2019豊心大学PJ1:宿命の洞窟からのサルベージへの挑戦

昨年の豊心大学プロジェクトでは、配膳チームとして参加させて頂き、メンバーのTさんが先生から実践報告を頂いて、そのことを起点としてチームを光転に運んでいただくことになりました。

今年はどのチームにしようかな?と思ったのですが、直感で野外誘導チームを選択し、3年ほど前にプロジェクトを担った野外誘導チームを再び担うことになりました。

Contents

プロジェクトウイズダムの願いへのアクセス

発足会から始まり、リーダー、サブリーダー(略してリーサブ)が先に決まって展開が持たれるようになったのですが、最初にリーサブのウイズダムを作ることになりました。ちなみに私は、サブリーダーを担うことになりました。

願いの青写真にアクセスする中で、前回の先生の御講義の内容に皆さん衝撃を受けられていたこともあり、あのご指導の内容をセミナーを通して生きる挑戦を果たしたいと話し合われることになりました。

先生の御講義の内容は、メモとして残していたので、私の方で引き受けさせていただいて、リーサブのウイズダムのたたき台を作成し、提案させていただきました。

もうひとりのサブリーダーのHさんが具体的な資料の整備を担当されることになり、プロジェクトの準備が進められることになりました。

ウイズダムの願い(滅)にアクセスさせて頂いて、前回の御講義で先生が説かれた、宿命の洞窟から神の力によってサルベージされる内容と、カオス発想術を生きることで、自分は何者で、人生の目的は何で、なぜその出来事を経験しているのかが解き明かされていくことを願いとして定めました。

また、原則としても、前回の神理実践報告の中で話されていた、
・先生だったらどうされるだろうか
・全員リーダー全員メンバー
・のりしろはみ出し原則
を設定させていただいて、プロジェクトが起動していきました。

最初のチーム展開の暗転

そして、最初のチーム展開が持たれることになったのですが、私は鍵を会社に忘れてしまったことに気づき、途中で会社に引き返すことになってしまいました。

引き返す間に、私はリーダーから送られてきたチームの滅に対して切磋琢磨のコメントをさせて頂いたところ、結果として、リーダーはメンバーさんに滅を分かち合うことを止めてしまったのです。

遅れて到着すると、それぞれ個別に出会われている状態にあり、ばらばらになっているように感じました。

案の定、チーム展開終了後、メンバーさんからチームへの不安をお聞きすることになりました。

リーサブの波動戦争解消へのチャレンジ

展開終了後にリーサブで後智慧を持ったのですが、ターミナルとの波動戦争(主導権の奪い合い)があることを教えていただきました。昨年の後智慧にも、「ターミナルとの上意下達の関わり」と書かれており、去年からのテーマであることが分かりました。

今回のプロジェクトも、波動戦争を解消できるかどうかが、暗転光転の大きな岐路になることを感じ、リーサブの展開日を別途設定して、皆で神理実践シートに取り組むことを提案しました。

結果としてリーサブの皆が集まることになったのですが、シートへの取り組みを通して、それぞれのカルマの繰り返しに対する率直な切磋琢磨が持たれ、3つの「ち」としての人生の背景まで分かち合われていきました。

分かち合いの中に、Sさんは私と非常に似ている比較競争のテーマを持たれていることが分かり、一緒に乗り越えていける希望も感じられてきました。

リーサブ、ターミナルとの深い出会いの後に開催されたチーム展開は、前回と打って変わって、メンバーさんをようこそとお迎えできる状態が整えられていきました。

リーサブで作ったウイズダムの願いも分かち合われ、活気に満ちた場が作られていきました。

プロジェクトと同時に仕事における転換

GLAのプロジェクトでの転換に取り組みながら、仕事における転換にも取り組んでいきました。

丁度年初の時期であり、この一年をかけて何をするのかを定めることになったのですが、私自身はこの数年かけて取り組んできたMBSEの領域で成果を出したいと考えていたのですが、上司からは15年ほど前にやっていた仕事を再度やってほしいと言われました。

せっかく修得しかけてきたのに、このままでは昔に戻ってしまうように感じ、危機的な状況に追い詰められていったのですが、神理実践シートに取り組み呼びかけを受け止めていきました。

それまで、自分で頑張って、自分で結果を出すことにこだわっていたのですが、肉離れの怪我を通して、自分一人では何もできない状況に追い込まれ、助けてもらうことの大切さが感じられるようになってきていました。

そこで、社内のエキスパートの方に助けてくださいとお願いした結果、快く引き受けてくださって、上司を説得してくださり、新たな展開を開くことにつながっていきました。

より明確になった「歪曲-独尊」のテーマ

仕事とGLAのプロジェクトの神理実践シートに取り組むことを通して、共通の課題がより明確になっていきました。

それはこの半年程、集中して取り組んできた、「歪曲-独尊」の受発色のテーマでした。

私の歪曲が特に発動しやすいのは、困惑の現実が明確になる時なのですが、「これは自分が解決しなければ」、「神理実践によって、問題を解決したい」という気持ちが溢れてきます。

一見すると前向きな態度にも見えるのですが、問題を解決する重心が自分自身にあり、問題を解決することで、自分の事をわかってほしい、評価してほしいという煩悩が根底にあり、どちらかというと自分の存在を証すために、問題をつかっているような側面もありました。

今回のシートへの取り組みを通して、より深く、出来事の意味を問うていった時に、本来はGLAの全てのプロジェクトが、先生がお作りくださったかけがえのない魂研鑽の場であるのに、自分の煩悩を満足させるためにその場をつかってしまうことは、とても傲慢なことをしてしまっているんじゃないかと思えてきました。

先生がご講義で教えてくださった、宿命の洞窟からサルベージされた時に、このカルマの繰り返しを乗り越えることができるんじゃないかという希望が湧いてきました。

私自身にとっても、セミナープロジェクトを通して、これまでの限界を突破することを願いつつ、準備を進めていきました。

魂への畏敬というテーマとの遭遇

GLAのプロジェクトのチーム展開の時に、カリキュラムを考える方からの発信があったのですが、発信内容に違和感を感じる部分がありました。

集いが終わった後の、後智慧の場で、そのことを率直に伝えさせていただいたのですが、その意図がなかなか伝えられず、相手に不快な思いを与えてしまう結果となったことがありました。

翌日に、この問題を解決しようと思い、神理実践シートに取り組んでいったのですが、最終的に「魂への畏敬」というテーマへとたどり着きました。

その時に、ある青年との関わりが思い出されてきたのですが、その方の煩悩に対してどのように関わっていけばいいのか分からず、手も足も出なかったことがありました。後日、先生がその方と出会われている映像を見る機会があったのですが、先生はその方の過去世からの必然をお話しくださっていました。

お話をお聞きしていて、表面的な印象の次元でしか出会えていなかったことを非常に後悔したのですが、自分には触れられない、先生にしか触れられない魂の次元があることを刻印させていただきました。

そして、今回の事件についても、その時と同じような感覚があり、自分には触れられない、深い領域に、煩悩で触れようとしていたことが感じられてきて、ストップをかけさせていただきました。

両親の八ヶ岳への誘いの手紙 プロジェクトの皆さんへの感謝の深まり

その発見があった翌日が、セミナーの丁度一週間前の時期だったのですが、畏敬の念を深めつつ、両親に手紙を書かせて頂きました。

飛行機とホテルの予約は済ませていたのですが、具体的な飛行機への乗り方や、搭乗時間などは伝えていませんでした。

そこで、佐賀から八ヶ岳に来るまでのステップなども書かせていただきました。

また、前回は父は手ぶらでセミナーを受けていたので、今回はもう少し学んでほしいなあと思って、「最高の人生の作り方」のご著書と、神理を学ぶためのノートも同封して送らせていただきました。

お手紙を送った日曜日に、プロジェクト集会の司会を担わせていただきました。

前日の発見もあって、集会の始まりに「畏敬の祈り」を祈らせていただいたのですが、今回はこの畏敬という感情がとても大切な鍵になることが伝わってきました。

チーム展開が終わり、集会の最後の部分で、今年も両親が来てくれることになったことをお伝えさせていただきました。

昨年、両親がセミナーに来てくれた時に、いつ「帰る」と言い出すか、ヒヤヒヤしていたのですが、東京本部のプロジェクトの皆さんがとても良くしてくださって、最終的にかけがえのない先生との出会いを果たすことができた感謝をお伝えさせていただきました。

すると、思いがけず、会場の皆さんから拍手をいただくことになりました。

改めて、この皆さんの温かい思いに支えられていたことが伝わってきて、感謝の思いでいっぱいになりました。

セミナーまでの神理実践の分かち合いによる絆の深まり

こうして、準備を進めながら当日に向かったのですが、光転のシステムとして、セミナーまでに2回神理実践シートに取り組んで、このチーム専用のメーリングリストで、それぞれの気付き、発見を分かち合う目標を設定させていただきました。

チーム展開だけでは、出会いの時間が十分に取れない部分もあったのですが、それぞれが営みでどのような課題を抱えており、それを神理実践で乗り越えようとされているのかが自然と分かち合われ、チームの絆が深められていきました。

準備の最中に、去年リーダーを担われ、今年は諸事情でメンバーとして参加されているSさんから、プロジェクトの準備が十分ではないという切磋琢磨をいただく事件がありました。

そのことを介在にLSLでシートに取り組んだのですが、普段の自分の受発色を、そのまま受けたように感じ、自分もこうやって関わりを壊してきていたんだなあと、痛切に感じられてきました。

攻撃を受けていた方が、どのような気持ちになられていたのかが、しみじみと感じられてきて、後悔が深まっていきました。

その思いを転換するために、畏敬の念を深めることになったのですが、これまでの自分は歪曲-独尊で、「自分はこんなにできる、できないあなたたちが悪い」といって、周りを悪にして、できる自分を際立たせようとしてきていたことが見えてきて更に後悔が深まりました。

そこから、どれほど未熟なシステムであったとしても、それに関わった人々の人生があり、尊い物語があることに思いを馳せ、その本来の可能性が開かれますようにと祈り心が湧いてきました。

仕事においても重要な打ち合わせをする直前にこのような発見が起こったのですが、ずっと自分のやることを反対してきた上司の口から、テーマとして取り組む話が進められることになりました。

これまで可能性を壊していたのは、未熟な自分の受発色であったことに、改めて気づかせていただきながら、八ヶ岳のプロジェクトへと向かうことになりました。

2019八ヶ岳豊心大学セミナープロジェクトスタート

ウイズダムを土台とした神理実践の取り組みと同時に、アクションプログラムの整えにもエネルギーを注いでゆきました。

ここ数年間の、先智慧、実行、後智慧への取り組みの蓄積によって、既に大量の資料が準備されていました。

それらの資料を、今回のセミナーの条件に合わせて修正する必要があったのですが、サブリーダーのHさんが裏方として頑張ってくださって、かなり綿密な役割分担が作られてゆきました。

当初は夕方に到着するような計画を立てていたのですが、仕事が遅くなってしまい、到着が12時近くとなってしまったのですが、野外誘導の部屋は既に準備が整えられ、ウイズダムも壁に掲示され、各種資料も準備されていました。

メンバーを確認すると、昨年の豊心大学プロジェクトで神理実践報告をされたTさんたちも今年も同じチームになっており、また北陸からのプロジェクト留学3名も合流していました。

事前に、メールでのそれぞれの神理実践を分かち合っていたこともあり、セミナーのスタート時点から、絆が感じられる温かい場となっていました。

ちなみに、チームのメンバーは、Tさんを含め、ここ数年で先生から対話を頂いたり、神理実践報告をされた方が多くいらっしゃり、約半数近くの皆さんが、そのような方が集まっていました。

前泊におけるリーダー陣、ターミナルの切磋琢磨

前泊の展開が終わった後で、リーダー陣で集まってこれからの更なる準備を整えていきました。

八ヶ岳での最初の打ち合わせとなったのですが、これまでの関わりの鋳型が出てしまい、波動戦争で疲弊するような場となってしまいました。

MTGが終わり、ターミナルのKさんが帰っていかれた後で、Kさんへの愚痴の響き合いが起こりました。

三日間、このような波動戦争が続いたら、まずいことになると不安になって外に出たところ、丁度Kさんとばったりお会いしました。

そこで、Kさんに対して皆が感じていることを率直にお伝えし、また、そのような関わりを生じている、Kさんの煩悩の傾向についても、率直にお伝えさせていただきました。(ちなみにKさんとは入会当初からの十数年来の信頼関係がありました)

Kさんのなんとかこの場を良くしたいという願いとセットで、煩悩は現れていたのですが、自分の願いは見えても、壊しているカルマとしての煩悩はなかなか気づけなかったようで、Kさんにとっては、まさかそのような縁起を生んでいるとは思いもよらかなったと教えて下さいました。

そして、「視点を頂いてありがとうございます。もっと気づいたことがあったら、教えてください」と、率直に後悔を深められていました。

その後、Kさんは自覚的に波動戦争にストップをかけられるようになり、長年の波動戦争も八ヶ岳のプロジェクトが本格的に始まる前に、収束することになりました、

プロジェクトの本格的な働きスタート

翌朝、地上の星で祈りをさせていただいて、プロジェクトが起動していきました。

地上の星と人生祈念館

初日は、私が場の進行となったのですが、地上の星で深まった「カルマ超克の祈り」からスタートしてゆきました。

皆で現地の下見をし、早速それぞれの配置についてゆきました。

私は、10人乗りのバンの運転をすることになったのですが、駐車場から受付まで、坂道で少し距離があるのですが、その間を送迎させていただきました。

運転するだけの楽な仕事かなと思っていたのですが、これまでプロジェクトを担われてきた方の動きを見せていただくと、荷物の積み下ろしや、車に乗車するためのステップの設置など、事細かにされていました。

同じように真似してみたのですが、参加者の皆さんから、「ありがとう」、「本当に助かった」、と多くの感謝の声をいただくことになりました。

プロジェクトの初日のお迎えの時は、例年大きな問題が発生したり、波動戦争が勃発して疲弊することが多かったのですが、スタート時点からスムーズに進められていきました。

初日のシート取り組みの深まり

一通り働きが落ち着いてから、シート取り組みの時間を持ちました。

GGPに降ろされた最新の神理実践シートに取り組んで、分かち合っていったのですが、取り組んだ後で感想を分かち合うと、最初からお二人が、抱えられれている深い痛みを心を開いて分かち合ってくださり、涙の分かち合いとなっていきました。

初日から、最終日のような深まりがあるねといった声も聞かれたのですが、シートの分かち合いを通して、一回一回、出会いを深めていきました。

夕方には、「正見のまなざし」のご経文を取り組むことになり、研鑽チームの皆さんに来ていただいたのですが、丁度この時間に両親が八ヶ岳に到着しました。

今年は、グループごとの学びとなっていたのですが、受付チームの皆さんが、グループとの出会いにつながるように、配慮くださいました。

そして、父については、ホテルまで送迎することになり、野外誘導チームの働きとして、私自身が送迎することになりました。

お届けする道すがら、様々なプロジェクトの皆さんに、温かく迎えてくださり、安心して父をロイヤルホテルのグループにお届けすることができました。

チームの拠点の前にあった藤棚

プロジェクト集会の先生ご指導で頂いた光

初日の夜に、先生がプロジェクト集会を持ってくださることになりました。

昨年の後智慧として、プロジェクト集会に参加していて、プロジェクトの働きにつくのが遅れてしまい、参加者の皆さんにご迷惑をかけた事件がありました。

その後智慧から、リーサブ陣は、プロジェクト集会に出ずに、働きに付くことになっていました。

先生がプロジェクト集会にお越しになって間もなく、泣く泣くプロジェクトの働きに付くことになり、ほとんど先生の話をお聞きできないまま外に出ました。

大講堂の近くで誘導の働きをしていたのですが、1時間ほど経ってプロジェクト集会が終わってから、メンバーの皆さんが戻ってこられました。

驚いたことに、プロジェクト集会で、サブリーダーのHさんが実践報告をされたことが分かりました。

皆さん、Hさんの神理実践に感動したと口々に語ってくださっていました。

先生が起こしてくださった神理実践報告の光の伝搬

最後のお風呂の送迎まで終わって、拠点に戻って一日の感想を分かち合うことになりました。

Hさんと一緒にプロジェクトを担ってきた皆さんの感動は大変に大きく、リーダーのAさんは、プロジェクト集会に参加できなかったけれども、Hさんが実践報告されたと聞いただけで涙を流して喜ばれていました。

Hさんと同じ痛みを抱いている方も多くいらっしゃって、先生のご指導をお受けして、深く癒やされていったことを口々に分かち合われていきました。

Hさんご自身からも感想をお聞きすることができたのですが、長年抱えていた虚無感が深く癒やされたことを教えてくださいました。

また、実践報告をされている最中も、プロジェクトで頂いてきた出会いへの感謝の思いがずっとあったと言われて、チーム全体にHさんが頂かれた神理実践報告の光は広がっていきました。(続く)

2 thoughts on “2019豊心大学PJ1:宿命の洞窟からのサルベージへの挑戦”

  1. 不足や不備を見つけたら、率直に言う方が良いのか?いやいや、不足とか不備と思ってしまう自分に問題があるのか?と葛藤する場面があります。最近は何も言わずにどんな現実がきてもカオスとして生き生きハツラツと引き受けようと思います。

    1. junjinoさん、ありがとうございます。
      煩悩にのまれれば暗転し、菩提心に転換すれば光転へと導かれる、、、
      葛藤が生じたら、神理実践シートで転換するように努めています。

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