6/24、新シリーズの講演会「魂の発見Ⅱ」が福岡からスタートしました。
二つの台風が立て続けに来た直後だったのですが、前日までの豪雨警報が出ていた土砂降りの雨がやんで、小降りの雨の中での開催となりました。
福岡国際会議場はすぐに満杯になり、中継会場も使われました。
また、香川県の丸亀を衛星中継で結んでの講演会となったのですが、一日でなんと5000名を超える方が参加されました。また、これまでの延べ参加人数は50万人を超えているそうです
参加された皆さんは、「こんな雨なんてどうってことないですよ、それより先生のご講演を受けて本当に感動しました」と未来への希望を確かにして帰って行かれました。
私は、今回スタッフとして相談員をさせて頂きました。
事前の研修として、前日に先生が福岡に到着された時のメッセージを見せて頂きました。
先生は、この期間の皆さんの挑戦の歩みを分かち合われ、その中で、入会して数年の方が、かつては人間関係もぼろぼろで、自分の人生いつ終わってもいいと希望を失っておられたのに、GLAで学ぶようになって、人間関係が変わり、仕事にも喜びを持って取り組まれるようになり、全く人生が変わってしまった歩みを分かち合われました。
それは、私自身の人生でも起こっていたような変化だったのですが、改めて、GLAに入会することで、多くの方が、段階的に人生を根本的に変えていかれることが分かりました。
では、何でこんなにも大きな変化がGLAで学ぶことで起こるのか改めて考えたのですが、それは、現代という時代の価値観の中に、真実では無く誤った価値観が侵食しているからだと思います。
先生は時代の三毒として、唯物主義、刹那主義、利己主義の三つを指摘されていますが、私たちは空気のように、時代の三毒を吸い込んで、染まっているため、それだけでたくさんの苦しみを背負うことになります。
しかし、GLAで学ぶ「魂の学」は、時代の三毒を超える魂主義であるため、今の時代の価値観から自由になることができ、その分だけ様々な苦しみから自由になり、一人一人の魂の出力をアップして、活き活きと生きていけるようになります。
これほど素晴らしい研鑽の場が、学生でもちょっとしたアルバイトで学べるほどの格安の値段であるのに、知らないまま通り過ぎて行かれる人が多いのは本当にもったいないと感じています。
GLAで深く学ばれるようになってから、離れて行かれる方がほとんどいないのも、それだけ神理を学ぶことで本当に人生が変わったと確信を深められているからだと思います。
神理の学びの深まりは、本人の努力によるところが大きいですが、もう一つ大変に重要な要素として善友をつくることがあります。
アーナンダと釈尊のやりとりについて何度か先生は書かれているのですが、2010年の4月号のGLA誌にこのように書かれています。
あるとき、弟子のアーナンダが「善友」について想いを巡らせ、釈尊に尋ねました。「先生、善き友を得るとは、道の半ばにもあたることではないでしょうか」。すると、釈尊は首を横に振ってこう答えたのです。「いいや、アーナンダよ、そうではない。道の半ばにあたるのではない。善き友がいて、善き友と交わることは、道のすべてなのだ」
信仰の道においては善友を得ることは最も大切なことなんだと思いました。
善友ということを思ったときに、忘れられないのが、中京時代に担った誘導のプロジェクトです。
私は、人生の背景もあって、強烈な自己不信、他者不信を抱えていました。
そのため、プロジェクトにおいても、自分は皆さんに受け入れてもらっていないという思い込みがあり、孤立することがありました。
誘導のプロジェクトが終わり、卑屈な思いを引きずったまま皆さんと後智慧に取り組みました。
GLAでは先智慧、実行、後智慧という三つの段階を通して、具現の循環を回していきます。
企業等でPDCAサイクルを回すということが言われていますが、GLAには魂を見つめる眼差しがあるため、一つ一つの事件を深く受けとめて、人生の繰り返し(カルマ)を発見し、転換するところまで結んでいきます。
そのため、一回のプロジェクトは一転生と言われており、一転生に匹敵するほどの智慧を体得できると言われています。
誘導プロジェクトの後智慧において、ある事件に関して皆さんと止観シートに取り組みました。
私は、どうせ自分は皆さんに受け入れてもらっていないと思い込んでいたため、卑屈な思いになって関わりを避けていたことを分かち合いました。
しかし、皆さんの思いは自分の思い込みで見ていた世界とは全く異なっていました。
皆さんは本当に親身になって私のことを心配して下さっていました。そして、一緒に担いたいと願っているのに、どうして避けているんだろうと心配して下さっていたことが分かりました。
その温かい思いに触れたときに、私の中で作ってきた人間不信の思い、「人生の基盤」がガラガラと崩れていきました。
そして、人生の中での様々な出来事が走馬燈のように思い出されてきました。
自分は、皆から拒絶されていると思って心を閉ざしていたけど、本当は受け入れてもらっていたのかもしれない。
あの時も、あの時も、・・・。
しばらくは、あまりのショックに呆然として何も考えられなくなってしまいました。
そうして、人間不信を基とした世界観が根本的に変わっていきました。
私は幼い頃、毎日のような夫婦喧嘩をする両親に育てられ、何を言っても「屁理屈を言うな」と否定される中で育ちました。
そのため、自己不信、世界不信の思いが根底にしっかりと形作られていました。
普通だったら、そのような人生の根本にある意識は、決して変わること無く人生を終えてしまうんだと思います。
しかし、GLAでの研鑽を深める中で、自分の心が変わるという奇跡を体験させて頂くことが出来ました。
中でも、中京地域の皆さんからいただいた、家族のような温かい絆を頂いたことは本当に感謝しています。人間を信じること、仲間を信じることの大切さを教えて頂きました。
自分自身の写真を見てみても、GLAに入会する前の自分は、目もつり上がって、歯を食いしばり、苦しみに耐えているような表情をしています。
しかし、最近の写真は自然と笑顔になっています。学ぶ中で、たくさんの苦しみから自由にして頂きました。
また同時に、それだけの苦しみを経験し、転換したからこそ、他人の苦しみ我が苦しみと、共苦共悲の思いを引き出して頂き、苦しむ人々の同伴者になりたいという願いを引き出して頂いているんだと思います。
改めて、GLAで学ぶことによって頂いた功徳の大きさを実感するのと同時に、もっと多くの皆さんにも、GLAで学んで人生の転換を果たしていって頂きたいと願っています。
まとめtyaiました【福岡先生講演会参加 (一回のプロジェクトは一転生)】
6/24、新シリーズの講演会「魂の発見Ⅱ」が福岡からスタートしました。二つの台風が立て続けに来た直後だったのですが、前日までの豪雨警報が出ていた土砂降りの雨がやんで、小…