年度末が近づいて来て、これまでやってきたテーマをそれぞれの職場に戻って、次のステップに進めることになりました。
別れる前に、自分のやってきた仕事について職場の皆さんにチェックして頂く機会をお願いしたところ、金曜の夕方に会議の場が持たれました。
良かった点、足りなかった点、課題について、様々に視点を頂いたのですが、テーマとして皆で取り組んでいた内容と、私がやってきたアウトプットがつながっていなかった点についてご指摘を頂くことになりました。
そのような課題を抱えた上で、翌日のネクステージSRSに参加することになりました。
Contents
ネクステージSRSプログラムスタート
シート取り組みの順調な滑り出し
セミナーが始まって、先生が専門分野のために作って下さったシートに取り組みました。
順調にシートの中身は埋められ、現在抱えている業務の課題についても、言い訳宇宙に呑み込まれていた状態から、少しずつ、何に取り組めばいいのか、スッキリしていきました。
また同じグループになった方が、奇跡的に自分のやっているシステムズエンジニアリングの業務に詳しい大学の先生で、専門的な視点からも様々なアドバイスを頂くことができました。
更に、もうお一人の大学の先生は、突然ボスがいなくなって困っていらっしゃる状況が似ており、お話しをお聞きする中で、自分の問題も整理されていきました。
仲間との出会いによるモヤモヤの意識化
プログラムが終わって夕食を食べに行ったのですが、たまたま青年塾時代の友人と合流してセミナーでの取り組みについて話すことになりました。
シートの取り組みがスッキリせず、もう一度取り組むか迷っている方がいたのですが、自分のモヤモヤした思いも意識化されてきて、もしかしたら同じかも知れないと思いつつ研修に戻りました。
夕食後は、シートの取り組みはなく、先生のご指導映像に学ぶ場が持たれました。
ただ、途中から頭痛がしてきて、しっかりと受けられなくなってしまいました。
このまま終わってしまっていいんだろうか・・・という葛藤が生じつつ一日の終わりの感想シートに取り組んでいて、前日に会社で頂いていた視点に向き合えていなかったことが、改めて意識化されてきました。
そこで改めて、会社で頂いていた指摘事項を読み返してみたのですが、かなり厳しい指摘を頂きながら、そのこととはずれたテーマを設定して、シートに取り組んでいたことが見えてきました。
このスッキリとしないモヤモヤ感は、この一番痛い指摘と真正面から向き合っていないからかなと思い、再度シートに取り組むことにしました。
すると、シートの取り組みがスルスルと進んでいき、根深い言い訳が見えてくることになりました。
ある程度取り組んで、その日は休んだのですが、光が差し込んできたように感じられてきて、頭痛も消えていきました。
セミナー二日目 シートの深まりによるモヤモヤの解決
翌朝、科学のグループに合流して更に取り組みを深めたのですが、心に引っかかっていた問題点が一気に書き出されていきました。
書き出した課題を分類していったのですが、一つを除いて、全部が「できないこと」に分類されてしまいました。
それまで、本当はできていたはずなのに、自分の力不足で、できていなかったんじゃないかと自分を責める思いがどこかにありました。
しかし、改めて先生の御言葉に従いながら、できるできないを見つめていくと、あるがままの問題の全体像が見えてくることになりました。
すると、単純に自分の能力不足のためだけに、このような事態を生み出してしまっていただけではなく、様々な条件からこうならざるを得なかった理由も見えてくることになりました。
そして、できること、出来ないことを客観的に、ロジカルに見定めた上で、今年自分が果たすべきテーマが何であるのかが見えてきました。
こうして、シートの取り組みを深めることを通して、心の中にあったモヤモヤがスッキリと晴れ渡っていきました。
先生ご講演による根本的な転換
そうして、いよいよ先生のご講演が始まりました。
モヤモヤとした気持ちはなくなってはいたのですが、未来のヴィジョンまでは描けていない状態がありました。
是非、そのこともハッキリと掴みたいと願いつつ、ご講演をお受けしました。
神理実践報告による奇蹟的な転換への希望
今回の神理実践報告は、先日の沖縄の新春の集いの時に、沖縄ターミナルまで送って下さったAさんの歩みを分かち合って下さいました。
医療崩壊しかけていた職場における神理実践の話しだったのですが、十数年かけて、見違えるように光輝く病院を具現化されていった歩みが分かち合われました。
本当に絶望的としか思えない状況にあっても、「する」を連ねることで、奇蹟としかいいようのない変化を起こしていけることを実感しました。
ご講演の最後に、それぞれのフロントの現場で闘っている私たちに対して、先生の祈りのような励ましの言葉を頂いたのですが、これから厳しい職場での神理実践に向かっていく勇気を頂きました。
そして、ご講演が終わった時には、キラキラと光り輝く未来のヴィジョンが感じられてきました。
いつも、傍らで見守り、励まして下さっている先生の御心と共に、これよりの職場での神理実践を新たに起動していきたいと願いを確かにしました。
写真の左がセミナーが行われたプリンスホテル、右は東京タワー
先生からの智慧の伝承によるニヒリズム転換への希望
改めて、セミナーを振り返ると、次のような転換が起きていました。
これまで、快苦の受信によって、あるがままのカオスを捉えることができなくなっていました。
問題の塊を前にして、そのエネルギーに圧倒され、できないことばかりに意識が向いて、どうせ世界は変えられないとニヒリズムを深めてきていました。
2006年の青年塾セミナーでの神理実践報告の時に、先生に「ニヒリズム」というカードを魂の中心に貼って頂いたのですが、ニヒリズムに陥る典型的なパターンの一つとして、この本当にできないことにエネルギーを吸い取られることをずっと繰り返してきたんだと思います。
今生のみならず、転生の過程においても、ずっと同じ繰り返してきたんだと思います。
しかし、先生が作って下さったセミナーを通して、快苦に呑み込まれることなく、あるがままのカオスを見つめていくと、「する」を連ねることで、奇蹟としかいいようのない変化を起こしていけることが見えてきて、その果てに、本当にできないことをできることにしていける可能性が感じられてきました。
この40年の時間をかけて、先生が一つ一つ珠玉の神理を伝承して頂いてきて、今こうして具現の秘儀を伝承して頂いているんだと思いますが、私自身の魂にとっても、幾転生かけて求めてきた神理の伝承を頂いていることを改めて感じました。
過去世からの繰り返しを超えて、更に今世を超えて来世以降も光転へとお導き下さる先生に倣って、菩薩への遙かな道を歩み深めていきたいという願いを確かにしました。