今年はここ数年取り組んできた技術が、業務に実際役立つことを実証することを願って取り組んできたのですが、業務内容がプログラム作成となったこともあり、日々生じる具体的な課題を解決するように、方向性が変わりました。
それゆえ、これまでは未来に向かって新たな道を切り開くことが出来ますようにと祈っていたのですが、ここ最近は、現実の課題に対して光が注がれますようにと祈る日々が続く中で、セミナーへの参加となりました。
Contents
先生がお作りくださった教材の取り組み
先生は、今回のセミナーのために、新しいシートと、メッセージ映像を御準備下さっていました。
グレートカオスの秘密を紐解いて1人ひとりが最高の人生の形をあらわしてゆくために、先生のご著書『最高の人生のつくり方 グレートカオスの秘密』をテキストとして、グループミーティングで、それぞれの気づきを分かち合いながら深めていきました。
はじめはまったくわからない所からのスタートだったのですが、今回同じグループとなったKさんは、感謝の集いの時に先生からお言葉を頂かれていたのですが、障害を抱えている御両親の下に生まれたからこそ困っている人を助けたいという願いが引き出されてきたことを教えて下さいました。
「そういうこともあるんだ」と思って、自分自身の家族との関わりについて改めて見つめてみました。
マキシマによって現れる人生の主題へのアクセス
父が靴屋を経営していて、やがて親族間の骨肉の争いとなり、経営が破綻していった歩みが思い出されてきたのですが、10年ほど前の新年の集いが終わった後で、先生からお言葉を頂く機会があり、私には経営者の話をしてくださっていたことが思い出されてきました。
他の人には、共同体の中での働きについてお話し下さっていたのですが、何で私には経営者の話をされるんだろう?と、不思議に感じていたのですが、会社でのこの20年ほどの歩みと、父が経営者だったことがつながっていきました。
更に、今抱えている課題についても見つめていったのですが、バラバラに見えていた一つ一つの出来事が意味の糸でつながっていきました。
GLAで学んだことを世界に伝えたいと願っていること・・・、仕事でもプライベートでも、最先端の領域を現実の仕事につなごうとしていること・・・、システム開発のチームに偶然のように導かれてきて十年以上培ってきた技術がつながってきたこと・・・、バラバラに見えていた一つ一つが「人生の主題」にアクセスしたときに、全部つながっていくように感じられてきました。
『最高の人生のつくり方 グレートカオスの秘密』のご著書には次のように書いて下さっています。
「マキシマは、私たちの人生に意味を与え、向かうべき場所へ導き、その人生の可能性を最大限に引き出すのです。
そして、1人ひとりの人生の中からマキシマを取りだしたとき、そこに人生の主題が現れるのです。」
『最高の人生の作り方 』 P216~P217より抜粋
改めてマキシマによって「人生の主題」が現れて、最高の人生が開かれていくことへの希望を感じつつ、現在抱えている問題を見つめていきました。
「人生の主題」から見えてきた快・暴流のテーマ
セミナー参加前は、大きな問題はないと感じていたのですが、「人生の主題」へと思いを馳せた時に、改めて、現場で抱えている問題がクリアーに見えてきて、解決してゆく必然が明確になっていきました。
もし、セミナーに出ていなかったら、人生の主題も曖昧になり、抱えている問題についても曖昧になって、結局超えられないままになっていたと思うのですが、問題を超えることがいかに重要であるのかが感じられてきました。
問題を生み出している、自分の中にあるつぶやきを見つめていったのですが、「なんでこんなに重要な問題に取り組もうとしているのに、評価されないんだろう」という葛藤が見えてきました。
そのつぶやきを浄化するために、『新・祈りのみち』を深めることになったのですが、これまであまり取り組むことがなかった「欲得の衝動に突き動かされるとき」を深めることになりました。
「人生の主題」へと思いを馳せつつ読んでいくと、本当にこの心によって、いかに現実を壊しているのかが感じられてきました。
具体的には、周りの皆さんから解決することを求められている問題があるのに、自分がやりたいこと、意味があると感じていることを重視してきたことが意識化されてきました。
自分が取り組んでいることの重要性を理解してくれないと思っていたのですが、別の視点から見ると、皆さんが重要だと思っていることを理解せず自分のやりたいことだけやってきており、その原因としてこの「欲得」の心があったことが見えてきました。
祈りのみちには次のような一節がありました。
「わたくしの現実が
真実、輝くものとなるように
わたくしの未来が
『最善の道 』に運ばれるように
わたくしを導いてください。」
『新・祈りのみち』 欲得の衝動に突き動かされるとき より抜粋
皆の願いが形になり、最善の道が開かれることにエネルギーを注げてこなかった後悔が深まる中で初日の取り組みが終わっていきました。
4年連続「川の心」の100日行で見えてきた快・暴流のテーマ
翌朝、書写行に取り組んだのですが、丁度「川の心」の菩提心の書写行の100日目の取り組みとなっていました。
この4年間で12の菩提心の「川の心」の神理カードを4年連続で頂いていることもあり、そういった意味でも節目となる取り組みとなったのですが、ここ最近の気づきとして、先生にお応えしたいという魂の願いと同時に、カルマとしての、虚栄心や比較競争の心があったことが見えてきていました。
前日に取り組んだシートも、欲得がテーマで「自分の事を認めさせたい」という思いで仕事においても現実を壊してきたことが見えてきていたのですが、GLAのプロジェクトにおいても同じように、現実を壊してきたことが見えてきて、同じ煩悩で、仕事においてもプロジェクトにおいても願いを壊してきていたことがつながっていきました。
そのような後悔を深めつつ、セミナー二日目の分野別の研鑚に向かいました。
更なる「歪曲―独尊」の受発色の発見
お医者さんのシートへの取り組みをお聞きしながら、前日に取り組んだシートを更に深めていったのですが、重い病の宣告を受けられたお医者さんの切実な思いをお聞きしながら、シートに向かう切実さが足りなかったことを後悔しつつ、さらに自分の取り組みを深めていきました。
『新・祈りのみち』とさらに向き合っていったのですが、自分のやっていることが重要であると感じている心に亀裂が入っていきました。
ここ最近、会社で祈りをしていても、先生、神様からの光が、自分が課題だと感じている所とは違うところに注がれているように感じることが多々ありました。
ずれていることに違和感を感じつつ、そのままにしてきていたのですが、先生、神様が会社の困惑に対して道を付けようとして下さっていることと、私が歪曲の煩悩によって、解決しようとしてきたことがズレていたことがよりハッキリと感じられてきました。
自分自身の歪曲の受信を砕いて、先生、神様が具現しようとされている青写真にこそ托身することが求められているように感じられてきました。
「先生、神様どうぞお使い下さい」、「神の御業が現れんがためなり」という境地への憧れを深めつつ、これまでの限界を超えてゆく願いをより確かにしていきました。
魂の学によって開かれる新しい科学への予感
先生の御講演の前に、科学のチームの皆さんと、スターバックスに行きました。
この一年で、奇跡のようなご両親の再結へと導かれ、感謝の集いで先生に証して頂いた話をお聞きしたり、病院内での人間関係がこの期間で大きく転換した奇跡のような話をお聞きしつつ、科学とTL人間学についても自然と話すことになりました。
科学は、客観的な視点に立つことが大切にされているのに対して、魂の学では、内外合一で見ることを大切にしており、魂の学によって、新しい科学が生まれていくんじゃないかという話となりました。
魂の学を基とした新しい科学が生まれていく事への希望を感じつつ、先生の御講演の場に向かいました。
先生のご講演 自分と世界の捉え方の極意の伝承
シートへの取り組みを通して、大きな転換を頂いたと感じつつも、なにか現実との関係に対して、しっくりこない感覚があったのですが、先生はカオス論の新たな視点から、現実と自分の関係についてお説き下さいました。
モヤモヤしていた部分に正に解答が与えられた感じがあり、カオス発想術とは、そういうことだったんだと深く納得し、自分と現実の捉え方に対する極意を伝承して頂いたように感じました。
そして神理実践報告をお受けすることになったのですが、生活実践で一時期同じチームになっていた、H君のお父さんの実践報告を頂きました。
快・暴流、快・衰退の社長の転換を導いた後悔
H君もお父さんの会社を継ぎたいと語っていたのですが、自分が想定していたよりも十倍以上、巨大な会社であり驚いたのですが、生い立ち故に極端に、快・暴流、快・衰退の状態から始まって、20数年この場で学ぶことによって、良い社長さんに変わって行かれた歩みが分かち合われていきました。
3代目が会社をつぶすというジンクスを聞いた事がありますが、その宿命を超えて使命を生きられる奇跡を見せていただいたように感じたのですが、快・暴流から後悔を深められて、転換して行かれた歩みに感動し、愚直に学び続ける中で、ここまで大きな転換を果たせるのかと本当に希望を見せて頂いたように感じました。
そう考えると、自分自身は、快・暴流に対してノーチェックに近い状態が続いてきており、境地の進化を起こせず、転換して来れなかったことが申し訳なく感じられてきました。
去年の会社でのチーム発表の取り組みの時も、この3年間の企画室での取り組みにおいても、この十数年の取り組みが、繁栄即滅亡の結果になったことも、裏切られたと不満の心で受けとめていたのですが、本当は快・暴流で壊してきたのかも知れないと感じられてきました。
H社長も、後悔を深められたところから、転換を起こして行かれていたのですが、自分にはその転換が起こっていないことを申し訳なく感じたのですが、セミナーが終わって改めて振り返ることを通して、少し後悔の想いが感じられてきました。
H社長が、奇跡のような転換を起こされたように、私も快・暴流の転換に、切実に向かっていきたいと願いを確かにしました。
快・暴流の発見はグレートカオス?
御講演の最後に、先生は「グレートカオスが来ていることを感じている方」とお声を掛けて頂いた時に、会場内のほぼ全員の方が手を上げられており、自分の中では4年前の企画室移動時がグレーとカオスであり、今は違うかな?とふと思ったのですが、周りの雰囲気に流されて手を上げていました。
ただ、今回快・暴流によって、壊してきたことが見えてきたときに、ここから本当に転換を起こしていけたら、これはグレートカオスかも知れないと心底思いました。
「あの時が、本当にグレーとカオスだったね」と言えるような根本的な転換となるように、本物の神理実践の歩みをしていきたいと思いました。
原因と結果の関係ってなかなかわかりにくいものですが、「欲得・貪りの心でカオスに触れるなら、暗転は必然です。」って言う先生のお言葉には、迫力を感じます。
junjinoさん
原因と結果の関係の究極が魂の因果律なのかな?と感じるのですが、原因と結果の関係が見えるようになることと、神理実践を深めることは密接なん関係があると感じています。
この先生の御言葉は、痛切に響きますね。