人生祈念館 モザイクプロジェクト 「地上の星」と「天上の星」に込められた神意

こうして二日間のモザイクプロジェクトは、忘れられない出会いを重ねつつ、終わっていきました。

作業をしている途中で、プロジェクトのリーダーであるUさんから、先生にご示唆頂いている、このモザイクに込められた深いいのちについても、教えて頂きました。

「地上の星」に表現されている、ビッグクロスと六力の関係、人生祈念館にある「天上の星」と「地上の星」との関係・・・。「地上の星」が象徴している複数の意味・・・。

Uさん御自身も、モザイクに込められた深いいのちとそのスケールの壮大さに圧倒されるような思いで、青写真にアクセスされているということでした。

GLAには円環的人生観という眼差しがあり、人間は永遠の生命である魂として転生を繰り返す存在とされています。

EnkanJinseikan

「GLA HP 講演会・研修>世代別の研修」 より抜粋

誕生の門を通ってこの世界に生まれてきて、少年期、青年期、壮年期、実年期、老年期、と人生を歩んでいくのですが、永遠の生命である魂にとって、全ての時期にかけがえのない意味があるとされています。

転生かけて果たしたい願い「魂願成就」と、その願いを壊す「カルマ超克」を深めながら、何度も転生を繰り返す中で、進化成長し続けていくのが魂であると捉えられています。

そして、人生祈念館には、この円環的人生観が表現されているとお聞きしてはいたのですが、モザイクもその中に含まれていることを知り、あまりのスケールの大きさに言葉もなくなってしまいました。

先生がお説き下さっている、あらゆる神理が結晶化しているように感じました。

先生は、モザイクの形状について、実在界から天使が来るときに、このような光のゲートを通ってくると話されていましたが、すごい天使が先生の所には来られているんだろうなと思いますが、先生への遙かな憧れも改めて深まっていきました。

Tijonohoshi

Tijonohoshi

たった二日のプロジェクトだったのですが、試行錯誤しながら、石工の皆さんとご一緒にモザイクを作れたことが、本当にありがたかったという思いが溢れてやみません。

この人生で果たしたかった、一つの大切なプロジェクトだったのではないかとさえ思います。

100年後、1000年後、年間何千万人という方々が世界中から訪れる、地上での最高の聖地具現のプロジェクトとなったのではないでしょうか。

そうなるように、私も1000年続くGLA共同体を支える礎となって参ります。

最後に、帰省のタイミングではないのに、珍しく母から電話がかかってきました。

聞くと、生活実践の皆さんが同伴して下さり、ウイズダムを書くことが出来たということでした。

内容を聞くと、体がしんどいという話しだったのですが、母は朝の3時に起きて、行をやって、家の掃除や、庭の草むしりなどを3~4時間ほどやって、朝食の準備をし、その後靴屋に行って朝9時から夜の9時まで働いて、家に帰って夕食を作って休むような生活を365日休むことなく続けていました。

疲れて、仕事中に眠くなる自分を責めていたのですが、それは、働き過ぎなので、まずは休んで疲れをとる必要があるとアドバイスをもらったということでした。

母に、掃除をしているときの気持ちを聞くと、いくらやっても終わらない仕事に対するイライラ感を常に感じながらはたらいているということで、私の受け止め方のルーツは母から流れ込んできたものであったことを改めて感じました。

GLAでは、心が作られる要素として三つの「ち」として血、地、知があると言われていますが、両親からの影響は「血」にあたります。

「血」の影響について、更に深く見つめていったときに、幼い頃のお手伝いをしている時のことが思い出されました。

私は、幼稚園の頃から家の手伝いをさせられていました。

洗濯物をたたむお手伝いをしていたときに、どうやってたたむのか分からず、しかし、たたみ方が上手くないと、母に怒鳴られ、折檻をうけていました。

そのため、母の怒りへのものすごい恐怖心を感じながら、でも上手くたためないことへの苦痛を感じながら、泣きながらお手伝いをしていました。

皿洗いも、風呂掃除も、玄関掃除も何でもやらされていましたが、全て苦痛でした。

友人に掃除をするときの気持ちを聞いたところ、綺麗になるのが嬉しくて、掃除をしていると言っていました。

掃除をするにしても何をするにしても、苦から始まる自分にとって信じられないと思いましたが、それが「血」の影響なんだと改めて思いました。

きっとお掃除をすることで、褒められて育った人と、怒られながら育った人では、まったく異なる受け止め方になっているんじゃないかと思います。

また今回、私自身に発見が起こっていたときに、母にも同じような転換が起こっていたことが分かったのですが、GLAでの研鑽を通して頂く発見や気づきによる功徳は、見えない次元を通じて、一族全体にまで及ぶことを感じました。

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