豊心大学セミナーは、母は姉の看病があるので、浅草で受けることになっていました。
父も一緒に浅草で受けてもらうか、それとも八ヶ岳に参加してもらうか、迷っていたのですが、本人に聞いたところ、「八ヶ岳もいいねえ」という話になり、父は八ヶ岳に行くことになり、私も同伴することになりました。
父は木曜日の夕方に浅草に到着し、久しぶりに家族で、父が好きな焼肉を食べることになりました。
初めてホットプレートを使うことになったのですが、母が操作が分からないと言ってパニックになる事件が発生しました。
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毎回夢に出てくる憑きものの正体は・・・
母は早く準備をしないといけないのになかなか思うようにできず、できない自分を責め、同時に周りに当たりそのイライラが伝播してゆきました。
幸い、すぐに問題は解決し食事をとることができたのですが、後から自分でもこの気持ちはどうすることもできないと嘆いていました。
「姉が止観シートね!」と言ってくれていました。
その後、食事も一段落し皆が寝静まった後に寝ようとしたのですが、なかなか寝つけず、そのうち怖い何かに追いかけられる夢を何度も繰り返し見るようになりました。
同じような夢は、幼い頃から何百回もくり返し見てきていました。
逃げても逃げてもまた振り出しに戻り、追いかけられてと延々と繰り返される無限ループの夢なのですが、今回は初めて「ちょっと待てよ」が夢の中でかかり、この恐怖を受けとめてみようと思いました。
それで、逃げるのをやめて黙って受けとめるようにしてみたのですが、待っていても怖い存在が出てこなくなりました。
そうしてしばらくすると、黒々とした怖い存在の正体が明らかになっていったのです。すると、なんと自分自身が怖い存在の正体でした。
「こうあらねばならない」という欲得の心が、自分を追い詰めていた恐怖心の正体であり、できない自分を責めてプレッシャーをかけている姿が、怖い存在として認識されていたことが明らかになってゆきました。
また、少し前に青年塾セミナーの星空教室で、スタンディングメディテーションを先生に教えていただいて、心の中にずっとあった圧迫感、恐怖心が消える体験を頂いていたのですが、その恐怖心と夢の中に出てくる怖い存在は同じであったことがわかってゆきました。
焼肉の準備の時に、母がパニックになっていたのも同じ心であり、母から流れ込んでいた「血」の流れでもあったことがつながってゆきました。
神理実践シートによる執着の転換
父と一緒に八ヶ岳に向かう電車の中で、あまり学ぶ気がない父と一緒にセミナーに参加することと、この夢の出来事について、神理実践シートに取り組む時間を持ちました。
「どうせ学ぶ気持ちもないし、父と一緒に行っても意味がないんじゃないかな?」という思いとともに、「でも父がいるから先生のそばに行ける」という思いがあることを意識化しました。
その奥に、「こんな自分はダメだ」といった思いの反動として「認められたい」「評価されたい」「こうあらねばならない」があることを改めて意識化しました。
その煩悩を転換するために、『新 祈りのみち』の「執着と欲望から離れられないとき」の祈りを深めてゆきました。
祈りの言葉として
「何がどこに赴き
どの場所に赴くのが最も相応しいのか
そのままを明らかにしてください」
を書写し、黙想で深めてゆきました。そして、
「執着によって見えなくなっている心の目が開いたときに、何がどこに赴くべきか、神様の御心が明らかになる、その恩寵に応えることができますように」
という受信に転換し
「神様の導きに応えて、使命を果たす」
という発信に転換しました。
その思いを定めてセミナーに向かいました。
神理実践シートによる克服すべきテーマの意識化
セミナーがいよいよスタートし、先生のお誘いを受けながら、早速神理実践シートに取り組んでゆきました。
ちょうど、新しい仕事に向かおうとしていたこともあり、これまでの会社人生を通して刻印してきた様々な思いを意識化してゆきました。
最初の方のシートの取り組みを通して、深い願いを意識化して行くことになりました。
さらにその願いを阻んでいた思いとして、根深い「恨み」があったことを意識化し、克服すべきテーマの輪郭も少しずつはっきりとしてゆきました。
父との星空教室の感動
夜には星空教室がもたれることになったのですが、父は「足が痛いから行きたくない」と言い出しました。
1年前は、早めに寝てしまって参加すらしなかったので、それだけは避けたいと思い、大講堂で受けることを提案すると、それだったらOKとなりました。
皆さんが地上の星に移動される中で、大講堂の前から3列目くらいに座り、先生のご指導を大画面でお受けすることができました。
父も深く感動している様子が伝わってきました。
私も先生とみなさんが歌を歌われている様子を見ていると、深い情動が呼び出されていったのですが、「先生にお応えしたい」という言葉にならないような強い情動があることが改めて意識化されてゆきました。
自分の魂は、純粋に先生にお応えしたいと強烈に願っているようなのですが、その魂からのエネルギーが心に伝わってきた時に、3つの「ち」として色々な煩悩も流れ込んで自己保存や自己顕示欲となり、純粋な願いが歪んでしまうんだろうなと思いました。
魂の願いを畏敬の念を持って受けとめた上で、煩悩を止めることが大事であることを改めて意識化しました。

恨みの連鎖の根本原因の発見
二日目もさらにシートの取り組みを深めてゆきました。
限界を生み出している心の闇をさらに深く見つめて行くことになったのですが、社内の政治的な問題に巻き込まれ、恨みと破壊の連鎖が止まることなく繰り返されていったこの25年間の歩みを見つめて行きました。
シートの取り組み中は、主に恨みの連鎖が意識化されたのですが、その後でセミナーの直前に発見した欲得の心との関係について見つめてゆきました。
最初に「認められたい」「評価されたい」という欲得の思いから自分の取り組むべき領域を選定していたのですが、その時点で選択を間違っていたようで、それ故に問題の連鎖が産み出されることになっていったことが繋がって見えてきました。
この煩悩の思いを浄化するための菩提心を探してゆきました。
願いに対して、どうしても心に流れ込む3つの「ち」によって色々な煩悩が混じってしまうのですが、菩提心から生じる願いであれば、煩悩の影響を免れることができるのかもしれないと思いました。
そう考えると「風の心」がとても必要だと感じられてきたのですが、「根元の光、始原の智慧、中心の願い」を呼び覚ます風の心によって、自他の心に切なる願いを呼び起こすことができたらどんなに素晴らしいだろうかと、「風の心」への強い憧れが引き出されてゆきました。
シート同伴による父の「宗教」の憑きもの落とし
セミナー中のミーティングは、ほぼ父と一緒にツインミーティングをすることになったのですが、シートに対して非常に軽く受けとめていて、問いかけと全然関係ないような自分の自慢話を書いていたりしていたのですが、改めてシートの問いかけの言葉を一緒に確認して書く内容を見直してゆきました。
3つの「ち」も「分からん!」という話になったのですが、「血」としては祖母が宗教に億を超えるような献金をしてしまい宗教嫌いになったこと、また「知」としては、オウム事件や、マスコミから伝わってくる宗教に関連する詐欺の報道を受けて、宗教への警戒心を強めていったことを意識化しました。
そういった宗教に対する思いが、「憑きもの」となっていることを意識化しました。
また、菩提心についても一緒に探したのですが、「今年の神理カードはなんだったっけ?」と問いかけると、パスケースに入れている神理カードを取り出してくれました。
「どうせ父のことだから、神理カードもどこかにしまっていてわからなくなっているんじゃないかな?」と思っていたのですが、肌身離さず持ち歩いていました。
そして、「昔は、こんなカードをもらってバカじゃないか?みたいに思っていたけど、神理カードの重要性がわかるようになってきた」と言っていました。
姉の治療が始まってから、1人で佐賀にいる父をつないで週に2回の家族でのZOOM会議を実施してきたのですが、毎回ウイズダムを唱和し菩提心を深めていった地道な取り組みが、父の変化に繋がってきたのかもしれないと思いました。
父の特別供養の感動
また、特別供養の分かち合いをお受けする時間になったのですが、父はプログラムと全然関係ない相撲の結果をスマホで確認しようとしていました。
これはいけないと思ったのですが、ちょうど最初にお受けした対話は、セミナー中に挨拶した同じ地域のIさんでした。
最初に「Iさんの対話だよ、Iさん奥さんを亡くされていて、とても心配していたんだけど、先生との対話によって癒されたんだよね」と言ったことを伝えると、先生とIさんの対話に集中してくれるようになりました。
その後も合計5名の対話を続けてお受けすることになりました。
後で、感想を聞いたところ、「先生はいろいろなことがわかってすごい、自分も先生に対話をいただいて、なんでわかるんだろう?と思ったことがあったけど、改めて本当にわかられるんだと思って感動した」
と話してくれました。
あの世を信じていない父にとって、5名の対話を受けられたことは本当に大きかったんじゃないかな?と改めて感じました。(続く)




