The GATE SRSへの参加を通して、後悔を深めることを通して、次なる次元の扉が開かれていくことを教えて頂き、もっと深く後悔できるようになりたいと考えるようになりました。
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青年塾の場での後悔ができないテーマの浮上
会社での事件に対しては、自分の未熟によってこうさせてしまったと、深められるようになってきたのですが、自分にとってのもう一つの柱である、GLAのプロジェクト活動について、特に青年塾の場での活動について不思議なほど後悔ができていませんでした。
昨年、先生の御退場時にお声をかけていただいたときに、青年塾での出会いの話をしていただき、力を合わせて後智慧することの大事さを伝えて頂きました。
せっかく声をかけて頂いたので、青年塾の後智慧に取り組もうとしたのですが、煙に巻かれてしまったように何も見えなくなってしまい、ほとんど後智慧が進みませんでした。
私は、1994年に19歳でGLAに入会したのですが、間もなく青年塾が発足し、そこから約20年の間、青年塾を中心にGLAのプロジェクト活動をしてきており、GLAの活動の約80%が青年塾となっていました。
そのため、青年塾時代の後智慧を深めることは、非常に大切なはずなのですが、深められないまま、ここまで来てしまっていました。
GGPのシートを通しての後智慧へのチャレンジ
後智慧が深められない葛藤を抱えつつ、12/24のGGP(グローバルジェネシスプロジェクト)の御講義に参加したのですが、先生は新しいシートを作ってくだっていました。
このシートを介在に、青年塾時代の後智慧を深めようと思い、取り組み始めました。
頂いたシートの冒頭に「運命の逆転」の道を歩むと書いて下さっていたのですが、「運命の逆転」の御著書の反芻をしつつ、シートに取り組んで、青年塾時代のことを後智慧することにしました。
また、総合新年祈りの集いで、合唱の働きを頂けることになり、これは取り組みを深めるチャンスだと思い、合唱のプロジェクトに参加しながら取り組んでいきました。
シートで見えてきた「自分は頑張ってきた」という執着
最初に、重い困惑を抱えた青年に関わっても、なかなか光転せず、ニヒリズムを深めてしまったこと。
また、青年塾を卒業したメンバーに先生が出会って下さったときに、自己主張をしてしまったことなどが思い出されてきました。
その出来事の背後にあったカルマを見つめていったのですが、青年塾に対して強い思い入れ(執着)があり、その未熟を認めてしまったら、自分の全てが否定されることになってしまうという恐れがあり、振り返られなかったことが見えてきました。
同時に、先生、神様の救いが、名もなきGLA会員お一人お一人に具体的に注がれていることが感じられるにつれて、自分は先生、神様の御心が分からないまま、自力で何とかしようとして、限界を作っていたことが見えてきました。
更に2枚目、3枚目とシートに取り組みを深めていくと、自力で何とかしようとしてきた背景に、3つの「ち」があり、宿命の洞窟でがんじがらめになっている心がはっきりと見えてきました。
きっと幾転生も、この宿命の洞窟の限界の中で、越えることができずに、苦しんで来たんだなあとしみじみと感じられてきました。
この「自分は頑張ってきた」という心が、後悔に転じていったときに、どれほど未熟を抱えていても、魂願を生きるチャンスを与えて下さってきた感謝の想いが深まっていきました。
取り組みの最中に、青年塾での後悔が、会社での失敗につながった瞬間があったのですが、会社でも重いシステムの困惑を、無理に運ぼうとして、大混乱を起こしたことがあったのですが、その原因が、自分の快暴流であったことが見えてきました。
合唱を通して見えてきた自己主張の煩悩
後智慧を深めている最中に、合唱団での歌の練習の場がありました。
同じパートで、音程がずれている方がいらっしゃったのですが、そのことを介在に『止観シート』に取り組み、『新・祈りのみち』の、「嫌悪するときの祈り」を深めていきました。
何でこんなに嫌悪するんだろうと思ったときに、自分を輝かせたいと願っているのに、邪魔する人がいると感じていたことが見えてきました。
そうか、「自分が自分が」と自己主張する心が、限界を生んでいたんだと気づかせていただき、歌っているときも自己主張するように歌っていたことが見えてきました。
そこで、「月の心」を念じながら歌ってみました。
「月の心」による合唱の深まり
頂いている光をただお返ししようとして歌うと、余計な力が抜けていき、必要な声を出せるようになり、歌う喜びも感じられるように変わっていきました。
合唱の練習を通しても、「できる幸せ」を求めて、自分を輝かせようとする思いが生み出す限界と、先生、神様の御心に托身し、「月の心」で周りを輝かせて、「あげる幸せ」を生きることでは、違いがあることがハッキリと感じられてきました。
快・暴流の転換による職場での変化
GLAのプロジェクトも、仕事でも、これまでの生き方への後悔を深めつつ、仕事の一年の締めに取り組んでいきました。
グループ内である技術を共有したところ、訳が分からないので、こういった発信は辞めて下さいといわれたことがありました。
相手の求めていることに応えることが出来ていなかったんだなあと、後悔を深めることになったのですが、相手の立場に立って、相手が分かるような資料に作り替えて共有する場を持たせて頂きました。
当初、自分が分かったことをお伝えしていたのですが、途中からグループが抱える問題点を話し合う場になり、最後は、グループの抱える困惑を解決するために、自分の技術でサポートしてくださいとお願いされることになってしまいました。
快・暴流で「歪曲―独尊」の受信発信をした結果は孤立の現実を生み出していたのですが、「正直-愚覚」に転換し、「月の心」で皆さんが輝くように転換したところ、逆に評価されて、願っていたはたらきを頂くことになっていきました。
青年塾の後智慧の深まりは、根深いところでの快暴流の転換につながり、会社での関わりの転換にまでつながっていったのですが、急に後智慧が深められたのは、先生が関わってくださって、転換を起こしてくださったんじゃないかと密かに感じていました。
先生が開いてくださった快・暴流転換への道
そのような感謝を抱きつつ、年末のGLAでの学びの場に参加させていただきました。
翌日に名古屋での合唱の本番を控え、順調に後悔が深められてきていることに手応えを感じつつ、更に研鑽を深めていきました。
先生が、THE GATE SRSのカリキュラムについて、ご示唆をくださっている映像を見せていただいたのですが、先生が、快暴流で後智慧が深められない人が多いので、そういった方でも後智慧を深められるようにご示唆くださっていました。
本当に先生が後智慧が深められずに苦しんでいる思いを吸い込んでくださっていたことが感じられてきたのですが、先生はお一人お一人の転換のために、具体的に道をつけてくださっていることを感じ、更に感謝の思いが深まっていきました。
合唱前日に起こった最大の試練
その後、先生のご講義をお受けしました。
途中で、科学のメンバーが、ある解析のプロジェクトに取り組んでいることが分かち合われたのですが、その内容が自分の業務とあまりに近かったためにとらわれてしまい、ご講義に集中できなくなってしまい、最後自分でも驚くほど、不満の思いに飲まれてしまいました。
先生のご講義の内容に多くのみなさんが感動して涙を流されている中にあって、この十年でも一番ボトムといえるような精神状態となってしまいました。
こんな不満に飲まれた意識では、先生の御前で歌わせていただく合唱の働きはとても担えないと落ち込んでしまったのですが、ご講義の後でファミレスに数時間閉じこもって、更にシートに取り組んで煩悩を浄化していきました。
何枚かシートに取り組んで、ようやく気持ちが落ち着いてきて中京に向かいました。
合唱本番直前の葛藤と転換に導いてくださった会員さんの光
しかし、合唱の当日練習を始めたところ、また前日の事件が思い出されてきて、心は何も感じられなくなってしまい、更に危機的な状態となっていきました。
「こんな気持ちじゃあ、先生の御前で、MAXIMAは歌えない、どうしよう・・・」
そのような葛藤を抱えつつリハーサルの場に臨んだのですが、最初に、歌っている時に後ろのスクリーンに流される、インスタレーションの映像を見せていただくことになりました。
映像の中に、ご縁のある会員さんが数名出てきたのですが、会員さんは尊いなあと素直に思いました。
会員の皆さんが輝くために支えさせていただきたい、先生が輝くために支えさせていただきたいとかすかな思いが湧いてきました。
そして、合唱のリハーサルを通して、自分のとらわれは捨てて、皆が輝くように支えさせていただこうと心が定まっていきました。
その思いを、一緒に歌う仲間に共有させていただいたところ「青年塾の後悔が深まって、皆が輝くようにと思ったけど、まだ自分を輝かせたいという思いがあったんですね」と切磋琢磨をいただきました。
言っていただいて、ショックだったのですが、本当にその通りだなと納得し、自分を砕いてお応えしたいと願った心に、自己主張があったんだなと得心し、更に自分を砕くことへと誘われていきました。
そして合唱本番! 10年を経て開かれた世界への扉
こうして、自分らを砕いて砕いて砕いて、先生、神様どうぞお使いくださいという想いを抱いて、みなが輝くために「Maxima」を歌わせていただきました。
最初に、先生の御前で歌わせていただきました。
その後、年が明けてから、再度歌わせていただいたのですが、合唱団始まって以来、初めてSNS投稿の許可がおり、合唱団の歌がSNSで拡散されることになりました。
合唱団が発足して、十年目の節目に、社会に合唱団の歌が発信されることになりました。
2019年、GLA50周年を開く、最初の世界発信のプロジェクトを担わせていただくことになっていたのですが、その重い働きを担うことになんとか間に合うように、深い転換へと導かれていたのかな?と思いました。
先生に頂いた新たな魂の約束の物語
その後、しばらくして、改めて年末のご講義をお受けする機会を頂きました。
今度はしっかりとお享けすることができたのですが、このご講義の深いいのちに達するために、年末の試練も必然として頂いていたんだなあと感じることになりました。
ご講義の内容には触れられませんが、私にとって95年の青年塾発足の時に、先生より「新世紀創造の志士となる」というテーマを与えて頂いて、魂の次元につながるような強烈な願いを呼び覚まして頂き、でもそのことが生きる現実とつながらずに、葛藤してきたことに対する現段階の答えを頂いたように感じました。
幾転生かけて求めてきた人生の疑問に対する答えの一つを与えていただいたように感じたのですが、ご講義の最後に、先生はこの神理を来世にも届けていってほしいとお伝えくださいました。
自分の魂はきっと、この日の先生からの伝承を魂に刻んで、来世にも神理を届けに行くんじゃないかなと思いました。
佳子先生が、信次先生の青写真を探されたように、私も先生の青写真を探す旅を続けて参ります。
内容が自分の業務とあまりに近かったために不満の思いに飲まれた。と言うところは、どのような不満だったのかな?と気になります。
Junjinoさん、ちょっと書いてしまうとまずいかな?と思うようなレベルのカルマに通じる思いなので、ご容赦ください。
直接お話しする機会があると良いんですけど・・・。