「空の心」期間のもう一つの挑戦が、このブログプロジェクトでした。
写真は、いのちの里人生祈念館付近から見た南アルプスと空
その歩みは、プロのブロガーが書かれた書籍を購入したところから始まりました。
様々なノウハウを勉強させて頂き、一つ一つを実行していきました。
その中で、オリジナルのドメイン(buyan77.com)を取得した方がいいと書かれていたので、無料のFC2をやめて、さくらインターネットのレンタルサーバーへと移行することにしました。
そこまでは、習得してきたスキルで、時間はかかりつつも何とか進めることができたのですが、スマートフォンへの対応をするためのテンプレートの導入において、全く前に進めなくなってしまいました。
Contents
暗転循環の渦の発見
プログラムのソースコードをいくら調べても解決方法を見いだすことができず、他のことが手に付かなくなるくらい没頭していきました。心のエネルギーはどんどん枯渇していき、心も肉体も疲弊しきった状態なのですが、問題に釘付けになり、更にエネルギーが吸い取られていきました。
その渦から抜けることができずに、ぐるぐると同じ所を回り続けている状況がしばらく続きました。
この暗転の渦の中で、身動きがとれなくなる体験ですが、久しぶりに体験して懐かしいとさえ感じたのですが、昔はよくこのような渦にのまれ続けていたことを思い出しました。
それは、約10年前に職場でのウイズダム実践をする前の状態でした。暗転の渦に足を取られて、取るに足らないような問題に釘付けになり、苦衰退、苦暴流の中で前に進めなくなっていたことを思い出しました。
そして、振り返ると、このブログ移転プロジェクトについて、神理実践で取り組んでいなかったことにふと気づきました。そこで、ブログ移転の課題についても、神理実践シートに取り組み、またウイズダムも書くようにしました。すると、すぐに明運力が働き始めました。
暗転循環の渦の更なる如実知見
まずウイズダム実践を始めることで、それまで見えなかった暗転循環のエネルギーを掴めるようになっていきました。
あるとき、問題の解決方法について情報を検索していて、2チャンネル等の掲示板でレンタルサーバーの管理者とユーザーの間で、かなり激しい波動戦争が起きていたことが分かりました。
ユーザー側からサーバー会社のサービスに対して、かなりの書き込みがなされており、不平、不満が響き合ってどんどん増幅していました。サーバー会社は、それに対して嫌気が差しているようで、取り合わなくなっており、その態度のために更に問題を拡大しているようでした。
私も一度、どうしようもなくなって、サーバー会社に問い合わせたことがあったのですが、そのときの対応について、あまりいい印象は受けませんでした。その背景にはこのようなユーザーvsサーバー会社の波動戦争があったんだと思います。
ものすごくエネルギーが吸い取られて、他のことが手につかなくなっていたのですが、その原因としてこの暗転の渦の中に私も巻き込まれていたことを発見しました。
そして、この渦から脱出しなければならないと思いました。
明運力による転換、「同志が現れ」「思わぬ所から道が開かれる」
でも、どのようにしたら出ることができるのか検索していたところ、VPS(Virtual Private Server)というシステムがあることを知りました。
これはクラウド上でマシンを一台自由に使えるようなシステムであり、レンタルサーバーと違って、自由度は格段に高くなります。しかし、サーバー運用に必要な様々なスキルが必要であり、これまでサーバーの運用などやったことがなかったため躊躇していました。
さくらのVPSはお値段も比較的に安く、これいんじゃないかと思いつつも、一歩踏み込む勇気が持てないまま、あるソフトのユーザー会に参加することになりました。
そこで、偶々参加したある講座で、なんと朝見たさくらのVPSについて細かく教えて頂く講習を受けることになりました。しかも、いかにVPSが簡単で導入の敷居が低いことを目の前で実演していただきました。
また講習がお終わった後で、色々と質問をすることができ、不安感を完全に払拭することができ、VPSを導入することにしました。ウイズダム実践を始めた直後だったのですが、まさに、「同志が現れ」、「思わぬところから道が開かれる」と明運力に導かれたと思いました。
先生の神理 3つの「ち」 の再発見
今回は、波動戦争に飲み込まれることで、どんどん自分も暗転循環にのまれていき、主導権を失ってエネルギーを吸い取られていったことを書きました。
では、この暗転循環の渦とは一体何なのでしょうか?
高橋先生のお説き下さる神理の中に、3つの「ち」という神理がありますが、どうもそれに近いんじゃないかなと思い、GLAのHPの用語集を確認すると、以下のように書かれていました。
『「地」とは、地域、土地から流れ込んでくるものです。土地の価値観、風習や慣習、約束事、そこにある人間関係の感覚です。風土のような形で存在している地域業であり、その地域に生まれ育つことによって吸収し、引き受ける流れです。』
人間関係の感覚も流れ込んでくると書かれていますが、今回はまさにそれでした。
私はあたかも、何か新しい発見をしたかのごとく感じていたのですが、既に大分前から先生に教えて頂いていたのに、自分の現状と結びつけて、理解していなかっただけであったと思いました。
ある先輩が言われていたのですが、先生は滝のように大量の神理をお伝え下さっているのに、弟子である私達は、滝のような水の流れをスプーンですくうくらいしか理解できていないとお話しされていました。
私の実感としても、先生の御著書は、読めば読むほどどこまでも深まっていくので、その計り知れなさを感じてはいたのですが、今回は改めて表面的にしか理解していないことを痛感しました。
更に先生の神理 暗運力の5つの症状 の再発見
3つの「ち」の「人間関係の感覚」としての波動戦争に飲まれていたことを発見したのですが、さらに深く洞察を深めていったときに、それは私一人の問題ではなく、組織全体にも働いているように感じられてきました。
どのような力が働いているのかを洞察し、悪循環を生み出す構造を見ていく中で、先生がお説きくださる「5つの暗運力」について、更に調べてみたくなりました。
高橋先生は、「運命の方程式を解く本」という御著書の中に、「暗運力の5つの症状」として書いてくださっており、その88ページには以下のように書かれています。
『悪い状態が繰り返され増幅されてゆく「悪循環」、急激な障害や問題が現れる「急暗転」、様々なところに問題が飛び火してゆく「悪縁起」、いきさつが重くなり変化させることをあきらめてしまう「重経緯」、活力が萎え停滞する「低活力」の5つの症状です。』
本の中には、もっと詳しく一つ一つについて解説されているので、よかったら見てみてください。
この5つの暗運力の症状を深めていく中で、会社の中に生じている問題の根本にこの5つの暗運力があることが見えてきました。
望ましくない状態が次々に連鎖して、一向に解決の道を見いだせなくなる「悪循環」。
様々に問題が飛び火していって問題が巨大になり、複数の部署に関わるためにどこから手をつければいいか分からなくなる「悪縁起」。
様々な解決方法を試みてもうまくいかず、経緯が重くなって変革ができなくなる「重経緯」。
会社全体の活力が衰える「低活力」。
そして、最後は「急暗転」して組織の崩壊へと到るプロセスです。
先生の弟子として ミッションワークへの挑戦へ
高橋先生は、5つの暗運力の症状の背景にカルマ、煩悩、暗転の現実という流れがあることを書かれていました。そこを逆転して、明運力を生み出すために、運命の方程式を解いて魂願、菩提心、光転の現実へと転換する道を説かれています。
しかし、一般的に問題を解決する手法としては、心も魂も見えないため、外なる組織体制の変更等しかなされないのですが、根本の問題ではないため、いくら手を打っても暗運力の5つの症状から脱却できないというジレンマがあります。
Nexstage のご講演で、日本全体にはたらく5つの暗運力についてご指導下さいましたが、私の会社だけでなくあらゆる組織に暗運力がはたらいているんだと思います。
そう考えると、私は巨大な会社という組織の中では、肩書きも権力もない一社員でしかありませんが、高橋先生の神理を学び、運命の方程式を解いて、明運力を起こそうとしている挑戦は、他の誰でもない、私に托されたミッションワークなのではないかと感じられてきました。
私が変わり、会社が変わり、日本が変わっていく挑戦に、是非皆さんと向かっていきたいと願っています。