早めに到着し、刻銘碑の側でしばらく休んでいると、何かとても安らかな気持ちになって、不思議な光に包まれているような感じがしてきました。
全てが満たされて、もう何もいらない、あの世の光の世界とこの世の世界の境が溶けてなくなってしまったような、時間が止まってしまったような感じがしました。
後から振り返ると、伝研セミナーに向かって、特別な光が注がれていたのかな?と思ったのですが、アタラクシアって、あんな感じなのかもしれないと思いました。
Contents
コロナ禍に導かれたプロジェクトの目指すべき水準
少しずつメンバーが集まってきて、セミナーの準備が始まってゆきました。
今回は、事前に八ヶ岳に運ぶ備品に対しても、また八ヶ岳にあるゴミ箱や、文房具に対しても、昨年までは全然何も感じなかったのに、ことごとく整理されていないと思えてきて、古いものを捨てたり、新しくリニューアルしたりするようなことが続きました。
コロナの期間に、私自身が、家の中の古いものを捨てて、再生して行ったこととも繋がっているように思ったのですが、後で先生が八ヶ岳に到着してくださって、プロジェクトへのメッセージを収録してくださった時、コロナ禍にあって、敢えてハイブリッドのセミナーにチャレンジする意味や、プロジェクトはプロを超える水準を目指していることなどお話しくださいました。
これまでの蓄積に対して違和感を感じ始めたのも、プロジェクトがこれまでの水準を超えて、新たな次元に入るように誘われていたのかな?と思いました。
導かれるようにもたらされたプロジェクトの滅
プロジェクトの準備を進めながらも、提案させていただいた滅について皆で話し合いたいと思っていたのですが、なかなか時間が持てない状況が続きました。
これまでだったら、強引に時間をとることを提案していたと思いますが、その心を止めて、本当に必要があれば、しかるべき時に取り組めるんじゃないかと思って待つことにしました。
すると、青年のお2人から、滅を深める時間を取りたいと提案いただき、自然な形で、滅を見直す時間がもたれました。
自分のやりたいことを止め、皆の願いに寄り添おうとした時に、転換へと導かれたように感じ、このような道の開き方があるのかと、とても新鮮に感じました。
制約の中でのプロジェクトの出会いの深まり
今回のプロジェクトは、八ヶ岳のセミナーとしては、時間的にはかなり厳しいプロジェクトとなりました。
セミナー自体が日曜の昼から始まって、月曜の夕方に終わるという短時間のセミナーとなっている上に、プロジェクトメンバーの全員が参加者でもあり、基本的にはプログラムに参加することになりました。
そのため、出会えるのは、プロジェクトの作業をしている間や、朝と夜の少しの時間しかありませんでした。
また食事の時間は、マスクを外すため会話もできず、話せた時間は最短のセミナーになったんじゃないかと思います。
ただ、来るときにバスの中からLineで、「孤独感・寂しさに襲われたとき」の祈りを深め、寂しさや惨めさを感じていることを心を開いて分かち合わせていただいたところ、皆さんの方からも心を開いてプロジェクトや営みでの葛藤を分かち合ってくださる方もいらっしゃり、深い出会いを頂くことになりました。
神理実践シート取り組みの限界の表面化
働きを担いつつも、それぞれ神理実践シートを深める時間はとってゆきました。
これまでも何度も取り組んできた、「歪曲→独尊」についてシートに取り組んだのですが、「これじゃない」というもやもやした気持ちが残りました。
来る時にバスの中で取り組んだシートや、営みでの恨みが浄化された感覚からすると、昔に戻ったような感じがしました。
これまで以上に転換できる余地があるのに、限界を超えられない葛藤を抱きつつ、1日が終わりました。
早朝にもたらされた地上の星での神理実践シートの深まりと奇跡のような出会い
翌朝、予定より2時間近く早く目覚めてしまい、前日のモヤモヤを解消すべく、地上の星で神理実践シートに取り組むことにしました。
営みでの15年来の捻れた関わりの浄化が大きかったので、プロジェクトでも同じような関わりについて取り組もうと思い、お2人との関わりについて書かせて頂きました。
自分の中では見たくなかった失敗でもあり、このお2人のことは取り組んではいけないと思っていたのですが、初めて取り組んでみました。
すると、隠れていた恨みの思いが出てきて、改めて関わりが捻れていたことを発見したのですが、呼びかけを受け止めてゆきました。
すると、思いがけず、この試練は自分にとっては必然であり、試練があったからこそ、すでに出来上がった道の上を歩くのではなく、新たな道を切り開くように導かれていたことが見えてきました。
プロジェクトでの恨みの思いも、スッキリとした感謝の思いに転換し、最後に地上の星の中心で禅定させて頂こうと思い、移動し始めたところ、何とシートに取り組んだお1人が階段を上ってこられました。
いつもはちょっと避けるような気持ちがあったのですが、素直に挨拶を交わすことができました。
偶然このような出会いをいただいたとはとても思えず、本当に神様に導かれての歩みをいただいているんだなと深く納得しました。
伝研セミナーでの先生のご講演
そして、いよいよ先生のご講演となったのですが、先生は人生祈念館でご講演くださいました。
自分にとっては、宗教と文明の関係についてお話しくださったことが大きく、先生が神理を世界に広げようとしてくださっていることも、人類の文明をあるべき方向へと導く、宗教の本来の働きをGLAに現そうとしてくださっていることが感じられてきました。
1995年の青年セミナーで、「魂文明を創造する」とお聞きしたときに、大変な衝撃を受け、意味もわからず先生についてきたのですが、その意味がつながっていったように感じました。
ご講演が終わり、今回はコロナ禍でもあるし、先生とお会いできないのは仕方ないと思っていたのですが、なんと最後に、先生は大講堂に来てくださることになりました。
そして、先生は会場に到着されて、お1人お1人と出会いを重ねてくださいました。
私自身はプロジェクトでずっと後ろの方にいたため、お会いできたらいなと思いつつも、今回は無理だろうなと半ば諦めて、この場に居させていただくだけでもありがたいと思って、出会いを見せていただきました。
先生は中央まで来られて、最後の挨拶をしてくださったのですが、さらにその後、この場で誕生会をもってくださることになりました。
コロナ禍にあってそこまでしてくださるんだと、ありがたい気持ちになったのですが、私もご一緒に誕生会の場を見せていただきました。
コロナ禍でもあるため、ケーキの火を、息を吹きかけて消すかわりに、手でつまんで消した後で、舞台に呼ばれた誕生日を迎えたみなさんにお声をかけて行かれました。
その中で、過去世のことにも触れてくださったのですが、「ガリラヤの地で」とお話しくださった時に、本当に当時の空気が蘇るような感じがしました。
自分ではよく分からないけど、やっぱりイエス様に過去世、会っていたんじゃないかな?と思いました。
その後、先生は異言で語りかけてくださったのですが、何か衝撃波に打たれたように感じて、魂深くの情動が呼び起こされるように感じました。
ただ、今回は、深い後悔の情動や、異言が溢れて来ることはなかったのですが、先生が「地上の星に行きましょう」とお話しくださったことが、強烈に響き、訳も分からず「約束の場所にいかなければ」という思いが刻まれてしまいました。
自分は誕生日でもないし、プロジェクトの片付けの働きもあるし、行ったらまずいんじゃないかな?という懸念もあったのですが、「行かないといけない」という直感の方が強くあり、そのまま会場を飛び出してしまいました。
地上の星での先生との約束の出会いへ
外に出ると、丁度、TL医療のK先生がいらっしゃいました。一緒に迷いつつも、地上の星に向かうことになりました。
ただ、先に着いてしまったようで、写真撮影のスタッフの皆さんがスタンバイされていました。
本当にここでよかったのかな?と思いつつ、待っていたのですが、向こうから一団がゆっくりと地上の星に向かってきました。
よく見ると、人混みの中に、先生がいらっしゃり、お1人お1人と出会われながらゆっくりと歩いて来られていました。
地上の星では、同時に写真撮影のための準備が進められていったのですが、写真の枠に入るようにするために、立ち位置を指定されることになり、いつの間にか最前列の中央近くに立つことになりました。
待っていると、ゆっくりと先生が歩いて来られたのですが、入れ替わり立ち代わり、会員さんが先生と出会いを深められてゆきました。
写真撮影が終わった後も、先生はずっと出会いを重ねて行かれたのですが、丁度並んでいたところの前を先生が通られることになりました。
私は、シートへの取り組みを通して、長年抱えてきた恨みが浄化されてきた感謝をお伝えさせていただきました。
すると先生は、
「buyan君は、技術力もあるし、エネルギーもあるし、でも人間関係が、交流がねちょっとテーマがありますね。
だから、もっと落ち着いて、一瞬心を落ちつて話すことができたら、もう一つ上の仕事をできるようになりますよ。
家族との関わりも変わってきたわけだし、ねー頑張りましょう。」
といったことをお話しくださいました。
自分は、ちょっとご挨拶ができればいいかなと思っており、そんなに色々お話ししてくださるとは思っていなかったので、驚いてしまったのですが、本当に先生はずっと見守って、導いてくださっているんだなと思いました。
その後も、先生が出会われている様子をずっと見せていただいたのですが、最後お見送りのために列を作ることになったので、並ばせていただきました。
コロナ禍で握手ができないので、先生はお一人お一人と腕をクロスしながら歩いて来られました。
私は、自分の未熟のために、先生にお応えできて来なかった後悔が溢れてきてしまったのですが、頭を垂れて、後悔を生き直させて頂きますという気持ちでクロスさせて頂いたのですが、先生は思いの外、強く押してくださったように感じました。
先生は、自分の後悔と願いを、深く受け止めてくださっていることを深く感じたのですが、後悔を願いに結んで、生き直してゆきたいと思いました。
科学のミーティングでの先生から頂いたアドバイスの深まり
セミナーが終わって、科学チームでのZOOMミーティングがありました。コロナ禍にあって、科学チームとして出会いを深めてきていました。
伝研セミナーでの体験や、先生との出会いを分かち合わせていただいたのですが、先生からいただいたお言葉を分かち合った時に
「さすが先生。buyan君は、最近昔よりは大分良くなってきたけど、ミーティングの時に、主語と述語が繋がっていなくて、話がどんどん飛ぶから、結局何が言いたいのか、分からないことが多かったのよね。よかったねー。」
と言って頂きました。
また、もう1人からも
「話が分からないことがあったけど、分野が違うからなのかな?と思っていたけど、そういうことだったんだ」
と言われました。
そんなにひどかったんだと、ショックを感じつつ、改めて気づかせていただきました。
関わりの弱点の発見と開かれた新たな次元
思い返すと、職場の同僚からも、「主語と述語がつながっていないから伝わらない」と、切磋琢磨をいただいたこともあったのですが、軽く聞き流していました。
また、在宅になって通信の不安があったため、かなりゆっくりゆっくり話すと、いつもよりちゃんと話が伝わっていると感じたことがあったのですが、いつもは早く話しすぎていたのかな?と思ったことがありました。
でもまさか、自分にそんな大きな問題があるとは思っていなかったため、自分を変えようとするインパクトにはなっていませんでした。
振り返ると、自分自身は、幼い頃に折檻を受けて育ち、何を言っても「屁理屈を言うな」と言われ続け、「どうせ自分の言うことなんて誰も聞いてくれない」という他者不信、自己不信の思いが根底にありました。
そのこともあって、迷惑をかけないように、短く話すようにしていました。
しかし、短か過ぎて、意味が伝わっていなかったんだと思います。
また、話していると次々に話したいことが溢れてきて、話す内容が変わるため、聞いている側からすると、何を言いたいのか分からなくなっていたようです。
自分の中では、「こんなに大事なことを話しているのに、何でわかってくれないんだろう」というストレスばかりが大きくなっていたのですが、大事と思えば思うほど、理解されない悪循環が生じていたようです。
最近、あるプロジェクトで、快・暴流の方が、次々に話すことが変わってしまい、とりとめがなくなってしまう様子を見せていただいたのですが、自分もこれをやっていたんだ!と初めて気づきました。
こうして先生にいただいたお言葉から、自分の弱点の発見が起こってきたのですが、先生のアドバイスを胸に、できるだけ落ち着いて、ゆっくりと丁寧に説明するようにしました。
すると、自分のやってきた技術を、会社の偉い方たちにお話する機会を、次々にいただくことになったのですが、その結果、話が分かりやすいと評価されることになり、次なる次元の仕事へとつながってゆきました。
伝研セミナーから早3ヶ月ほど経過していますが、きっと先生には、自分には全く見えていない、100手くらい先までのドミノ倒しのような転換の連鎖が見えられていて、あのお言葉を頂いたのかなと感じました。
先生に導いていただいている恩恵の深まり
プロジェクトにおける滅として、「神理実践シートに取り組み、1人ひとりが宿命の洞窟の無限回廊を脱出し、運命の逆転を起こし、使命の地平での宇宙との響働―アタラクシアの境地に向かう」と、定めていたのですが、改めて振り返ると、本当にそのような転換へと導かれるセミナープロジェクトを頂いていたのかなと思いました。
一回のプロジェクトは一転生とお聞きしていますが、本当に一転生に匹敵するような、大きな転換を頂いたように感じました。
先生と同じ時空を生き、導いていただいている恩恵を刻みつつ、コロナ禍における更なる神理実践へと向かってゆきます。
先生に直接お会いしてお言葉を頂く機会の皆無のような末端の私は、イラッ!とか、ムッとか、ハア?とか、エ~ッ!とか感じる出来事に遭遇した時に先生から『止まりなさい』『改めなさい』『担いなさい』『超えなさい』とのメッセージがきたなと思うようにしてます。
Junjino さんも、先生と出会える確率がかなり高いので。八ヶ岳のセミナーに行けるといいですね。
でも、改めてJunjinoさんのコメントを読んで、先生、神様は常に会員さんの側にいらっしゃるんだなと改めて思いました。