人生祈念館 モザイクプロジェクト 石工の皆さんとの出会いと匠の技の伝承

前回は、草むしりを通して頂いた発見を分かち合わせて頂きました。

怒りながら草むしりをしていたことを書いたのですが、数名の友人から記事が面白かったと笑われてしまいました。

Facebookにもアップしているのですが、「いいね」の数は30を超えて過去最高で、面白いということが広がったようです。

自分としては、面白い記事を書くつもりは全くなかったのですが、他の人から見ると煩悩は笑えるようなことを一生懸命やっていることもあるんだろうなあと改めて思いました。

まじめに間違うのが煩悩なんでしょうね。((^▽^))

さて、草むしりの後で、近くの有名なお蕎麦屋さん(藤野屋)で食事をしてから、石工の皆さんに合流し、モザイクのお手伝いを始めました。

石工の皆さんは、モザイクに集中されていることもあって、たくさんの砂袋や、セメントの袋、石の切れ端を入れた袋などが、散在していました。

そこで、まずはお掃除に取り組んでいったのですが、作業を始めると今度はゴミに対して怒りが湧いてきました。

一度、敵だとフォーカスされると、他の物が見えなくなって、一点集中して強引に突破口を開けていく、いつものパターンに陥りそうになりました。

今にして思うと、自分が何かしようとする動機のかなりの部分が、怒りの心が土台となっていることが分かってきました。

仕事も同じで、様々な問題に対して、理不尽な試練に対して屈することなく巻き返すようなイメージで進めてきました。

あまりに自然なので、発見できなかったのですが、この回路でかなりのエネルギーのロスをしてきたんだと思います。

先生から鍛錬合宿でいただいたアドバイスの意味が、深まり続けている最中なんですが、本当に私のテーマのかなり核心の部分を貫いていたことが、実感されてきています。

まさに、無自覚な繰り返しを生み、魂の願いを壊す「カルマ」そのものをご指摘頂いたんだと思います。

しかし、このとき「ちょっと待てよ」がかかりました。

怒りの心でゴミを掃除するのは、草むしりの時と同じだと気づき、このままでは、怒りの心で聖なるモザイクの場を汚してしまうと直感しました。

そこで、Eさんのアドバイスの通り、怒りを止めて無心に作業に集中することにしました。

すると、モザイクの周りにあった物がどんどん片付いていきました。

次のステップとして、モザイクの中の整理や、掃除などもさせていただきました。
さらには、セメントへの下塗りや、モザイクを設置するところまでやらせていただきました。

石工の皆さんの作業を邪魔してはいけないと気を使いつつ、できるだけはみ出して作業を進めていったのですが、徐々に作業の範囲を広げていくことが出来ました。

一心不乱にお掃除に集中していった結果、あっという間に時間は過ぎていき、作業によって疲れるのではなく、逆に心にエネルギーが充填されていくようにさえ感じました。

一日目の終わりには、モザイクの周りが綺麗になり、ワークショップのメンバーを迎え入れる準備が出来たと大変に喜んで頂きました。

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そして、一日目の作業の後で、石工の皆さんの食事の場に呼んで頂けることになりました。

お食事は、石工の皆さんが交代で作られており、食事にも職人としての技が光る、おいしい中華料理や、会員さんからの差し入れを頂きました。

石工の中に、齢75才のHさんがいらっしゃいました。

石を割る道具も、元々は、全てHさんが発案されたものであり、Hさんはモザイクの道具以外でも、食事の箸や、身の回りの物も全て御自身で作られた物を使われていました。

そして、今回のプロジェクトのリーダーであるUさんに石の割り方を教えたのもHさんであり、この40年間近く全国で400点ほどの作品をこのグループの皆さんで、作ってこられてきたということでした。

また、オリジナルの石割道具があるために、今回の直径15mに及ぶ巨大な作品であっても、機械を使わず、全て手作りで作れるのもこのグループだけということでした。

約3ヶ月ほどかかって作ってこられた、今回の作品がようやく完成間近となっていました。

Uさん以外は、ほとんどGLAの会員さんはいないらしいのですが、晩酌しながら、自然とGLAに入会して人生観が全く変わったことなどを話していました。

Hさんも生い立ちが厳しかったことなどを自然と話して下さいました。

そして、話しが深まる中で、匠としての技の伝承について教えて頂きました。

「教えすぎると、相手から甘えが引き出されるので、逆に技術が身に付かなくなる」

「探究心や洞察力が引き出されるように関わることが大事」

「答えをわかっていても、敢えて教えずに見守り、本人が自分で発見していけるように関わることも大切」

など、技の伝承における極意を教えて頂きました。

私自身、会社でも教育のプロジェクトをやってきたのですが、時には教え方が厳しすぎるとご指摘を受けることもありました。

しかし、こうして改めて、匠の道を究めてこられた大先輩のお話をお聞きして、技術の伝承においては、厳しさも時には大切であることが分かりました。

教える側も、教えられる側も、それぞれが最善の努力を重ねながら、啐啄同時で技術の伝承をしていくことが最高の教育ではないかと感じました。

そう思うと、私自身、鍛錬合宿で先生から頂いた一言からずっと深い気づきが起こり続けているのですが、過去世から、来世への転生の歩みを受けとめつつ、最も必要なタイミングでカルマの超克に必要な言葉をかけて下さる高橋先生こそ、人類最高の教師であることを改めて感じました。
遙か彼方ではありますが、先生に倣って行きたいと改めて思いました。

「人生祈念館 モザイクプロジェクト 石工の皆さんとの出会いと匠の技の伝承」への1件のフィードバック

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    皆さんで汗して製作される「地上の星」早く見たいです。いつになるかなー ブラジルより

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