2018かけ橋セミナーPJ_試練に次ぐ試練 ウイズダム実践による運命の逆転の始まり

予想外に大きかった試練の呼びかけを受けとめつつ、セミナー初日の展開がいよいよ始まっていきました。

Contents

「正見のまなざし」の御経文、誓願の取り組み

朝のプロジェクト集会が終わってから、正見のまなざしの御経文の拝受の時間が持たれました。

私も、この十数年、取り組んできていたのですが、今年になって御経文を紛失していたことに気づきました。

どうしても見つからず、相談したところ、願いの書を出せば、再度拝受を頂けることを教えて頂きました。

そこで願いの書に取り組み、改めて誓願に取り組んで、御経文をお受けすることになりました。

先生から伝承頂く一つ一つの神理は、シンプルで美しいのですが、その極意はどこまでも深く、到底理解できるものではないと感じており、「正見のまなざし」の御経文についても、そのかけらでも体得したいと願っている神理の一つです。

十数年の時を経て、改めて御経文の智慧を体得する事への願いと必然を明確にして、セミナープロジェクトの具体的な働きが始まっていきました。

炎天下、過酷な働きの本格始動

そして、いよいよかけ橋セミナーが始まっていきました。

気温は、34度近くまで上昇し、熱中症のリスクも上がっていきました。

生活環境チームは、シャワーやお風呂、トイレの備品の補充、子供達が学ぶチャレンジングエンジェルス教室(CA教室)の掃除、広場のテーブル拭き、ゴミの回収、様々な働きがあり、要請に応えていったのですが、ルーチンの働きに加えて、熱中症対策の働きも追加となりました。

次から次に生じる働きの要請に応えるために、L(リーダー)、SL(サブリーダー)も全員、最前線に出て要請に応えてゆくことになりました。

生活環境チームが担当するエリアはかなり広大で、南の端にあるゴミステーションまで、車で片道5分程かかってしまいます。歩くと20分、往復するだけで40分ほどかかります。

そのため、効率よく作業を進めるために、4つの班に分かれて分担していたのですが、働きによってボリュームの違いがあり、時間内に作業が終わらない班も出てきました。

ようやくはたらきが終わって、一段落付いて休もうとすると、「〇〇でゴミが一杯になったので回収して下さい」と連絡が入り、結果として殆ど休みなしで働き続けることになりました。

3000名の参加者となるセミナーが開催されているため、ゴミは常に増え続け、いつ一杯になって連絡が来るか分からず、不安な状況を抱え続けることになりました。

「正見のまなざし」による学びの深まり

参加者が大講堂で学ぶプログラムが始まると、プロジェクトのはたらきは一旦落ち着き、「正見のまなざし」の研鑚の時間を持つことが出来ました。

研鑚チームに来て頂いて、チームで起こった事件について、じっくりと皆で取り組んで深めることができ、新しい気づき、発見を頂かれた方も多くいらっしゃいました。

私たち、生活環境チームも、研鑚を通してエネルギーをチャージして、更なるはたらきに向かっていったのですが、炎天下の中、過酷な作業は続いていました。

肉体的限界ギリギリの中でのプロジェクト

チャレンジングエンジェルス(CA)の学びが終わり、夜遅くからお風呂誘導のはたらきとなったのですが、肉体の疲労は限界に近づき、歩きながらフラフラして真っ暗な夜道で足下が見えず何度か転びそうになりました。

お風呂の誘導、シャワー誘導まで全部のプロジェクトが終わって、夜中の1時過ぎにようやく皆で集まることが出来ました。

各チーム毎に後智慧に取り組んで頂き、その後、L、SLとターミナルが一緒になって、全体の後智慧に取り組むことになりました。

後智慧――初日のチームからの呼びかけの受信

様々な事件が出ていたのですが、各チームかなり限界ギリギリの所で闘われていたことが伝わってきました。

そして、

・チームがバラバラになってしまった。

・報連相ができずに、誰がどこにいて何をしているのか分からない。

・全体がどうなっているか分からないけれども、来る働き来る働きに応えつづけて疲れてしまった。

そして、

・響働したいのに響働できなかった

という声が沢山ありました。

そして、班によっては波動戦争が起きているチームも出てきていました。

その声を受け止めていると、悲しくなってきてしまって、「もう無理、限界」という思いがどんどん強くなっていきました。

問題解決の主体者は?

最初、この問題に対して、「Oさんと、YさんのL、SLの響働が課題ですね」と本気で思ってお伝えしてしまったのですが、「あなたもでしょう!」とターミナルに言われてハッとしました。

自分の中では、主役はOさんとYさんという思いがあり、自分は部外者だから関わってはいけないと、卑屈さ故に自己限定していたことが見えてきました。

「そうか、自分も主体者だったんだ」と思い直し、この現状を解決するために、改めてL、SLのウイズダムを取り組むことを提案させて頂きました。

ウイズダムによる問題の構造の把握

それぞれの暗転の因についても語り合ったのですが、Oさんも、Yさんも不安で一杯になられていたことが見えてきました。

Yさんは何でも分かっていて、導いて下さっていると、どこか依存する思いがあったのですが、驚いたことにYさんも不安を抱かれていました。

誓願の自戒には、以下のように定めていたのですが、私自身もまさにこの思いに飲み込まれそうになっていました。

・逃げない、捨てない、あきらめない
・強さに依存しない

そして、L、SL全員が苦衰退になっていたのですが、その恐怖心がチーム全体に伝搬し、恐怖ゆえにずっと休まずに働き続け、疲弊してきたことが見えてきました。

内外エネルギー交流の全体像が観えてきたのですが、それぞれ因の転換として、菩提心を定めていきました。

ウイズダムによる暗転のエネルギーの転換

すると解決に向かうエネルギーが流れ始め、この状況は、何としても転換しないといけないという思いが溢れてきました。

そして、誰がどこで何をしているか把握する、管理体制を構築することを提案させて頂きました。

そして、ウイズダムの滅として、

・メンバーさんが、このチームで響働できたねという喜びが溢れる場となる
・チームとの報連相+コミュニケーションを良くし、チームの誰が、どこで、何をしているのかを把握し、必要な場所で必要なはたらきができるようにコーディネーションする。

と定め、神理実践を改めて、再起動していくことになりました。

アクションプログラムの転換

1日目は、LのOさんがスケジュールを作って下さっており、それに依存していたのですが、事態は刻々と変化しており、スケジュールを一日に一度配る運営の限界が見えてきていました。

そこで、2日目はホワイトボードに情報を全部書き出して、状況の変化を把握して、新しい作戦を作り続ける、作戦本部機能を作ることになりました。

リソースとして、3台車があったのですが、使っている本人以外は車がどこにあるのかも分からない状況となっていました。

そこで、車がどこにあるのか、ホワイトボードに記入するようにし、3台の車がどこで何をしているのか、把握できるようにしました。

そして、LのOさんと、私は作戦本部に常駐することにし、逐一各チームの状況をホワイトボードに書き込んでいくことにしました。

L、SLを起点としたチームの再起動

2日目朝、チームの皆が集まったときに、全部の情報をホワイトボードに集約していくことをお伝えしました。

また、チームを超えて、助け合い、響働していく願いを分かち合いました。それまで、チームによって働きの負荷が違うことに対する不満もあったのですが、皆で助け合って課題を解決する原則を立てさせて頂きました。

そしてグループのリーダーさんには、メンバーさんの状況なども、積極的にインカムで分かち合って欲しいとお願いしました。

現場に出て働いていないと、何かサボっているような罪悪感もあったのですが、全体の調和のために焦る心は一旦止めて、作戦本部の働きを模索していきました。

すると、思いの他、調整事項が多くあることに気づき、一つ一つの調整事項も着実に調整し、チームで解決するようにしていきました。

また、それぞれの働きの進捗状況を教えて頂き、早く終わったチームには、遅れているチームのサポートに行って頂くような調整もさせて頂きました。

また、車が必要になったチームには、車で応援に行ってもらうようなコーディネーションもさせて頂きました。

それまで、インカムから伝わってくる情報は、圧迫でしかなかったのですが、インカムから伝わってくる内容は全体を把握するための重要な情報源に変わっていき、必要な調整を次々に打ち出していきました。

ターミナルからの急な要請が入ることもあったのですが、皆で相談し、少ない労力で最大の成果が出るように工夫していきました。

手が空いたら、部屋の浄化に努め、皆さんが戻ってきたときにはコールドスプレーで冷やして差し上げたり、冷たい飲み物を提供したりするような、下支えの働きに尽くすようにしました。

すると、チームを超えて助け合うよう原則が更に強化され、響働が生まれていくことになりました。

頭痛との葛藤

こうして、新たな挑戦をし続けていたのですが、2日目の午前中くらいからドンドン頭が痛くなってきて、吐き気までするようになっていきました。

我慢しながら何とか耐えていたのですが、とうとう耐えきれなくなって少し横にならせて頂きました。

横になりながら、このまま死んでしまったらどうなるんだろうと考えたりしたのですが、自らの命、使命と向き合う時間となりました。

1時間ほど気を失うように寝てしまい、しばらくして目が覚めると、丁度、劇が始まる時間となりました。

休息がとれたお陰様で、すっかり体力を回復し、劇も最初から最後まで集中して見せて頂き、先生のご講演もお享けすることができました。

ご講演が終わると、次のプロジェクトのはたらきがあり、早急に打ち合わせに行くことになりました。

CAと先生との出会いをずっと見せて頂きたかったのですが、お風呂誘導の打ち合わせへと向かいました。

一日が終わって、その日の最後も、全体で振り返りの時間を持ったのですが、前日とは打って変わって、響働の喜び、チームを超えて支え合えた喜び、そしてシートを通しての気づき発見、劇と先生のご講演を通して頂いたユニバース体験の話など、喜びに溢れた場に変わっていきました。

ただ、メンバーさんの中には、あまり発見がないという方もいらっしゃいました。

セミナー2日目後智慧 更なる苦・衰退との対峙へ

一旦皆さんが帰られた後で、更にL、SLで残って、2日目の後智慧に取り組ませて頂きました。

後智慧の後で明確になった課題を解決するために、更にウイズダムに取り組もうとして、翌日の到達目標のイメージを共有したところ、Lからは、「よく分からないので、どうやって進めるかお手本を見せて欲しい」と言われてしまいました。

3日目の展開を通して、LのOさんと共に、どうやって因の転換をして、最終日の大切な場を担ってゆこうかと考えていたのですが、そのプレッシャーの矢印が、思いがけず私自身に向けられることになってしまいました。

そこで改めてウイズダムに取り組んだのですが、最終日の大切な出会いの青写真に対して、このままでは具現できないという恐怖心があることが意識化されました。

その心を「太陽の心」の菩提心に転換し、お一人お一人の仏性を信じ、一切をお導き下さる先生の御心に托身します。

と中心軸をたしかにしました。

先生、どうぞこの場をお導き下さいという祈り心が溢れていきました・・・。

そして、最終日の到達目標として

・お一人お一人の、セミナーでの体験と、神理実践での転換を通しての功徳が意識化され、更なる因の転換へのチャレンジへと結ばれていく。

とし、まだ発見がなかったという皆さんにも発見が訪れる願いを確かにし、最終日の出会いに向かいました。

(続く)

3 thoughts on “2018かけ橋セミナーPJ_試練に次ぐ試練 ウイズダム実践による運命の逆転の始まり”

  1. 作戦本部が作られて、コーディネイターからの指示があるととても助かります。だけどそうではない状況だとしても、その中で自分自身のあるべき態度と心を模索しながら、苦しみや辛さを背負って歩くのも最近好きになりました。

    1. Junjinoさん。
      因縁側人類の境地「苦しくても幸せ」を実践されているんですね!コメントありがとございます。

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