GLAの基本的な研鑽の一つとして生活実践がありますが。
入会して、最初に定着する場の一つが生活実践ですが、これまで様々な出会いを頂いてきましたが、毎回のように新たな発見を頂いてきました。
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GLAの生きた歴史が学べる生活実践
生活実践の研鑽は非常にシンプルで、毎回2時間ほどの出会いになりますが、深く聞くことが重要視されています。
そのため、じっくりとそれぞれの人生史の分かち合いや、GLAに入会した経緯などを深く語り合うことができます。
中でもあり難いのが、お一人お一人にとってのかけがえのない先生との出会いの物語なども聞かせていただけることです。
前々回のグループの時には、GLAの草創期の信次先生の頃からの会員さんの話しを聞かせてもらうことができました。
信次先生にはお会いしたことはなかったのですが、信次先生に人生相談をしていただいた直接の出会いなど、貴重な話しを聞かせて頂きました。
また、信次先生が亡くなられて、佳子先生が19歳でGLAを背負われることになった時の話しなども聞かせて頂きました。
先生の御著書の「天涙」にも、その当時のことをお書き下さっていますが、GLAにとっても本当に大変だったことは聞いたことはありました。
ただ、具体体に何が起きていたのかは知らなかったのですが、草創期の会員さんお二人から、それぞれの一会員としての視点から何が起きていたのかを教えて頂きました。
自分が想像していた以上に、本当に大変な試練があったことを教えて頂き、先生が超えてこられたことを改めて感じました。
それぞれの神理実践の分かち合い
また、私たちのグループは、それぞれの神理実践のチャレンジなども熱く語り合い、切磋琢磨し合っていました。
それぞれの気づき、発見が連鎖し合って、更なる発見へと導かれることも多くあり、とても偶然とは思えず、神様に導かれての歩みであることを感じるのですが、その日は私が少し遅れて参加して、自分自身の神理実践を分かち合わせて頂くことになりました。
神理実践シートによる危機の回避
丁度その日は、珍しく2枚の神理実践シートに取り組んでの参加となりました。
朝、会社に行く前に、快暴流になっている自分を止めるためにシートに取り組ませていただきました。
「祈りのみち」で浄化して、会社に行ったところ、思いがけず懸案だった企画書がすんなりと通っていくことになりました。
企画書が通って良かったと思っていたところ、また次なる試練がやってきました。
自分たちが作ってきた内容を、別のチームの人がそのアイデアを使って発表することになってしまいました。
更に自分のやってきた専門領域について、批判されることも重なりました。
仕事が終わって帰りの電車の中で、もの凄い怒りの感情が溢れてきました。
生活実践が始まる前までに何とか浄化しようと思い、もう一枚、神理実践シートに取り組みました。
「海の心」の菩提心を深める中で、ようやく落ち着いてきていきました。
そして、一方的に理不尽に感じていたのですが、朝取り組んだシートの事が思い出されてきました。
彼が急にやる気を出したように見えたのですが、よくよく考えると、それまで私が快暴流で彼のエネルギーを吸い取っていたことが見えてきました。
嫌な思いをさせていたのは、他ならぬ自分自身だったんだなあと後悔が深まったところで、生活実践に入っていきました。
生活実践における転換の連鎖
生活実践では、まずは近況の分かち合いから入ります。
私は、その日に起こった二つの神理実践シートの取り組みについて、分かち合わせて頂きました。
そして、もう一人の青年のG君は、ある青年塾の仲間とのLINE上のやりとりで感情的になってしまい、相手をやり込めてしまった後悔を語ってくれました。
G君も私も、煩悩は似ていたのですが、神理実践シートに取り組むか、取り組まないかで結果が大きく変わっていくことを象徴的に教えて頂いているように感じました。
その後、G君は生活実践のしおりを輪読する中で、煩悩で関わりを壊してしまったことを、更に深く実感して行かれました。
止観シートの切磋琢磨
その日の生活実践の学びの中心は、止観シートでした。
(止観シートについては、先生の御著書「私が変わります宣言」と「あなたが生まれてきた理由」に具体的な内容が掲載されています)
先生の御著書を輪読して止観シートのいのちを深め、更にシートに取り組んでの発見を分かち合っていきました。
そして、自然と、今回はG君のシートを皆で深めることになりました。
まず、煩悩地図を取り出して、四つの煩悩ではどのような受信、発信になっているのかを見ていきました。
更に深く、3つの「ち」がどのように影響しているのか、複数人の視点で深めていくことになりました。
生活実践のそれまでの出会いを通して、G君の幼い頃の両親との関わりや、生まれ育った土地や環境についても教えて頂いてきていました。
そのため、今回の事件についても、それを生み出している人生の背景にまで切磋琢磨の視点は及びました。
G君を無意識の領域で突き動かしている原因について思いを馳せていったときに、ご両親、祖父母との関わりに原因があることが見えてきました。
G君の繰り返しを超えるには、家族との絆の再結、関わりにおける赦しと癒しが必要であることが見えてきて、G君も試練は呼びかけであったことを深く納得していかれました。
生活実践における気づきの連鎖
今回は、G君の止観シートの深めを皆で取り組んでいったのですが、話しを聞いている一人一人にとっても様々な気づき発見を頂くことになりました。
Aさんは、同じように家族との関わりについて止観シートを書かれており、Gさんの話を聞いて、自分が出会っている現状は、家族の問題から逃げてきた結果であったという気づきを頂かれていました。
Bさんは、自分の知らない自分がまだまだ内にあり、作る自分と壊す自分がいることを痛感されていきました。
Cさんは、この場に参加した一人一人に、必要なものが降りてきたように感じられ、神様の深い慈愛に包まれている感覚を深められました。
私自身も、G君の話は他人事とは思えず、自分自身の関わりの未熟について、改めて深めさせて頂いたように感じました。
参加した全員にとって、大切な気づき発見を頂く場になり、生活実践の場のかけがえのなさを改めて実感させて頂きました。
新たな発見に満ちた生活実践
ある一回の生活実践の出会いについて分かち合わせて頂きましたが、生活実践の場では、毎回のように様々な発見を頂いてきました。
時に、営みでの神理実践について分かち合い、時に、セミナーでの気づき発見を分かち合い、新しい方も古くからの会員さんも、両者にとって貴重な研鑽の場となってきました。
そうして2年間の歩みが環に結ばれていくことになりました・・・。
最近止観シート研修に参加して、自分が理解したことを生活実践で共有し、発見を分かち合っていきたいと思わせていただきました。
止観シート研修、参加されるんですね。
学んだ内容を、生活実践で分かち合うことで、更に深めることができると私も実感しています!
よかったら、このブログにも書き込んで下さい。