前回のGolden Path シリーズセミナーへの参加を通して、自分を安全地帯に置くのではなく、もっと現場に入って、惨めな思いをしながらも、技術を習得してゆこうと願いを立てました。
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職場の会議の混乱からプロジェクトリーダーの働きの解除へ
職場において、自らの願いは、すんなりと受け入れられ、現場に入ってゆくための準備を進めてゆきました。
しかし、いざ現場に入ってゆこうとすると、私自身は技術導入をする立場でもあったのですが、予想以上に難航し、アウトプットが出せなくなってゆきました。
コロナ禍で、テレワークで進める必要があったのですが、長時間の会議でストレスが蓄積してゆき、やがて会議で厳しい批判が止まらなくなってゆきました。
その矛先が、技術導入する自分の方に向けられるようになりました。
かなり厳しい叱責に耐える状態が続いたのですが、Golden Path シリーズセミナーの一週間前に、その状態は一旦収束することになり、私自身は一旦リーダーの働きを解かれて、メンバーとしてプロジェクトに参画することになりました。
Golden Path シリーズセミナーの取り組みを通しての恨みとの対峙
そういった痛みを抱えてのGolden Path シリーズセミナー参加となったのですが、シートの取り組みでは、今回の事件について取り組ませていただきました。
シートに取り組んでゆくと、会議のことが思い出されてきて、また被害者意識で一杯になってゆきました。
グループミーティングで、その気持を分かち合ったのですが、ミーティングのメンバーの中に、システム開発のプロジェクトを推進してこられた大学の先生がいらっしゃいました。
その方は、あるシステムの具現において、日本でも最低レベルの状態から、日本一の状態まで5年かけて変革されたということですが、その後、更に5年後にそのシステムに関連するプロジェクトがなくなった経験をされていました。、
長い目で見ると失敗してしまったと後悔を抱かれていました。
その話が他人事とは思えず、自分も今の気持ちで、関わることをやめてしまったら、きっと残念な結果になってしまうんだろうなと思いました。
しかし、会議中にずっと叱責されてきたことは、根深い恨みになってしまっていて、そう簡単に解除することはできないと思いました。
こだわってはいけないと頭では分かっても、どうしても心のなかでは、恨みの思いをどうすることもできず、この思いをシリーズセミナー期間中に転換できるんだろうかという不安を抱きつつ、1日目が終わりました。
Golden Path シリーズセミナー2日目 青写真へのアクセスによる恨みの浄化へ
そして、2日目のセミナーに向かいました。
1日目に取り組んだシートの思いを浄化していったのですが、改めて今回の事態から、どのような未来を具現してゆきたいか、青写真にアクセスしてゆきました。
最初は、昨日思い出した恨みの思いを引きずっていたところがあったのですが、更に取り組んでゆくと、恨みの思いから少しずつ離れていって、青写真としてはどうあるべきなんだろうかと求めてゆきました。
すると、最終的に神様がこの世界に現そうとされているシステムの青写真を具現化したいという願いが明確になってゆきました。
それは、自分とか、相手とかの区別もなくなり、誰が具現するかとかは関係なく、ただただ神様の青写真としてのシステムを具現したかったんだと思った時に、こだわりの心から自由になってゆけるように感じました。
「憎しみ恨みにとらわれるとき」の祈りの深まり
更に、高橋佳子先生著の『新 祈りのみち』で自らの気持ちをなぞっていったのですが、「憎しみ恨みにとらわれるとき」の祈りがぴったり来て、読み深めてゆきました。
すると、本当にここに書かれている通りだなと納得してゆきました。
そして最後の
そして、その憎しみや恨みをもたらした現実があったからこそ
始めることができる新しい歩み。
新しい人生の次元を
確かに未来に向かって押し広げることができるように
私を導いてください。
『新 祈りのみち』48P 「憎しみ、恨みにとらわれるとき」
と祈っていて、本当にそういう未来に向かいたいという願いが明確になってゆきました。
そして、これから未来に創造されるべき、神様の青写真としてのシステムに、光を送ることを行として定めました。
前日まで、恨みの心が強すぎて、ここから本当に自由になれるんだろうかという不安があったのですが、先生のシートに取り組み、『新 祈りのみち』に取り組む中で、自分ではどうすることもできなかった恨みの心が、光に転換してゆくことになりました。
またまたセミナーで、大変な功徳を頂いてしまったという思いを抱きつつ、先生のご講演の時間となりました。
先生ご講演 ゴールデンパスの力への感動
先生の講演の冒頭に、ゴールデンパスの説明の言葉が流れたのですが、その中の
「ゴールデンパスは、勝つことによって負ける人を生まない道です。」
という言葉に強く響く部分がありました。この期間の会議の混乱の背後に、技術者としてどっちが上かという、内なる戦いが常にあったと感じているのですが、ゴールデンパスはそういった争いを超えた次元へと導かれる憧れが、心に広がってゆきました。
前日までの状態が、あまりにひどく、怒りを通り越して恨みになっていたので、いくらセミナーといってもこの短い期間で転換するのは難しいんじゃないかと思っていたのですが、転換に導かれた不思議を感じていました。
しかし、あらためてご講演をお聞きすると、まさにゴールデンパスへと導かれるプロセスの中で、転換が起こっていたことが分かってきました。
ゴールデンパスのご著書のサブタイトルとして、「絶体絶命の中に開かれる奇跡の道」と書かれていますが、ゴールデンパスには凄い力があることをまざまざと体験させていただきました。
3つの「ち」を超えて本当の自分になる道
また、先生は暗転が起こるときのプロセスについても教えてくださったのですが、まるでこの期間の試練の様子を話されているように感じ、改めて試練をずっと見守っていてくださっていたんじゃないかと感じました。そして、先生はカオスから暗転を引き出すプロセスの背後に、受発色があり、3つの「ち」があることを教えて下さいました。
会議が混乱している最中は、ちょうど父の母(祖母)のご供養期間と重なっており、ご供養が最終的に父が祖母を許して終わるのとピッタリ合うように、事件も収束していました。
後から振り返ると、今回の事件が、親族の骨肉の争いの渦中にいた祖母の心境と何となく重なっているように感じていたのですが、自分が乗り越えるべき3つの「ち」のテーマとつながっていたことが感じられてきました。
そして、実践報告は北陸のお医者さんのKさんでした。試練が起こるたびに、神理実践シートへの取り組みを通して、乗り越えてゆかれていました。
最近の患者さんとの出会いにおける問題について、神理実践シートに取り組まれた時に、過去の後悔の生き直しへと導かれていました。
神理実践シートへの取り組みを通して、本当のその人になってゆく道が開かれる希望が感じられてきました。
先生に導かれて歩むゴールデンパス
最後に先生は、お1人お1人のゴールデンパスへの歩みを同伴させていただきたいとお伝えくださいました。
この期間の試練の歩みも、先生がずっと同伴してくださっていたんじゃないかと改めて感じたのですが、先生はお1人お1人と共に歩み、ゴールデンパスへと導かれる究極の同伴者であることを感じました。
だから、先生がモデルだったんだと深く納得しました。
私も先生に倣って、少しでも同伴者としての歩みを深めたい、そして、今回見せていただいたシステムの青写真具現へと向かってゆきたいと思いました。
恨みは「自分は正しいが、相手は間違ってる」と言う考えから離れられない執着です。
相手は神様のお使いで、神様が相手の口を使って私の間違いを教えて下さってる、と気がつけば、間違ってる箇所を探すしかありません。
Junjinoさん、私も頭では、煩悩だな・・・とは思うのですが、蓄積された恨みのエネルギーは強力に心を支配することを体験しました。
セミナーを通して、自分ではどうにもならない恨みが浄化されるのも、奇跡を体験させてもらっているんだと思います。
今の会社に来て20年、長いスパンで蓄積してきた恨みが浄化されてきて、ここでの修行頂いた感謝に変わってきました。
すると、今の修業を卒業して、更に厳しい修行の地へ魂は行きたいのかなと感じるようになりました。