日目も、シートの取り組みを深めてゆきました。

先生のメッセージをお受けしながらシートに取り組んでゆくと、いつもよりもグッと深まってゆきました。

そして、未来の青写真にアクセスする取り組みでは、イメージの重要性について教えていただきました。

「人間のまなざし」の御著書の中に、「正念の十灯」という神理があり、イメージが抱く力について、書いてくださったことがあったのですが、改めてイメージの大事さを心におきつつ、こうなったらいいなと願う絵を書いてみました。

研究所で注目度が最も高いテーマをMBSEを使って、下支えしているイメージを描いたのですが、いつもだったら、自己否定や卑屈さから、描けないイメージを思い切って描きました。

そして、受発色の転換についても取り組んでみたのですが、畏敬の念が弱いなと強く思ったのですが、『新 祈りのみち』の「畏敬の祈り」の祈りの部分が心に深く沁み入ってきました。

すべての存在が
本来の重さを尊ばれますように
すべての出会いと出来事が
本来の意味を尊ばれますように。

そう思うと、職場での普段のミーティングで、周りの皆が発言しているときに、「どうしようもない、仕方がない」と、軽く受け止めていたことが思い出されてきました。

自分自身が軽くみているから、他の人からも軽く見られていたんじゃないかと思えてきました。

先生のご公演 ゴールデン・パスへの憧れ

そして、いよいよ先生のご講演の時間となりました。

月刊誌の9月号の「時の羅針盤」に「ゴールデン・パス」(The Golden Path) について、書いてくださっていたのですが、コロナ禍にあって開かれていくゴールデン・パスについて、非常に具体的に説いてくださいました。

普段は、コロナ禍の制約ばかりが目についてしまいますが、この時にしか開かれない唯一の道があるんだと思い、こんな凄い話を聞いてもいいんだろうかと思うような極意を教えていただいたように感じました。

これから訪れる試練が重ければ重いほど、そこに開かれていく道があると思い、逆に希望の方が強くなってゆきました。

そして、実践報告は、大阪の家具の会社のFさんという社長さんの実践でした。

それまでFさんは願いを抱いていなかったらしいのですが、神理と出会うことによって、願いを発見され、その願いに導かれるように会社は試練を乗り越えてこられていました。

神理を学び、願いを発見することで、奇跡のような道を歩むことができるんだと思い、ゴールデン・パスへと導かれるということはこういうことなんだなと更に強い希望を感じさせていただきました。

そして、セミナーの終了後に、GLAのために今年導入した3Dプリンターが具体的に、あるアーティストの方との響働に活用される道が開かれました。ゴールデン・パスのご講義をお受けした日に、道が開かれた不思議を感じました。

ヴィジョンへの更なるアクセスと変化の予兆

セミナー中に、シートの端っこに描いたヴィジョンを、更にIPadで清書し、願いを確かにしてゆきました。

会社の同僚や、仲間にもヴィジョンを伝えて、「本当はこういうことをやりたい」と願いを伝えてゆきました。

当初は、諦める思いが9割位を占めていたのですが、ヴィジョンを描き、願いを分かち合う中で、少しずつ変化が起こってゆきました。

セミナー前に、自分の業務をわかりやすくするために、フォーマットにまとめ直す話が進められていましたが、その後、その内容を課内で報告するチャンスを頂くことになりました。

報告の場には、何とヴィジョンに描いたテーマを実践している方も来られており、自分のやっている技術を理解していただくことになりました。

先生から頂いたアドバイスを胸に、もっと落ち着いて、一瞬、心を落ちつけて話すようにしたのですが、話が分かりやすかったと共感していただけることになり、来年度、次元を上げて取り組む話が進められることになりました。

MBSEで下支えするところまでは、話は進んでいませんが、実現の可能性は50%位まで上がったんじゃないかな?と思います。

一回一回のセミナーによって、その都度、道を開いていただいているように思いますが、先生、神様が開いてくださるGolden Pathへと向かってゆきたいと思いました。

2 thoughts on “2020TL人間学セミナー_思い切ったヴィジョンへのアクセスと変化の予兆”

  1. 私の場合は不安と恐怖から焦ってしまうことがよくあります。そんな時は、内在された偉大な智恵パニャーパラミタとつながるために深呼吸をするようにしてます。
    深呼吸 『今』にまことを 尽くす智恵    junjino

    1. Junjinoさん、深呼吸されているんですね。
      私も焦って、慌てて対応しようとして、失敗していることが見えてきたのですが、止観シートの数が少ないので、基本行ちゃんとやろうと反省してます。
      また、焦って答えずに、質問内容を復唱して確認する癖をつけようと思って、チャレンジ中です。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.