2016ネクステージSRS 内なるデストロイヤーの発見

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先輩の方々からの熱い切磋琢磨

そういった疑問を抱えつつ、セミナーの初日が終わりました。
その後、プロジェクトのある打ち合わせがあり、担当になられていた先輩の方々とお話しする機会がありました。
打ち合わせの主題は別にあったのですが、ありがたくも、話しの8割位は私への切磋琢磨を頂くことになってしまいました。

セミナーの最中に取り組んだシートについて、様々な視点を頂いたのですが、冒頭「自分は正しい」という感覚は、徹底して疑った方がいいと、お二人から言われました。
そして、先輩が20年ほど前に先生から頂かれたご指導の意味が、最近になってようやく分かってきたことを教えて下さいました。

そのご指導自体は私もお受けしていたのですが、ひまわりの花の写真から始まって、一つ視点を上げるとそれが工事現場の壁紙であったことが分かり、更に視点を上げるとパソコンの中の画面になり・・・、と事実がどんどん変わっていって、最後は宇宙船に乗って新聞を読んでいる人の雑誌の誌面にまで変わっていくご指導でした。

視座が変われば意味が変わってしまうが、一番高い次元で全体を見ている人にしか、それぞれの次元で起こっていることの本当の意味は分からないと教えて頂きました。

最近少しずつ、自分には見えていない視点があることは感じてきてはいたのですが、改めて自分の中の「自分は正しい」という想いは、視点不足にある誤った認識かも知れないと感じられてきました。

更に、先輩からは精神科医としての視点として、相手が自分に怒りをぶつけてくるということは、何か相手にとって重要な要求を受けとめてあげていないケースが多いと教えてもらいました。

自分にとっては、相手の方こそ理不尽であるとしか思えていなかったのですが、もしかすると、相手にとっては自分の方が理不尽に見えているのかも知れない・・・。

どうも、自分の中のデストロイヤーが、真実を見せなくし、関わりを壊している可能性が更に高くなってしまいました。

報告レポートへの取り組みから見えてきたデストロイヤー

翌朝、この期間に頂いた功徳を意識化するために、改めてこれまで取り組んだシートを振り返っていったのですが、グループ内の人間関係について取り組んだシートが目にとまりました。

このシートの取り組みを通して、かつて青年塾の同志に対して、自分の中にあった人間不信のため絆を切ってしまった事件があったことを思い出し、仕事においてもまた同じ事を繰り返しているんじゃないかと思えてきました。

あの時、青年塾の仲間との絆を切ってしまったのは間違いだったという後悔が深まり、今回は絆を切らないで、引き受けていこうと思ったときに、グループ内の関わりが大きく変わっていきました。

セミナーでの取り組みを通して、内なるデストロイヤーがいるんじゃないかと思って改めて振り返ったときに、やはりデストロイヤーがいて、真実を見せなくし、関わりを壊してきた事実がハッキリしていきました。

セミナー二日目 シートの更なる深まり

二日目も引き続き、分科会に参加し、その場で更にシートの取り組みを深めていきました。
内なるデストロイヤーとは異なる心の使い方を求めて、先生の御著書『新・祈りのみち』から心にピッタリとくる祈りを探していったのですが、『疑いが生じるとき』がピッタリと当てはまりました。

そこから次のようにシートに記入しました
・存在そのものに対しては「イエス」、神の心につながる絶対肯定の心で臨みます。
・愛と慈しみの心、神の心につながっていく清さを保つことができますように。

今の自分には見えていないけど、相手の中にある仏性の光を信じてみようと心を定めました。
更にシートを深めていく過程を通して、前日の先輩の話が思い出されてきました。

相手にとって自分が理解していない要求って何だろう?と思ったときに、「何で一緒にやらないんだ?」と叱責されたことが思い出されてきました。
システム部門は、現在大きな課題を抱えていて、責任者の方も困っていると聞いたことはありました。
それまで、問題が生じていることに対して、「自分の言うことを聞かないからこうなる、自業自得だ」と感じていました。

しかし、もし一緒にやることができていたら、問題を事前に回避することもできたんじゃないか・・・
となると、問題を生み出していたのは、他の誰でもなく自分だったんじゃないか・・・
と、後悔が感じられてきました。

そこで、願いとして
怒りを引き出している真の原因を転換し、システム部門と「本当に会社にいい成果を出して欲しい」という願いを共に具現する未来に向かう。
と定めてみました。

まだ、半信半疑の部分もあったのですが、思い切って定めてみました。

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