仕事において、かなり大きな挑戦をすることになりました。
この十年来願ってきたテーマへの挑戦です。
そのテーマに思いもかけない形で道が開かれていきました。今でも信じられないくらいです。
仕事のプロジェクトにおいて、神風が吹いたと先生に仰って頂いたことがありましたが、個人的にはあの時を超える実践に導かれたと思います。
Contents
四面楚歌の中でのプロジェクト推進
私は、開発業務の基幹となるシステムのスキルアップの重要性を、この十年来ずっと訴えてきました。
また、それにまつわる別のデータ管理システムの必要性を4年ほど前から訴えてきました。
しかし、スキルの重要性や起きている問題についてマネジメント層に訴えても門前払いをくらい、システム部門に訴えても門前払いをくらってきました。
また、足下の自分のグループを見てみても、根本的な対策には着手せずに、システム部門と安易な方向にプロジェクトを推進しているとしか思えず、将来性がないことを訴えても拒絶されるばかりでした。
その歩みはまるで、ちょっとした圧力で直ぐに崩されてしまうことにおびえながら公園の砂場で砂の城を一生懸命作っているような感じで、一人使命感を持って踏ん張ってきました。また10年間の間には、実際に崩されて、長らく失望していた時期もありました。
セミナーにおける奇蹟の転換の積み重ね
十年近く闘ってきたわけですが、その間に青年塾セミナー、フロンティアカレッジセミナー、そしてNexstage SRS など、あらゆるセミナーに参加するたびに、このテーマに関して先生からその都度降ろして頂いたシートに取り組んできました。
絶望的な危機に何度も何度も襲われ、その度に諦めそうになり、元々一平社員の自分にどうにかできる問題ではないと投げやりになっては、シートに取り組みました。
セミナーに参加してシートに取り組むと、絶望的な状況に対して不思議と道が開かれていきました。心の転換が起こるのと同時に明運力が働いて、「同志が現れ」「思わぬ所から道が開かれる」ことを何度も繰り返していきました。その一つ一つが、一回生起の奇蹟の連続の歩みでした。
そして、日々起こる会社での事件に対しても、GGPで降ろして頂いたシートに取り組み、何度も何度も助けて頂いてきました。
流動化の時代故に生じるチャンス
そうして、少しずつ主導権の及ぶ範囲を拡大していったのですが、大きな転換点を迎えることになりました。
私から見ると、遙か雲の上の方にいる経営者層の方が、私の提案に目をとめて下さり、バックアップして下さることになりました。
何でこんなことが急に起きたのか、不思議に思っていたのですが、青年塾セミナーのメッセージにおいて流動化の時代の特徴について先生がお話し下さいました。
先生は、流動化の時代はかつての明治維新がそうだったように、若者が力のある権力者を志と智慧とヴィジョンをもって動かすことができると話されていました。
そのメッセージを聞いて、これまで全く動かなかったものが何で急に動き出したのか理解することができました。そして、頂いたチャンスを活かして、具体的な提案をまとめていきました。
写真は八ヶ岳のバンガローから見上げた満点の星空の一部
どうしても超えられない恨み
その後も、折ある毎に助けて頂きながら、具体的に各領域のマネジメントの皆さんに集まって頂いて、私の提案をプレゼンする場が持たれることになりました。
しかし、いざ企画がまとまっていくと、私の内側からはどうしても超えられない恨みが湧いてきてしまいました。
これまで訴えても訴えても、聞いてもらえなかったことや、裏切られたことや、ないがしろにされてきたことが心の中にどうしても超えられない恨みとして蓄積していました。普段は心の奥に沈んできた恨みの思いが、一気に吹き出してきました。
また、提案自体が、これまで動かなかったシステム部門や自グループを飛ばしての提案だったため、二つのグループを否定するような内容となっていました。またこのようなことになったのは、私の意見を無視してきた彼らの問題で、ある意味で自業自得だと諦めていました。
そのような葛藤を抱えながら、豊心大学セミナーに向かいました。
セミナープロジェクトでの転生のカルマの意識化
セミナーのプロジェクトにおいては、超えるべきテーマを意識しながら受けることになりました。セミナーのご講演の中で、先生は実践報告をされた社長さんの過去世について話されました。戦国時代の武士だったころのテーマと、今世の社長としてのテーマがつながっていたことを証されました。
先生のお話を聞く中で、本当に人間は永遠の生命であり、それぞれ超えがたきテーマを抱いて転生していることをリアルに感じることができました。そして、私が現在抱えているテーマも、過去世、超えられなかったテーマと結びついていると感じるようになりました。
人によって色々なパターンがあるんだと思いますが、私の場合はミッションワークに向かうということは、今回の実践報告された社長さんと同じように、これまでの転生で超えられなかった壁への挑戦であると感じられてきました。
ただ、どうやって超えていけばいいのかは分からなかったのですが、その後、超えていく道を詳細に先生から教えて頂くことになりました。