2023 TL SRS 第2回 アウェイでの孤軍奮闘を超える神理実践へ

この2年ほど、GLAのプロジェクトと同様に仕事においてもデザイン関連の新しい領域に取り組んできました。

Contents

設計上流の仕事での順調な推移

会社からテーマを与えられて、それを実際にツールで具現するチャレンジを重ねて行ったところ、一つ一つ取り組む難易度が上がってゆきました。

要請に応える中で、スキルが蓄積し更に適用範囲が広がってゆきました。

やがて、その技術を習得したいと願う人が増えてきたので、教育コンテンツにして教えてあげる仕事も増やしてゆきました。(GLAでもお世話のプロジェクトに移ったのですが、お世話のプロジェクトをしていると会社もお世話の働きに不思議となります)

生み出された結果についても高く評価されることになり、社内で表彰されたりするようになってゆきました。

これまでの社会人人生でも、あまりなかったような光転がずっと続いてきたのですが、より重い責任を背負うプロジェクトへと進化してゆきました。

社内の専門家との衝突の激化

新しい技術の理解と適用が深められてゆく中で、ここ数十年、進化してこなかった技術領域の問題点がポップアップしてゆきました。

その技術領域の現時点の担当者は、自分たちは超難易度の高い仕事をしているんだと自負を抱かれていたんですが、外部で知識を蓄積してきた自分からすると???と感じることも多々ありました。

そうして、少しずつ機能比較を重ねる中で、衝突する機会も増えてゆきました。

TL人間学シリーズセミナー(TL SRS)に参加する直前に、大きな衝突があり、これからどのように進めてゆこうかな?と迷っているところでのセミナー参加となりました。

TL SRS でのシート取り組みスタート

先生は、このセミナーのために、新たに教材シートを5枚準備くださっていました。

前回のご講義の理論を反芻しつつ、先行してこのシートに取り組まれた経営者の方の分かち合いをお聞きしながら、シートに取り組んでゆきました。

最初にこのシートに取り組んでゆくと、古いやり方を捨てられない人たちに対して、不満の思いが溢れてきました。

・何でそんなに古いやり方に固執するのかな?

・何でそんなに、自分たちのやり方に自信を持っているのかな?

・もうだったら勝手にすればいい、自分は関係ない

という切り離すような思いが溢れてきました。

高橋先生は、必然深度が深まるほどに、厳しい試練に対しても手放すことなく、引き受けて超えてゆくことができるとお示し下さったのですが、自分は早々に手放してしまいそうになっていました。

カルマによる繰り返しの発見

更にシートの誘いにしたがって取り組む中で、3つの「ち」を深めてゆきました。

最初は、自分の父親は負けず嫌いだったなとか、親族の骨肉の争いに巻き込まれていったなとか、色々と思い出されていったのですが、まだ何かしっくりとこない感覚のままで終わってゆきました。

ただ初日のシートの取り組みが終わった時点で、自分が日常的に意識化しているよりも、よりはっきりと煩悩に飲まれている自分の心が見えてきました。

これはきっと、カルマによる繰り返しのパターンに入っており、このままいくと暗転してしまう直前にいるんじゃないかなと思えてきました。ただ、この心をどのように転換してゆけばいいのかは、全くわかりませんでした。

宇宙との響働への憧れの深まり

2日目は医療分野の分科会に参加しました

前回実践報告されたIさんの物語を再度拝聴させていただきました。

日本の長者番付の10位に入るような大富豪だったIさんが、バブルの崩壊によって一気に財産を消失し、それどころか多額の相続税を払う必要があり、もう死ぬしかないと追い詰められたところで、GLAの「魂の学」と出会われていました。

そこから、宇宙との響働によって、使命の働きに導かれてゆく様子を見せていただいたのですが、欲得の心を捨てることによって、助力者が現れて、思わぬところから道が開かれる体験を重ねられていました。

人生の宿命から自由になった時に、このような奇跡が起きるのかと感動し、自分もこのような生き方をしたいという憧れが溢れてきました。

その思いで、改めて自分に流れ込んでいる3つの「ち」について、振り返ってゆきました。

3つの「ち」を超えて宿命から使命への必然の意識化

前日の取り組に対して、さらに父も母も、長男長女に対して、「自分は大切にされていない」という自己卑下する思いを強く持っていることが意識化されてゆきました。

改めて、自分にもその心が強く流れ込んできているなと思ったときに、今起きている会社の事件とのつながりがはっきりと見えてきました。

会社のプロジェクトで抵抗されている皆さんは、一見すると非常に高いプライドを持たれているように見えたのですが、でも部署の中ではどちらかというと下流の働きをされており、卑屈する想いも持たれているんじゃないかな?と思えてきました。

そう考えると、私自身が自己卑下する宿命から自由になることと、プロセス改革のプロジェクトで、皆さんと友情を育んで、響働して成功に導くことは、必然としてつながっていることが感じられてきて、とてもすっきりとした思いになりました。

「観音の心」の神理カードを頂いた必然の明確化

私自身は、今年「観音の心」の神理カードを先生から頂いていたことがあり、仕事の実践においても、何かつながっているんだろうなとは思っていたんですが、何かぴったりとはまらないような感覚がずっとありました。

「観音の心」のエクササイズとして「その人の立場に立つ」があり、何となくこれが重要なんだろうとは思ってはいたんですが、どう取り組めばいいのか、さっぱり分からなくなっていました。

しかし、自分自身の3つの「ち」の転換とつながった時に、本当に「観音の心」のエクササイズが必要であり、その人の立場に立って、痛みと願いを深く受け止めながら一緒に取り組むことが、問題解決の鍵となってゆくことが受納されてゆきました。

先生ご講演 アウェイでの孤軍奮闘を超える道の開示

こうして、とてもすっきりした心を抱いて、先生のご講演に向かうことになりました。

前半の理論の話をしてくださった後で、後半の神理実践報告では、滋賀県の校長先生のYさんの実践報告をしてくださいました。

Yさんは、学校の先生になってから、熱心に教育に取り組まれて、速いスピードで出世されて、教育委員会などで重責を担うようになられていました。

しかしTL人間学のシリーズセミナーで、ある方の実践報告を聞かれた時に、それまでの歩みを後悔されて、教育現場に復帰されていました。

その後、困難校の副校長先生を担われていたのですが、それまで問題を悪化させてきてしまった先生方に対して「お前らこれまで何をやってきたんだ」という責める思いを強く持たれていたことを教えてもらいました。

今の自分と全く同じだなと感じたんですが、その心のままで改革を進められたところ、周りの先生方は「お手並み拝見」と受け止められ、アウェイの中で孤軍奮闘して、いい結果が出せずに終わられていました。

「お手並み拝見」と受け止められているところも、今の自分と全く同じだなと感じたんですが、このままだと自分も同じように、いい結果が出せずに終わってしまうことが感じられてきました。

Y先生は、その試練の後で同僚観を転換されて、自分の方が立場が上で、あなたたちは立場が下という差別心を超えて、立場役割は一つの条件、同僚は互いに魂を磨き合い、因縁果報を回すための同志へと転換されてゆきました。

そうして、試練を抱えている若手の先生たちを支え、その可能性を開いてゆくご縁となり、暴力事件を起こしてしまった先生とも響働して困難校を立て直してゆかれました。

私自身のたどるべき道も、本当にこの通りだなと深く実感しました。

ミーティングを通して更なる必然の意識化、そして神理実践へ

この2日間、ミーティングの時間が多く持たれたのですが、科学のグループでこれまで出会いを深めてきていたKさんとのミーティングを何度も持たせていただきました。

Kさんも、熱中症対策の問題に対して、関連する省庁との調整がうまくいかない問題を抱えられていらっしゃったのですが、私の状況と共通する部分が多く、超えられない壁も不思議と同じような構造になっていました。

また、今年頂いている神理カードも同じで「観音の心」だったのですが、最後先生のご講演が終わった後で、感想を語り合ったところ、実践報告のYさんのことを同じようにわがことのように受け止められていて、どのように超えてゆけばいいか具体的に教えてもらったと受け止められていました。

Kさんとミーティングをさせて頂いたことも、本当に必然だったと感じたのですが、一歩一歩転換へと導かれている実感を、深めさせていただきました。

今回頂いた気づき、発見をもって、更なる神理実践へと向かってまいります!

2 thoughts on “2023 TL SRS 第2回 アウェイでの孤軍奮闘を超える神理実践へ”

  1. 「出来事」が何を呼びかけているのかを探求することで自分を動かしてる基盤を知ることがあります。
    最近「他人は何を考えているかわからないし、わかりたくもない、面倒くさい。」とつぶやいてる自分を知りました。最初は違和感がありましたが、これまでの自分の行動の謎が解けました。

    1. Junjinoさん、何か大きな転換が起こっているようですね。
      他者不信から、他者信頼へ、シンプルですが、きっと根本的な転換が起こられているんじゃないかな?と感じました。

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