先生講演会の時期となり、どのチームにしようかなと考えていたのですが、周りの皆さんからの推薦があり、またまた環境チームを担うことになりました。
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台風の直前に行われた誓願
台風19号が、近づいてくる直前に、誓願の取り組みがありました。
劇が終わったばかりで、少しホッとした気持ちにもなっていたのですが、改めて誓願に向き合うと、今回のプロジェクトには今回しか果たせない、深いいのちがあることが感じられてきました。とても大事なプロジェクトになる直感がありました。
そこで、この一回生起のプロジェクトでしか果たせない、カルマ超克、魂願成就への挑戦をする願いを定め、一緒にプロジェクトを担われる皆さんとご一緒に運命の逆転を起こしていく願いを定めました。
また、劇チームでも行による転換がとても大きかったので、今回のプロジェクトでも光を送る行に取り組むことにしました。
プロジェクトでの出会いスタート
今回のプロジェクトは、リーダーのSさん、サブリーダーのAさんとご一緒に担うことになり、私もサブリーダーの働きを担うことになりました。
プロジェクト集会に参加すると、新年の集いの時に、一緒に環境チームを担ったTさん、Yさんもいらっしゃったのですが、その後の歩みをお聞きすると、奇跡が起きたとしか思えないような、再結をYさんが果たされていたことを教えて頂きました。
合同セミナーでの再結、かけ橋セミナーでの再結と、セミナーに参加される度に、大きな転換を起こされていたのですが、半年前に言われていた数十年来の根深い恨みが、感謝の念に変わっておられました。
改めて、GLAで研鑽、奉仕に取り組むことが、どれほど大きな転換を起こすのかを実感しつつ、プロジェクトの準備を進めていきました。
神理実践シートによる弱点の意識化
最初に、ウイズダムの願いについて、リーダー、サブリーダーで取り組んだのですが、今回は、最新のGGPの神理実践シートに取り組んで、善我を育むこと。恩恵の自覚を深めて、宿命の洞窟から自由になり、先生からのミッションにお応えすること。プロジェクトで神理実践の醍醐味を体験し、営みの問題解決を同時に果たすことを願いとして取り組みました。
集いの一週間前に、神理実践シートに取り組む機会があり、前回の新年の集いの時に、十分に温かい飲み物をお出しできなかった事件に取り組んでみました。
「運営ターミナルが波動戦争を起こしているから仕方がない」という不満が意識化されてきたのですが、ということは、波動戦争が起きている場所では、自分は問題を解決できないという弱点を抱えていることが感じられてきました。
よくよく考えると、仕事においてもGLAのプロジェクトにおいても、上手くいかない原因を外に見て、問題を解決してこられなかったことが見えてきました。
そこで、そこで「不満」「荒れ」の受信、発信を「内省」「献身」に転換し、問題の原因を自分の中に発見し、波動戦争があったとしても、問題を解決できる自分になっていこうと願いを定めました。
シートを取り組んだ直後に、環境チームと関わりのある運営ターミナルが、丁度ミーティングしていました。
早速、新年の集いで起きていた事件を共有した所、そのような事件が起きていたことが初めて理解されることになり、早速、問題を解決するためのメールをその場で打っていただくことになりました。
問題が解決できるとしても、時間がかかると予想していたのですが、あっけなく問題が解決されてしまいました。
神理実践シートの転換の職場への連鎖
この転換が起こった翌日に、会社で先週一週間の業務を報告する機会がありました。それまで、自分のやっている仕事の事を報告しても、内容はほとんど理解されない状態が続いていました。
しかし、システム開発の最初に取り組む、要求分析の重要性が急に理解されるようになってしまい、要求分析をしてほしいという依頼が次々に寄せられることになりました。
ミーティングが終わったあとで、「これからはbuyanさんの時代ですね」とお2人の方から言われることになり、あまりの急激な変化に、狐につままれたような状態となってしまいました。
これまでどんなに努力しても、全くと言っていいほど上の人や同僚に理解されなかったのに、一体何が起こったんだろうと驚いてしまいました。
後で振り返ると、神理実践シートに取り組んだ後で、光転が連鎖するように起こっており、シートによって本当に心が変わり、現実を変えていただいていたんだなと実感することになりました。(更に振り返ると、合同セミナーで響働のテーマを与えていただいたことが、転換に結ばれていました)
「正見のまなざし」のご経文の実践
神理実践の歩みを皆で深めつつ、いよいよ講演会の当日が迫ってきました。
前日に、ある程度準備が終わってから、チームで「正見のまなざし」という、先生がプロジェクトの研鑽のためにご準備下さった神理に取り組む時間を持たせて頂きました。
事件としては、クリアーケースの中身が分かるように貼られた写真が、ケースによって貼られていなかったり、またケースを重ねると見えなくなってしまった事件について取り組みました。
7つの点検の項目を一つずつ取り組んでいくと、それぞれがリーダーに依存して、目的もあまり考えずに依頼された作業だけやっていたり、それぞれの煩悩によって問題を解決できなかったりした後悔が深まっていきました。
アクションプログラムの実行による転換
煩悩で壊している後悔が深まった所で、生き直しをするアクションプログラムを模索していったのですが、具体的にクリアーケースの中身を皆でチェックすることになりました。
8箱くらいのクリアーケースがあったのですが、改めて中身を確認し、仕分けのルールを考えたり、不要なものを捨てたり、積み重ねても中身が分かるようにラベルを工夫したり、アイデアを出し合って改善していきました。
それまで、クリアーケースは、主にサブリーダーのAさんが担当されていて、中身は他の人は知りませんでした。そのため、何か物を探すときは、いつもAさんにお願いしていたのですが、Aさんがクリアーケースを何度も開けたり閉じたりされて、バタバタ走り回っているイメージがありました。
しかし、この取組の後で、ブラックボックスだったクリアーケースの中身が明らかになり、誰もが中身を理解して必要なものをそれぞれが取り出して活用できるようになると、それぞれが主体的にクリアーケースの中にある道具を使って、問題を解決できるようになっていきました。
Aさんも、「こんなに落ち着いた気持ちになったのは初めて、皆と一緒にやればよかったんだ、ずっと願っていた響働が少し体験できたかも」と言われて、周りで見ていても明らかにAさんが落ち着いて動かれるようになっていきました。
他にも、この1時間ほどの取り組みの前後で、それまで皆が心配する位、暗い表情をされていた方が、急に明るくなって、大声で話されるようになって元気になっていかれた方もいらっしゃり、チームの流れが大きく転換していくことになりました。
運営ターミナルとの響働によるレイアウト変更の試練の転換
神理実践の歩みを深めつつ、いよいよ講演会の当日がやってきました。
今回は会場のレイアウトが大きく変わり、トイレの列が海側に変わる試練がありました。
初めは、場内の椅子のフォーメーションは変えられないと思い、椅子をそのままにして海側に列を作るようにしていたのですが、出口でトイレの列と、外に行く人の列がぶつかって大混乱が起きる可能性がありました。
そのような事件が起きる直前に、会場のレイアウトを担当されている方と、ターミナルが急遽来てくださって調整ができ、トイレの列を作るために椅子のレイアウトを大幅に変更することになりました。
チーム内の響働による試練の回避
ホッと安心していた所で、今回は足を怪我して、中継会場の担当になられていたSさんが、急遽、トイレの誘導を心配して、来てくださいました。
ただ、Sさんは、この1年ほど列の誘導の所で、かなり感情が爆発されていて、今回の新しいレイアウトでSさんが、これまでと同じように爆発されたらどうしようという不安が湧いてきました。
そして、いよいよ休憩時間となり、トイレの誘導が始まりました。
列の流れを切り替えるところは、やはりとても大変で、2人で対応していても、トラブルが起きかけていたのですが、そのいちばん大変な所にSさんがやってこられたのですが、予想に反して、落ち着いて丁寧に列を作ってくださいました。
最終的に全体を見守っていたリーダーも来てくださって、4名で対応することになったのですが、スムーズな流れを作ることができました。
こうして大混乱が起きても仕方ないような試練の中で、ターミナルとの響働、Sさんとの響働によって、混乱もほとんどなく、スムーズな流れを作ることができました。
思いがけずプロジェクト集会で頂いた先生からのミッション
講演会のプロジェクトの最後に、先生がプロジェクト集会に来てくださることになりました。
今回一緒のチームになったTさんは、前回の合同セミナーの時に、先生と握手ができずに帰られていたので、今回は是非、先生に握手していただきたいと考えていました。もうお1人、初めてプロジェクトを担われた方もいらっしゃったので、お2人が先生と握手ができるように準備していました。
プロジェクト集会での先生のお話が終わり、最後に先生は、中央通路を、お1人お1人と握手をして、出会いを深めていかれました。
そこで、Tさんと一緒に先生が通られる通路に並ばせて頂きました。
そしてとうとう、Tさんは先生と握手をすることができました。
「プロジェクトで支えてくださっているんですね。ありがとうございます」と、先生にお声をかけていただいて、Tさんは内側からの、魂としての必然を感じられたようで、震えが止まらなくなって涙されていました。
お2人が、先生と握手することができ、自分としても念願がかなってホッとしていた所で、思いがけず、先生が私の方にも手を差し出してくださいました。
今回はTさんがメインで、私はついていくだけと思っていたので、想定していなかったのですが、驚きと共に握手させていただきました。
すると、先生は「海外に友人と神理を伝えに行くんですよね、どこに行くんですか」
と問いかけられたので、更に驚いて、頭が真っ白になってしまったのですが、「サンフランシスコです」と、ギリギリお応えしました。
すると先生は、「使命を果たしてきてください」とお話くださり、私も思わず「先生をお伝えしてまいります」と応えていました。
一瞬の出会いで、全く想定していなかったので、大変に驚いてしまったのですが、先生はまったく私がお伝えしていなかった海外に神理をお伝えしにいくことをおっしゃっていただくことになりました。
後智慧で見えてきた恩恵の深まり
今回は、3つの目的をウイズダムに定めて、プロジェクトに望んでいたのですが、1つ目の「神理実践シートの取り組みを通して、善我を育む」ことと、3つ目の「プロジェクトでの神理実践と同時に、営みの問題解決をする」ことについては、具体的な現実が導かれてきたことを実感していました。
しかし、2つ目の「恩恵の自覚を深めて、宿命の洞窟から自由になる」ことは、分かっておらず、是非後智慧を通して知りたいと考えていました。
後智慧を通して、それぞれが頂いた功徳を意識化していったのですが、いつも大騒ぎされていたSさんが、別人のように丁寧に対応されていた秘密を知りたいと考えていました。
Sさんご自身は、それほどご自身の変化を意識化されていなかったようで、その話は出てこなかったのです、私の方から何か変化がなかったかお聞きしました。
すると、「そういえば、講演会の直前に、『新・祈りのみち』のおなぞりをしていて、これまで何百回読んでもわからなかった、『優越感・特別意識を抱くとき』の祈りが、心に突き刺さり、自分はこれで人生を壊してきた後悔が深く感じられた」
と話してくださいました。
これまでの誘導の中でも、一番難しい局面だったのに、別人のように落ち着いて振る舞われていたのは、先生の祈りによって、内なる転換が既に起こっていたことが分かり、同時に、先生が『新・祈りのみち』のご著書を通して、Sさんに関わってくださっていたんだと改めて気づかせて頂きました。
そう思うと、今回もいくつか大きな意識の転換が起こった場面があったのですが、それらも全て、先生が見えない次元で関わってくださっていたのかもしれないと思いました。
先生の祈りによってもたらされていた恩恵の発見
丁度、この頃に、合唱団の練習があったのですが、TLミュージックの先輩から、「自分で気づいたのではなく、先生が魂を信じてくださっているから、気づきを頂いていた」とお聞きした時に、あーそういうことだったんだと深く納得したことがありました。
それは、入会したばかりの頃に、それまで勉強して、いい会社に入って、偉くなってお金持ちになることが人生の目的と父親から教えられていて、それを目指していたのですが、神理を学ぶ中で、人生には目的と使命があり、魂は願いを抱いて生まれてきたと知る中で、大変にショックを受けて、お金持ちになる願いが砕かれて、魂の願いを求めるようになりました。
それまで、自分で気づいたと思っていたのですが、それも先生が魂を信じて関わってくださっていたから、人生の根本にあった価値観が転換していたことに気づかせていただき、そのことともつながって、先生がお1人お1人にずっと同伴してくださっていることが感じられてきました。
改めて、自分がそれまで考えていた以上に、先生が関わってくださっていて、人生の転換に導かれていたことに気づき、恩恵の自覚が深まっていきました。
そして、私自身に見えない次元で先生が関わってくださっていたように、Sさんの大切な転換にも、先生が関わってくださっていたんじゃないかと感じられ、今回も見えない次元で、先生に助けられていたことがより鮮明に感じられてきました。
リーダー、サブリーダー の後智慧を通しての更なる恩恵の自覚の深まり
メンバーとの後智慧の後で、 リーダー、サブリーダー で最後の後智慧に取り組みました。すると、更にお1人お1人の神理実践での転換の全体像が見えてきたのですが、とりわけリーダーのSさんが、前回の善友の集いの時の後悔の生き直しとして、先手先手で手を打ってくださっていたことが、チーム全体を光転させる土台になっていたことが見えてきました。
お1人お1人の神理実践の尊さが見える程に、皆さんに運んで頂いていた恩恵の自覚が深まり、「歪曲-独尊」の受信、発信から「正直-愚覚」の受信、発信へと自然と導かれていきました。
「自分を知る力」による、更なる恩恵の深まり
丁度、後智慧を深めている最中に、発売されたばかりの『自分を知る力』を読みました。
私自身は、先生から「苦・暴流」と神理実践の時にボードに貼っていただいていたのですが、最近はどちらかというと「快・暴流」の方が目立ってきていて、「苦・暴流のはずなんだけど、おかしいなあ・・・」と思っていました。
しかし、改めて『自分を知る力』を読んだ時に、「苦・暴流」について書いてくださっている内容で、共感するところが本当にたくさんありました。
例えば、176Pの「闘う力」の章の冒頭に次のような文章がありました。
「強い世界不信と他者不信を抱えている苦・暴流の人は、これまで常に周囲と闘う人生を過ごしてきています。
いつも、自分が脅かされる状況を意識し、自分が大切にしているものが損なわれ、守ってきたものが奪われ、築いてきたものが壊されるのではないかと考えています。その危機意識が緊張感をもたらします。常に最悪の事態を想定し、そうならないように闘い続けてきたということです」
自分自身の意識の状態がそのまま書かれているように感じたのですが、本当にそうだなと思う箇所がいくつもありました。
苦・暴流のモデルとして登場する高橋さんの物語を読んでいても、共感するところが非常に多く、5年ほど前の大事件を思い出して、シチュエーションンは違えども、同じような問題を起こしていた当時の気持ちが思い出されてきました。
と同時に、当時抱いていた、強烈な世界不信が、小さくなっていることに改めて気づきました。苦・暴流の内なる地獄と、外なる地獄によって、本当に危機的な状況にあったのに、いつの間にか苦・暴流の意識が浄化され、外なる現実も変わってきたことに気づかせて頂きました。
改めて恩恵の自覚が深まり、恩恵が意識化されるほどに、宿命の洞窟から自由になっていくように感じました。
プロジェクトのはじまりの直感への回帰
誓願の時に、今回のプロジェクトはとっても大切なプロジェクトになるという重みを感じるところからのスタートだったのですが、夏の期間に、劇チームで体験されていただいた転換を、集中プロジェクト、そして営みでも実践することに導かれ、これまで逆縁になっていたところが次々に解消し、新たな流れが生み出されていくことになりました。
その流れの中で、先生との出会いを頂き、新たな挑戦が起動していくことになりました。
そのことの本当の意味は、もっと後にならないと分からないような気がするのですが、、、5年後、10年後にあのプロジェクトでの転換が、この光転の現実につながったんだと思えるよう、更なる神理実践を深めていきたいと思いました。
『上手くいかない原因を外に見て、問題を解決してこれなかった』とありますが、問題解決出来る自分の可能性を発見して実際に行動出来た時、本当に嬉しいし幸せです。その可能性を見えなくさせている基盤を煩悩地図によって知ることの出来る恩恵は計り知れません。
Junjinoさん、本当にそうですね。
改めて考えてみると、当たり前のように問題が起こった時に神理に立ち返って、自分の煩悩を転換することで問題を解決しようとしているのですが、神理を知らない人からすると奇跡の業のように見えるのかもしれないですね。
前の上司が、超優秀で非常に洞察力のある方で、「なんでお前が関わると問題が解決するんだ」と言われて、???と感じていたことがあったのですが、普通には起こらないような問題解決方法を実践しているのかなと思いました。恩恵の自覚が足りないですね。