2019豊心大学PJ2:畏敬の念の深まりの先に訪れた恩寵の時

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リーダー陣での初日の後智慧と先智慧へのアクセス

メンバーさんが帰られた後で、リーダー陣で後智慧に取り組みました。

初日は、それほど大きな問題は発生せず、シートにじっくりと取り組むことで個人としての深まりはあったものの、個人として閉じてしまっていて、チーム全体に連鎖的に広がっていく所までは到っていないという話になりました。

そこで、翌日の到達目標として、点と点が線になって、それぞれの気付き、発見が連鎖して新たな発見につながり、チームになった必然が明らかになることを定めさせていただきました。

到達目標を具現化するために、部屋の中の机のフォーメーションを、バラバラな離れ小島の状態から、全体として一つの大きな輪ができるように並び替えることになりました。

二日目の研鑽の深まり

翌日も働きを担いつつ、大講堂でプログラムが行われている間に、チームで神理実践シートに取り組みました。

前日の後智慧から、全体で一つの輪となり、シートに取り組んだ後で16人全員の感想を分かち合っていきました。

皆さんがこのプロジェクトの最中に、普段の自分とは異なる新しい関わりに挑戦されていたことが分かったのですが、シートの取り組みを通して、プロジェクトでの体験が、より深められていきました。

このプロジェクトの一転生の中でしか果たせない、3つの「ち」の浄化、カルマ浄化の挑戦に向かわれているかけがえのない歩みが分かち合われ、お一人お一人の気づき発見が連鎖してゆきました。

私自身も、「どうせ願いは実現できない」というニヒリズムが意識化されてきたのですが、その背景となった「血」としての両親からの影響の痛みが深く感じられてきました。

そこから更に、このセミナーに込められた先生の御心が感じられてきて、宿命の洞窟から魂のサルベージへと導いてくださっている先生の御心に托身したいという願いが溢れてきました。

セミナープロジェクトに注がれる特別な光の中で深められていたんだと思いますが、前日までのバラバラな感じから、一体感が生まれ、このチームになった一人ひとりの必然が深まっていきました。

しかし、分かち合いが熱くなにつれて話が長くなってしまい、途中で時間切れになったのですが、不思議なことに大講堂のプログラムの終了時間が伸び、最後のお一人まで全員が分かち合うことができました。

全体で分かち合うことを通して、誰がどのようなテーマを抱えているのかが分かるようになり、その後自然とそれぞれのテーマに対して同伴し、更に深めていく出会いにつながっていきました。

魂のサルベージに向けた先生への祈り

二日目の働きも終わって、リーダー陣で後智慧に取り組んだのですが、前日に到達目標で立てた、「気づき、発見の連鎖が起こり、このチームになった必然が明らかになる」の現実が生まれてきていることが、改めて見えてきました。

ただ、気づき発見が深まって満足されている方や、セミナーが既に終わってしまったような感覚を持たれているような発言も目立ってきていました。

そのことについて話し合ったところ、セミナーで満足して、その後、営みでの実践につながらなかった後悔があったことが分かち合われ、今回は、是非営みの転換にまで結んでいくことに挑戦することになり、更に高い到達目標として、それぞれの抱えるカルマを神理実践シートに取り組み、このプロジェクトの場で転換する体験を果たすことと共に、先生、神様の御心とつながって、宿命の洞窟から引き上げられ、サルベージされることを設定しました。

ただ、この到達目標が非常に重く感じられ、自分の力では到底成就できないので、どうぞお導き下さいと先生に祈りの時を持たせていただきました・・・。

プロジェクトの問題を解決するために、先生に祈らせていただいたのは、初めてだったかもしれません。

豊心大学入学式に訪れた魂からの感動

最終日も、人生祈念館への送迎や、様々な働きをそれぞれ担わせていただいたのですが、いよいよ豊心大学の入学式の時間が迫ってきました。

大講堂の外に、新入学生が並ばれていたのですが、野外誘導チームとして、皆さんが入場される時に、拍手をしてお祝いをする働きを担うことになりました。

サブリーダーのHさんもいらっしゃったのですが、初日のHさんの実践報告は、義理のご両親の実践報告という側面もあり、義理のご両親の同伴によって、Hさんの神理実践の歩みが深められていました。

ちなみに、Hさんのご両親は私もご縁があり、かつて息子さんと一緒に千葉のプロジェクトを担っていました。

そのご両親が、お二人とも新入学生としていらっしゃったのですが、Hさんは最初からずっと号泣されていて、ご両親への感謝の思いで一杯になられていました。

その思いは、チーム全体にも自然と伝搬していったのですが、新入学生の皆さんの魂の尊さがますます深く感じられてきました。

その場に居させていただくだけで、私自身も、魂深くからの畏敬の思いが引き出されてくることになりました。

そして、これまで先生が初対面の方であっても、お一人お一人のことをご存知なのが不思議だったのですが、神様の御心につながる究極の畏敬の念で接されているから、どなたに対しても魂として深く出会われているのかなと感じられてきました。

最後のシート取り組みで頂いた恩寵の時

入学式の感動を抱いたまま、部屋に戻って最後のシート取り組みをすることになりました。

私がその場の進行をすることになっていたのですが、最初に『新・祈りのみち』の中の「畏敬の祈り」を誘わせて頂きました。

祈っている最中から、畏敬の思いがこれまでになくあふれてきて、魂からの神様への感謝の情動を抑えることができないような状態となり、嗚咽するのを必死にこらえながら祈りを深めていきました。

その後、神理実践シートに取り組んでいったのですが、私は仕事の内容が、中々理解されないことへの葛藤について取り組んだのですが、自分自身が周りの人の仕事に対する畏敬の念を抱いておらず、どちらかというと馬鹿にしている側面があったことが意識化されてきました。

宿命の洞窟の中にいるからこそ、自分のやっていることも評価されてこなかったんだなと納得されていきました。

そして、そのような現実を生み出しているカルマの繰り返しを見つめていきました。父方の祖父が実の親に自分のことを覚えてもらえていなかった痛み、母の折檻の痛み、そして命を断ったおじさんの痛み、ご供養を通して一切の痛みを先生が救ってくださった感謝の思いが深まっていきました。

この重い宿命の洞窟から自由になるには、先生だったらどうされるかを深め、自らをなきものとして、神の御前に頭を垂れてどうぞお使いくださいと生きることにつながっていきました。

ミーティングの順番の中で、その思いを分かち合わせていただいたのですが、元々の自分自身の魂と出会わせていただくような恩寵の時、ユニバース体験をいただくことになりました。

この半年程、「歪曲-独尊」の受信、発信を超えられない葛藤がずっとあったのですが、自分の奥底にいる本当の自分は、自分はやってきたという思いは微塵のかけらも抱いておらず、先生との約束にお応えしていないという、まったき後悔しかない自分がいることを教えていただきました。

「歪曲-独尊」で生きている自分のほうが偽我であり、それとは全く異なる感性を抱いた本当の自分がいることを、体験させていただいたんだと思います。

チームの皆さんも、長年の葛藤に対して回答を頂かれた方、これまでどうしても向き合えなかった新たな挑戦に向かわれた方も多く、最後の最後まで神理実践の歩みが深められ、営みの挑戦にまで結ばれていきました。

プロジェクトの宿泊場所の朝日

先生ご退場時の両親の先生との出会い

豊心大学の入学式も終わり、最後の先生の御講義をいただく場面は、会場に入ることができました。

最後の部分だけ、両親と一緒にいることができたのですが、母は中央通路の方に並んでいて、先生との出会いを待っていました。

自分はずっと父のそばにいたのですが、少し歩けば握手できる場所だったので、行こうと誘ったのですが、「去年入学式の時に握手したから今年はいいかな」と言っていました。

座りながら、母が先生と握手する場面を父と一緒に見せていただきました。

母は握手の際に、「息子のおかげで、主人と一緒に来ることができました」

と伝えたらしいのですが「親孝行のお子さんを持って幸せですね」と声をかけていただいたそうです。

握手ができて、涙が出そうだと言っていたのですが、魂として先生とお会いできた歓びが溢れてきているように感じました。

先生が近くを通り過ぎていかれるのを父と見ていたのですが、一瞬だけ先生と目が合ったように感じ、まだ諦めてはいけないと思いました。

その後、外に出ていると、間もなく先生が会場から出てこられることになり、父を握手に行こうと誘うと一緒に来てくれました。そして、最後に先生と握手することが叶いました。

そして、最後に先生と握手することが叶いました。(8月号のGLA誌に、父と母と一緒に先生との出会いを待っている写真が掲載されていました)

かつて、かけ橋セミナーという子どもたちを対象としたセミナーで、子どもたちのお世話をするエージェントという働きをさせていただいたのですが、その時も子どもたちに声をかけて、先生と握手しに行こうと何度も誘っていたのですが、同じ場所で、同じことをしていることが思い出されてきて、先生におつなぎすることが自分の願いなのかなと感じました。

こうして、両親ともギリギリの所で、先生との出会いを果たすことになりました。

先生が御講演の後で、2時間近くお一人お一人との出会いを重ねられ、更に次なる出会い向かわれていることに、両親とも大変驚いていました。

その後しばらくして、セミナー会場を出て、父母と一緒にホテルに向かうことになりました。

セミナー後の八ヶ岳探訪 北杜市オオムラサキセンター

昨年の豊心大学セミナーでもお世話になった、八ヶ岳に住んでいる会員さんのOさんに送っていただくことになっていたのですが、少し遅れることになりました。

その間に近くの「オオムラサキセンター」にタクシーで向かうことになったのですが、昨年も行こうとして月曜日が休館日だったため諦めた場所でした。

オオムラサキセンターに到着した時点で、閉館10分前くらいだったのですが、駆け足で館内を回りました。

オオムラサキは日本の国蝶となっており、八ヶ岳近辺にも生息しています。

飼育園があったので、行ってみると、幼虫が葉っぱを食べていました。一生懸命葉っぱを食べる姿が、とても健気でした。

オオムラサキ幼虫1
オオムラサキ幼虫2

蝶が見られるのは、夏になるそうです。

センターには他にも多くの虫や生き物が展示されており、昔、昆虫図鑑で見ていた生き物を、たくさん見ることができました。

父は昔から蝶が好きで、集めたりしていたらしいのですが、オオムラサキセンターに行きたいという父の願いが叶えられ、喜んでくれたようでした。

その後、Oさんがオオムラサキセンターに迎えに来てくださって、ホテルに向かいました。

ホテルでの煩悩地図の同伴と後悔の深まり

今年は、昨年泊まったグリーンヒルズ八ヶ岳が一ヶ月前に既に満室であったため、「風か」というホテルを紹介してもらい、宿泊しました。

ホテルに到着すると、セミナープロジェクトの疲れがどっと出てしまい、しばらく横になってから、食事に向かいました。

食事をしながら父にセミナーの感想を聞くと、陸前高田の佐々木議員の実践報告にとても感動したと話してくれました。

もう10歳若かったら、議員に立候補したかったとまで言い、その後も何度も感動したと話していたので、本当に感動したんだと思います。父がこんなに先生のご講演で感動したのは初めてでした。

翌朝、神理実践シートを見せていただいたのですが、今回飛行機の予約が間に合わず、遅れて到着してしまったこともあるのですが、父のシートを見てみると、どこから見直せばいいか分からないくらい、問いかけに対して応える内容となっていませんでした。

煩悩地図を見てみると、父も母も、快・衰退が一番強く現れていたのですが、「鈍感-曖昧」の受信、発信でシートも取り組まれているように感じました。

改めて「鈍感-曖昧」の受信発信について説明して、親族との関わりにおいても、この煩悩の受信、発信で様々な混乱がおきてきたことを一緒に振り返らせていただきました。

いつもだったら、兄が悪い、両親の育て方が悪いと、誰か他人を悪者にする話にすぐなっていたのですが、今回は何故か、煩悩によって壊してきたことを深く受け止めてくれているようでした。

後で自分自身が合同セミナーに参加することで、この時の父の様子を理解できたのですが、セミナーで理論として学んだことを、具体的に自分のこれまでの人生の繰り返しと結びつける大切なプロセスになっていたようです。

ただ、自分としては、その父の気持ちの変化が分からず、せっかく凄いシートを先生が作ってくださったのに、もったいないという思いに飲み込まれてしまいました。

その後、Oさんが迎えに来てくださって、八ヶ岳観光に向かったのですが、Oさんは三日間セミナーを受けているだけでも凄いと話されていました。

お聞きしていて、そのような受け止め方もあるんだなあと感じ、同時に、自分自身は本当に畏敬の念が足りないことを痛感しました。

セミナーに参加し、先生と出会えたことは、魂にとっては計り知れない深い意味があることなのに、シートの取り組みを表面的に見ただけで、良かった、悪かったと評価してしまうことは、本当に浅い受け止めだったと後悔しています。

八ヶ岳探訪2 こぶちさわ昆虫美術館訪問

前日に、父がオオムラサキセンターに行って喜んでくれたので、Oさんの提案で、「花パークフィオーレ小淵沢」の敷地内にある、「こぶちさわ昆虫美術館」に行くことになりました。

世界屈指の昆虫コレクションの施設であり、長崎のハウステンボスにも展示されたそうです。

たくさんの蝶や、蛾、カブトムシやクワガタ、そしてサソリやタランチュラまで、展示されていました。

私もモルフォ蝶の綺麗さに感動し、リファレンスとして一つ購入しました。

モルフォ蝶

それから、小淵沢の乗馬場や、別荘のあるところを回りました。

また父から、イナゴの佃煮をお土産として買って帰りたいという要望があり、地元のスーパーに連れて行ってもらいました。

最後に美味しい蕎麦屋さんで食事を頂き、小淵沢駅で別れました。

セミナーに参加して溢れてきた魂からの歓びと明年への願い

家に帰って、母から電話がかかってきたのですが、旅が本当に良かったと歓びを伝えてくれました。

父も電話に出てくれて話ができたのですが、魂からのあふれるような歓びが伝わってきました。

「元気な内は、八ヶ岳のセミナーに来てね」と伝えると、「うん」と応えてくれました。

今年は、春季のご供養の時に、セミナーに来てもらう約束をすることができたのですが、それでは宿も飛行機も取るのが遅れてしまい、途中からの参加となってしまいました。

来年は、豊心大学の日程が発表された時点で、飛行機と宿を予約して、もっと十全にセミナーを受けられるように条件を整えていきたいと思いました。

また佐々木議員の実践報告に感動したということだったので、運命の逆転のご著書をプレゼントして、普段から神理を学んでもらって、来年のセミナーがもっと充実したセミナーとなるように、支えていきたいと思いました。

4 thoughts on “2019豊心大学PJ2:畏敬の念の深まりの先に訪れた恩寵の時”

  1. 「元気な内は、八ヶ岳のセミナーに来てね」と伝えると、「うん」と応えてくれました。思わず笑いながら泣いてしまいました。鈍感→曖昧は私の両親に対する後悔です。先生に出会わなかったらとても知ることは出来ませんでした。合掌

    1. junjinoさんありがとうございます。
      心に響く部分があったんですね。
      今回、八ヶ岳への到着が遅れたのも、自分の快・衰退が原因だったので、来年はその後悔の生き直しをしたいと思います。

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