今年は、9月に青年講演会が予定されており、何とか地域お世話として、青年の流れも活性化させなければならないとは思ってはいたものの、青年で動ける人は非常に少なく、どのように響働してゆけばいいのか分からず悩んでいました。
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先生が導いてくださった青年講演会に向かう青年の爆発
ある時に、先生が青年のコアになるメンバーにご指導の場を持ってくださいました。
その場をきっかけとして、中心になる青年のメンバーが立ち上がり、その後も青年が活性化する流れが次々に起こってゆきました。
そうして、若いメンバーが地域の展開にどんどん入ってくれるようになり、一緒に響働しながら、お声をかけてゆく流れが作られてゆきました。
一か月前とはまるで景色が変わってしまい、一体何が起きたんだろうかと驚いていたのですが、後からお1人お1人の青年の魂に、先生が呼びかけてくださっていたことをお聞きしました。そのことをお聞きし、自分の中で謎が解けた部分がありました。
1995年に起こった、転換→爆発の理由
私は1995年の青年セミナーに参加し、大変な衝撃を受けました。
その後で、「今始まる約束の時」という青年セミナーのダイジェスト映像を何度も反芻させていただいていました。
先生が、八ヶ岳に到着されたときに車を降りられて、夕日を前にして青年の魂に祈りを捧げられる場面があるんですが、その映像を見るたびに、なぜか涙があふれて仕方がなかったんですが、何で涙が出てくるのか自分でも分かりませんでした。
今年の青年の不連続な変化は、先生の渾身の祈りが、今の青年たちの魂に届けられ、その変化が生じていたことが分かってきました。
そして、1995年に涙があふれて仕方がなかったのは、先生の祈りが1995年当時に青年だった私の魂にも届けられていたことが分かってきました。
1995年の青年セミナーで内なる転換→爆発が起こり、それからGLAの青年塾を中心としたライフスタイルに変化していったんですが、その背景には、先生の渾身の祈りがあったことがつながってゆきました。
そういえばある青年が「今年になって、学びたい衝動が抑えられないくらい溢れてくるんです」と語っていたことが思い出されてきました、、、。
本当に先生に導かれての歩みをいただいていることを改めて刻ませていただきました。
2023青年塾セミナーへの参加
ゴールデンウイークの期間は、八ヶ岳で開催される人生史セミナー卒活講座に参加するつもりだったのですが、コロナにかかって参加できなくなったメンバーが北海道で出たため、急遽お世話の働きとして青年塾セミナーに参加することになりました。
最初は、お世話が大変な、やんちゃな子がいるんだろうなと思ったんですが、特に大きな問題はなく、みなさん真面目に一生懸命プログラムを受けられていました。
あとでわかったんですが、数年前までは手のかかっていたやんちゃな子が、コロナ禍での3回の一日一葉特別セミナーの受講を通して、神理を熱心に学ぶように変わったということでした。
なので、プログラムを集中してお受けすることができ、同時にシートの学びも青年と一緒にじっくりと深めることができました。
青年塾セミナーを通していただいてきた功徳の意識化
久しぶりに青年塾セミナーに参加するにあたって、自然とこれまでの歩みを振り返ることになりました。
青年塾セミナーでは、私も毎回先生が作ってくださった神理実践シートに取り組み、仕事の方向性やヴィジョンを求め、試行錯誤しながら今の仕事につながってきていました。自分で言うのもなんですが、通常の常識ではありえないような、仕事の変化をしてきていました。
もし、セミナーに参加してこなければ、今の仕事に辿り着くことも決してなかっただろうなと思いつつ、青年たちと共にシートの取り組みに入ってゆきました。
セミナーシート取り組みの同伴と働きへの疑問
先生の収録メッセージをお受けしつつ、青年たちとシートシートに取り組んで行ったのですが、ミーティングでは、進路選択を迷っている青年の悩みをじっくりと聞かせていただくことが主となりました。
並行して自分のシート取り組みも深めていったのですが、今取り組んでいる仕事に込められた願いが明確になってゆきました。
ただ、「本当にこの働きでいいのかな?」という疑問も湧いてきました。疑問を抱きつつ、夕方になり、星空教室をお受けすることになりました。
星空教室でのユニバース体験
少し厚着をして地上の星でお待ちしていると、先生がお越しくださいました。
先生は、「もっと近くに」と何度か声をかけてくださり、本当に先生のすぐそばまで近づく事ができました。そうして、最前列の人が自然と座ってくれたので、先生のまじかでお話を聞くことができました。
私自身、先生の昔からのご著書を読んでいて最も感動するのは、高橋先生が19歳の頃に書かれている本と、最近書かれている本の内容が、まったく矛盾なく、理論が一貫していることに衝撃を受けてきました。
一生を通して、どのように神理を説いてゆくか、全体像が初めにあって、1つ1つ説いてゆかないと、書けないんじゃないかな?と思うのですが、それくらい理論が一貫していると感じています。
今回の星空教室でも、高橋先生が20歳の前半に書かれていた内容が、最新の物理学の理論と一致している点について教えていただいたのですが、あるがままの宇宙の真実、人間の真実について書かれているから、矛盾がないんだなと改めて実感しました。
先生のお話にどんどん引き込まれていったのですが、お話の最後のほうで、先生は異言で語りかけてくださいました。
私の魂からも深い情動があふれてきて、どんどん頭が下がり、先生にひれ伏しているような状態となったのですが、その状態を冷静に見ているもうひとりの自分がいました。
先生が地上の星を後にされてから、ふとこの体験はどのような意味があるんだろうかと自分の中で尋ねてゆきました。すると、神理を教えてもらっているのは今生だけではなく、過去世でもでも聞いていたと、先生が星空教室の誘いでおっしゃっていたことが思い出されてきました。
私は、幼いころから「人として生きるべき道があるなら教えてほしい」という思いがあり、人生を導いてくださる師を求めてきたのですが、求めてきた師の許にたどり着けているという深い喜びが溢れてきました。
地上の星で頂いた願いへの確信
翌朝、開けの朝磁石をお受けするために、地上の星に向かいました。朝磁石のプログラムが終わってから、しばらく禅定をさせていただきました。
禅定を深めていると、ふと前日に取り組んだセミナーシートの願いのことが思い出されてきました。自分の中では、願いについて「本当にこれでいいのかな?」という迷いがあったのですが、禅定を深める中で、願いに対する強い思いが引き出されてきました。
改めて、この願いで間違いないという確信を頂いて、地上の星を後にしました。
二日目のプログラムでも、更にシートの取り組みを深めてゆきました。
ゴールデンウイーク明けに、仕事が次のステップに進み、プロジェクトとして正式に立ち上がることになっていました。
いわゆるDX(Digital Transformation)として、より多くの人々と響働しながら、進めることが求められてきているのですが、かなり大きな変革につながることが予想されており、本当にそんなことできるのかな?という不安もありました。
シートを通しての因の転換
シートに取り組んでゆくと、事態の捉え方の背後にある自分自身の煩悩としての相手を責める思いがあることを発見しました。
その煩悩を菩提心に転換し、新しい思いや行動を定めてゆきました。具体的に言うと、相手を敬う気持ちや、苦労をねぎらう気持ちを定めてゆきました。すると、自分の中にあった不安な気持ちが解消してゆくことになりました。
「もし、このまま進めてしまたら相手とぶつかってしまうんじゃないかな?」という不安があったんだと思うんですが、感謝の思いに転換することで、衝突せずに進められそうだなと思えてきました。
もし、この転換がなかったら、プロジェクトは途中頓挫する危険もあったのではないかと思うのですが、危ないところを事前に救っていただいたんじゃないかなと感じています。
青年の煩悩への切磋琢磨のチャレンジ
このように自分のシートを深めつつ、同時に一緒にセミナーの取り組みを深めている青年のO君との出会いを深めてゆきました。
O君が何度も繰り返している失敗があるのは、昨年も関わられていた方にお聞きしてわかってきてはいたのですが、O君の中でかなり強烈な信念となっており、これを伝えてしまったらきっと反発されるんじゃないかな?という恐れもありました。
でも、繰り返している失敗を止めるためにも、またO君が本当に願っている人生の仕事を果たすためにも避けては通れないなと思い、図にO君の意識の構造を書かせていただいて、説明させていただきました。
O君にとってはかなりショッキングな内容となったようで、去年までだったら受け止めることはできなかったと思いますと言われていました。
そして、人生で初めてそんなこと言われましたとも言われていました。
でも確かに、自分の中にそういった煩悩はあるなと少しずつ受容されてゆきました。
その後で、先生のご講演をお待ちする時間に、事前に取り組むことを提案した『新 祈りのみち』の
「この世は結局、力だと思うとき」
「優越感・特別意識を抱くとき」
の祈りを一緒におなぞりをさせていただきました。
これらの祈りは、これまであまり読んだことがなかったらしいのですが、何度も何度も本当にこの通りになっていると言われていました。そうして、煩悩の発見が深まってきたところで、先生のご講演を受けることになりました。
先生のご講演を通していただいた菩提心への転換
ご講演の中で、先生は4名の青年の実践についても分かち合ってくださいました。O君にとってはその1人ひとりの青年の実践の内容が深く心に響いたようで、何度も「うーんうーん」と唸りながら聞かれていました。
私にとってもご講演の内容は衝撃だったのですが、中でも「観音の心」を定められた、看護師さんの物語がとても響きました。
自分が抱えている問題に近いと感じる部分も多く、一つ上のレベルの仕事を任されたときに訪れた試練を、「観音の心」で超えられていました。
私も、今年は20数年ぶりに、高橋先生から「観音の心」の神理カードをいただいており、観音の心を深めたいと願ってました。しかし、この物語をお聞きし菩提心に転換することで、本当に奇跡のように現実が変わってゆくんだなと実感しました。
自分の中では、菩提心は自分の心を変える力はあるという実感はあったのですが、今回は関わる相手の気持ちまで変えてしまう力があるように感じ、菩提心について、わかっていなかったんだなと思いました。
冒頭に、先生の祈りによって転換に導かれた話を書かせていただきましたが、「菩提心」を定め、それを生きることで、大いなる存在の助力をいただき、先生の奇跡の御業のような変化が起きるのが菩提心チャレンジの神髄なんだと感じました。
先生のご講演を通していただいた人生転換の分かち合い
部屋に戻って、先生のご講演をお受けしての感動を皆で深めてゆきました。
O君にとっても色々と大きかったようで、人生が変わるセミナーになりましたと言われていました。
一時はどうなることかと心配でしたが、大きな転換につながってよかったなと思いつつ、O君との出会いを深めてゆきました。
その後、O君は実は自分とも縁の深い友人のTさんと深いご縁があったことがわかってゆきました。青年塾のシリーズセミナーでTさんの実践報告があった時に、Oくんのことを先生は触れられていたんじゃないかと記憶しています。
Tさんはプロジェクトとして、青年塾セミナーに参加されており、その後、Tさんと繋がりのある方にOくんを紹介してゆきました。
そうして、朝ご飯を食べるときに、お2人の再開の場面に立ち会わせていただきました。本当に尊い、かけがえのない出会いをされていることが、言葉を超えて伝わってきました。
先生のご著書『人生を取り戻す』の中に、早川さんの実践が書かれていますが、何かそのことにつながるような、O君の中で欠けていた大切なものが埋められていくような、本当に大きなセミナーになったんじゃないかな?と感じました。
2023年 菩提心発掘チャレンジプロジェクトの始まり
3日目は、菩提心の肩章の授与式が持たれました。「自分は青年じゃないし、もらってはいけないかな?」と一瞬躊躇したんですが、青年の同伴者も頂けるということだったので、せっかくの機会なので、頂くことにしました。
結果として、いただいた「観音の心」の肩章は、この夏の期間ずっと使わせていただくことになりました。
そうして、3日目の先生のご講演をお受けしました。先生のご講演の、特に最後のお呼びかけの部分は大変に衝撃的な内容となりました。
改めて、これから更に厳しさを増してゆく「まさかの時代」への覚悟を定め、その試練をこの青年達が切り開いてゆくんだなと感じました。
『真 創世記』の「黙示編」に、21世紀に青年たちが立ち上がり、試練を超えて魂文明が開かれていくと書かれているんですが、「今、その始まりに立ち会わせていただいているんじゃないかな?」と感じました。
こうして、2023年の青年塾セミナーを起点として、青年と響働してゆく歩みが始まってゆきました。
人の苦しみが自分の苦しみのように感じる観音の心の菩提心も「同情→優越→決めつけ→支配」と動いてしまいがちです。その時に暗転の現実に遭遇しますが自分が原因とは思いもつかないものです。的に当てようと狙わないことや、自分でないものに任せる心を体得する菩薩の道には正師が必要不可欠です。
自己流では間違いだらけになってしまいますね。
正師に導かれ、宿命から使命へと導かれる恩恵は、本当に計り知れないんでしょうね。