THE GATE SRS 10年に一度のグレートカオスとの遭遇

THE GATE SRSが開催されました。
新しいシリーズを開いて下さり、新たな気づき発見転換へと導かれました。
参加してのレポートをお届けします。

Contents

地方会に出られない葛藤とシートの力

The GATE SRSの東京の地方会が開催されていたのですが、この期間、ずっと合唱団のプロジェクトや、東京本部の集中プロジェクトと重なっていたのですが、1時間程、参加するチャンスがありました。

参加した時に、今期の取り組みとして頂いている「カオス10則シート」に取り組むことができました。

家に帰ってシートを完成させたのですが、一回取り組んだだけでも仕事の方向性が変わってしまいました。

改めて、この「カオス10則シート」の持っている力を実感し、ずっと取り組みたいと願っていたのですが、個人ではなかなか取り組んでこれていませんでした。(凄い力があると思うが故に、個人で無手勝流に取り組んで、中途半端になることを畏れていたのかも知れません)

今回、セミナー二日間を通してじっくり取り組めることになり、大きな期待を抱いてのセミナー参加となりました。

トータルライフ総合事務局
GLA HP 4月21日(土)~22日(日)、「THE GATE Series Seminar」第2回が、東京プリンスホテルにて開催されました!

平穏な状況下?でのセミナー参加

これまで毎回のように、セミナーの直前に大きな試練が発生してきていたのですが、今回は事件もなく平穏な状況にあると感じながらセミナーに参加しました。

しかし、セミナーが始まってシートへの取り組みを深めていくと、色々と抱えている現状が思い起こされてきて、高い壁に取り囲まれて、真っ暗闇の中で身動きが取れなくなっているように感じられてきました。

先生のカオスについてのご指導で、カオスをカオスと捉えるのにも境地が必要であり、カオスが存在していることを認識されないと素通りしてしまって、カオスから可能性を取り出すチャンスを逃してしまうことを教えて頂いたのですが、今思えば、セミナーへの参加を通してカオスが存在したことに気づかせて頂いていたんだと思います。

シートに取り組むと、この十数年間の仕事の取り組みが、俯瞰して見えてくることが度々あったのですが、自分自身の立っている場所が見えてくるように感じました。

普段はどうしても、目先の出来事に意識が集中していて、自分の立ち位置さえきちんと認識できていなかったんだと思うのですが、あるがままの世界の実相に目が開かれていきました。

二日目 分野別研修でのシートの深まり

二日目の午前中は、医療の分野に合流して、シートの後半に取り組んだのですが、医療分野のモデルの分かち合いをお聞きしながら、昨日取り組んだ箇所を更に深く見ていきました。

モデルとして分かち合って下さった方は、以前沖縄に行ったときに車に乗せてもらった北海道のお医者さんだったのですが、お医者さんの「つぶやき」が自分の「つぶやき」と酷似していて、大変に参考になりました。

先生がお書き下さったシートの問いかけの言葉と対峙しながら、これまで何度も何度も挑戦しながら、光転しなかった問題について、より深く見つめていくことになりました。

すると、前日は、快苦のダッチロールに飲まれて失敗してきたことが見えてきたのですが、もっと奥の方に、そもそもなんで会社が今のような問題を抱えているのか、根本的な問題の構造が見えてくるように感じました。

それまで、表面的に見える問題を変えようとして、反発を受けて変えられないことを繰り返してきていたのですが、もっと根本には会社の技術に対する捉え方や、評価体制、教育システムといった問題があったことも見えてきました。

カオスの巨大なエネルギーとの対峙

ここまでの取り組みを通して快苦の振動を抑えて、あるがままのカオスを見つめていったときに、そのカオスのエネルギーの巨大さに対して、どうしていいか分からなくなっている自分が意識化されてきました。

そこから、シートの最後の問いかけを通して、改めてそのカオスと向き合うことになった必然を自らの中心に尋ねていくと、今こうして、先生から神理を伝承して頂いて、特に今年は人天経綸図を降ろして頂いて、「宿命の洞窟」から「運命の逆転」を起こし、「使命の地平」へと導かれていることとつながり、自らの境地を進化させていく介在として巨大なカオスと出会っていたことが見えてきました。

ただ、問題が明らかになり、その問題に取り組む自らの必然も明確になったものの、カオスの巨大なエネルギーに立ち向かう力は、未だに引き出せないでいました・・・。

物理と数学のエキスパートの先輩からの伝承と神理

食事の時間となり、科学の分野の皆さんと食事をすることになりました。

最初に、お隣に東北大学の名誉教授をされていて、プラズマ研究の第一人者である、I先生から最新の物理学について教えて頂くことになりました。

太陽の表面温度は6千度なのに、太陽を覆っているコロナは何で数百万度にもなっているのか、最近分かるようになってきたことを教えて頂きました。

それは、天文学者の観測結果だけではなくて、地上でプラズマを研究してきた方達の基礎的な実験結果から物理現象を解明し、それが太陽のコロナでも同じ事が起こっているんじゃないかということになり、初めて理解ができるようになってきたということでした。

その次に、数学者のS先生とも話す機会があったのですが、数学者が何をしているのかということを教えて頂きました。

それは、離れている領域にある事象を、統一的に解釈するための法則性(方程式)を見出すような仕事をされているということでした。

そして、これまでの歴史を振り返ると、数学において先に方程式が見出され、それが物理の法則を表現するために使われてきており、アインシュタインの一般相対性理論もそうであったことを教えて頂きました。

お二人の話をお聞きしていて、物理においても、数学においても、天才によって法則性が見出され、歴史を変えるような転換が起きてきたことを教えて頂きました。

そして、究極の神理はシンプルで美しくなっていくことを教えて下さいました。

丁度、マツダのスカイアクティブエンジンの開発ストーリーの本を読んでいたのですが、同じ事を言われているように感じました。

21世紀に魂文明を開かれる先生

教えて頂いたことを別の視点から見ると、抽象度の高い数学の世界で新しい法則が発見され、それが具体的な物理の世界に適用されて、現実の世界の問題の解決につながっていくことを話されていたんだと思います。

会社でも具体的な現実の作業の効率化よりも、もっと抽象度が高い上流のプロセス改革が重視されるようになってきているのですが、高い抽象度で世界を捉えることで、根本的な所から世界を変えていくことができるということなんだろうなあと、改めて感じました。

高橋先生が説かれる「魂の学」は、見える世界、見えない世界を含めた世界と人間の間にある根源的な法則性を明らかにされ、その神理が具体的な問題の解決とつながるように、様々なメソッドを開発され、多くの人が現実の変革まで起こされるように導いて下さっていると思うのですが、今回お話しできた、数学と、物理のトップランナーの先生達も、「魂の学」を土台として、それぞれの研究領域で新たな成果を生み出されていらっしゃるのですが、科学という人類の英知の最先端の一つの領域で「魂の学」が適用されていくことは、科学の体系を変革し、具体的な世界を変革していくことにもつながっていくのかなと思いました。

かつて先生が21世紀に魂文明を創造するとお伝え下さったのですが、先生は、経営、医療、教育、福祉、科学、芸術・・・、あらゆる分野のエキスパートの皆さんが「魂の学」によって新しい次元を切り開けるように導いて下さっているのですが、先生は自分には想像も出来ないくらい難しい課題に対して道を開いてきてくださったんじゃないかと改めて感じられてきました。

重い気持ちからの先生のご講演のスタート

ただ、エキスパートの先生の話しを聞いていると、どんどん話が専門化してきて、聞いている内容が難しくなって、途中でついていけなくなり、大変に疲れてしまいました。

また、午前中の重い気持ちは晴れることはなかったので、更に重い気持ちを引きずったまま、先生のご講演をお受けすることになりました。

前半の理論の部分はなかなか気持ちが立て直せなかったのですが、後半の神理実践報告の部分からは、何とかこの重い気持ちを転換しようと思って、集中していきました。

神理実践報告への感動

沖縄のあるお医者さんの実践報告だったのですが、お医者さんが30年近くの歩みを通して、どのように一つ一つの試練を乗り越えてこられたのか。そして、10年に一度の大きな転換点を迎えられており、「カオス10則」のシート取り組みを通して、自分にしか果たせない使命の働きを見出して行かれた歩みが分かち合われました。

その過程で、理不尽と思えるような様々な試練を経験されてきていたのですが、神理実践の歩みを通して、活気に溢れた病院にしてゆかれ、やがて日本の医療における大きな問題を解決するチャレンジへと向かわれていました。

まさに、「こうだからこうなってしまった」という状態から、「こうだったからこそこうなれた」次元へと転換されていました。

お話をお聞きしていると、かつての自分自身の失敗の歩みが思い出されていきました。それらが闇の塊のようになっていて、心が重くなっていたことが感じられてきました。

お医者さんも試練を通して葛藤し、様々な痛みを抱えられていたのですが、神理実践を通して一つ一つ光転させて、やがて使命へと到られていたのですが、その歩みが光となって私自身の闇を照らしていきました。

そして、闇の塊に光が注がれていくように感じてられてきて、心が光に満たされて軽くなっていきました。

そして、お医者さんがそうであるように、私自身も10年に一度の大きな転換点を迎えていることが感じられてきました。

お医者さんの歩みが、全部が繋がって、新たな挑戦へと導かれて来たように、私自身も本当に光へ光へと導かれての歩みを頂いてきたことが改めて感じられてきました。

そして、本当に果たしたかった仕事へと導かれてきている事への感謝の思いが溢れてくることになりました。

セミナーでの心の転換と会社での新たな神理実践スタート

御講義の初めに感じていた暗く重い気持ちは、先生のご講演によって、光に溢れた、感謝の心へとすっかり転換して頂いてしまいました。

翌日、会社に赴くと、新しい組織体制が発表されることになりました。

そして、私がシステムを開発するチームのリーダーとなっていました。メンバーを見てみると、「この人達と一緒に仕事が出来たらいいな」と感じてきた優秀な人たちと、チームが組まれていました。(そうなったら良いなと密かに思ってはいたのですが、最初から諦めていて、一言も要望は出していませんでした)

セミナーで、10年に一度の転換点を迎えていると感じたのですが、具体的な会社での仕事においても、働きの要請が変わることになりました。

現れた新たなカオスに対して、光転の道を開けるように、更なる神理実践の歩みを深めて参ります。

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