2019新年の集いPJ:「月の心」の菩提心による「歪曲-独尊」の浄化の深まり

新年の集いは、集中プロジェクトを担うことにしました。そして、先生講演会に引き続き、環境チームを担うことになりました。

Contents

新自己診断チャートで明らかになった「歪曲-独尊」のテーマ

昨年、新しい自己診断チャートを頂いて、快・暴流の「歪曲-独尊」の傾向が強く出ていて驚いていたら、周りの何人もの友人から「前から言っているでしょう」と言われて、ショックを受けました。

そこから快・暴流を超える行をはじめました。

そして、会社においても上司から、「自分の都合のいいように解釈している」と指摘されてしまいました。

「それって・・・歪曲のことだよな・・・」と思ったのですが、GLAでも会社でも同じ快・暴流の煩悩を指摘され、これは本気でプロジェクトでの実践を通して、変わるチャレンジをしないといけないと心を定めました。

プロジェクトを通しての「運命の逆転」の反芻への取り組み

この期間、「運命の逆転」のご著書を深めることに取り組ませていただきました。

前回の講演会の時に、「あなたがそこで生きる理由」のご著書を深めさせていただいた時に、こんなにすごいことが書かれていたのに、サラッと読んで、全然深く理解していなかったことを後悔したのですが、「運命の逆転」のご著書もあまり深められていませんでした。

最新のGGPのシートにも、『「運命の逆転」の道を歩むための・・・』と書いてくださっており、心のデトックスに取り組む、この期間にこそ取り組む必然を感じ、ご著書の内容で重要だと感じたところを、パソコンに記録していきました。

すると、曖昧に捉えていた内容が、少しずつ深く理解できるようになっていきました。

それまで、「心の鏡」という神理について、昔のご著書に書いてくださっていた内容と同じように捉えていたのですが、 深く読み込むと、「心の鏡」がいかに大切であるのかが分かっていきました。

・心の鏡は、運命を変える力を持つ。
・人は、あるがままのカオスを見ているのではなくて、心の鏡に映ったカオスを見ている。
・心の鏡の歪みを取るには、菩提心が必要。

更に、心のピラミッドの部分を読んでいて、心のピラミッドの専門能力が肥大化し、菩提心が小さくなり、心の鏡も歪曲する状態になっていたことが感じられてきました。

心の鏡の重要さ、そして、菩提心の重要さを痛切に感じ、新自己診断チャートで明確になった「歪曲-独尊」で歪んでしまう心を、菩提心で浄化する取り組みを深めていきました。

『 「運命の逆転」 「心の鏡」の性能を上げるために-「心のピラミッド」を確立する』より抜粋 

「月の心」の菩提心の書写行を通しての転換の深まり

昨年末から、菩提心の書写行として、「月の心」に取り組んでいました。

書写行の最後に、「今日の刻印」という欄があるのですが、これまで毎日同じ言葉を書いているので、そんなに毎日刻印することはないかな?と思い込んでいました。

しかし、GLA創立50周年の書写行が始まった頃から、「今日の刻印」もきちんと取り組んでみると、毎回のように気づき、発見が深められていきました。

「月の心」の書写行を深めながら日々の受発色を振り返っていくと、普段の心の構えが、「歪曲-独尊」になっており、「正直-愚覚」になっていないこと鮮明になり、後悔を刻印していきました。

更に、「月の心」をイメージし、相手の光に照らされる自分を思い描くようになっていきました。

これまでの自分は、いかに自分の力を強めて、他人よりも自分が抜き出るかにエネルギーを注いできていました。でも、その自分の力を強めようとする意識が、「歪曲-独尊」を強めることになっていたことが見えてきました。

「歪曲-独尊」の受信、発信に対して。自分の心に杭を打つように、「正直-愚覚」と何度も刻印し、月の心の菩提心を念じる取り組みを深めていきました。

プロジェクトを通しての「歪曲-独尊」との葛藤

こうして、煩悩を菩提心に転換する取り組みを深めつつ、プロジェクトでの出会いを深めていきました。

今回の環境チームには、なんと3名もの新人さんが参入されており、プロジェクトに取り組みつつ、一緒に神理実践も深めていくことになりました。

チームのウイズダム作成を通して、煩悩を発見し、その煩悩を浄化する、光転の因の設定に始まり、「止観シート」と「祈りのみち」のおなぞり、そして、GGPの新しいシートを皆で取り組んでいきました。

今回のプロジェクトのチャレンジとして、ウイズダムのアクションプログラムとして、最後の5日間に、毎日GGPのシートに取り組む目標を設定し、シートに取り組んでの気づき、発見をLineで交換していきました。

新人さんの取り組みを、Line上で、また直接の出会いで同伴させていただくと、「何でそんなに心のことが分かるんですか」とか、「Buyanさんのお陰で、シートの取り組み方が分かり、発見がありました」と言っていただくことが度々ありました。

また、リーダーのIさんも、「シートの取り組みはBuyanさんが詳しいので教えてもらってください」と何度も言われていました。

そのたびごとに、「歪曲-独尊」の心が動き、因の転換としての「正直-愚覚」を何度も思い出し、その煩悩を止めるように心に刻印していきました。そして、「月の心」を心にイメージして、先生、神様からの光に照らされていることに思いを馳せ、頂いた光を静かにお返ししていくように念じていきました。

多いときは、展開中に10回位、動いた心を転換するようにしていったのですが、煩悩にのまれる心を転換し続けました。

先生から教えていただいていた壊すパターンの発見の深まり

そのような取り組みを深めている最中に、GLAの先輩から切磋琢磨を頂く機会があり、GGPの「4つの心得を生きるためのシート」に取り組んでみました。

すると、普段の心の構えが、自分のことを認めさせようとして「歪曲」「独尊」になっており、その結果、反発を受けていたことが見えてきました。

先生から、「自分は正しいことをしようとしているのに分かってくれないというのが、壊すパターンです」と神理実践報告の時に教えて頂いており、自分でも自覚しているつもりだったのですが、「歪曲-独尊」での衝突はあまりにも自然で毎日のように、何千回、何万回と壊してきており、まさかこのことを言われているとは思ってもいませんでした。

全く無意識に、壊し続けてきていたことが見えてきて、精神的な安定を欠きそうになるくらい、ショックを受けてしまいました。

先生から頂いた言葉を、本当に浅くしか受け止めきれていないことに改めて砕かれつつ、このカルマの繰り返しを乗り越えていきたいと願いを確かにしました。

環境チームの新たなミッションへのチャレンジ始動

煩悩を菩提心に転じる歩みを深めながら、新しい関わり方を模索していくと、
環境チームの新たなミッションが見えてきました。

それは、参加者の皆さんに温かい飲み物を提供するという、先生の御心に応える働きでした。

集中プロジェクトでは、数年前に、先生から参加者の皆さんに温かい飲み物を提供する提案を頂いており、お湯と、飲み物の粉は準備されていました。

通路に置かれていたらしいのですが、本当はお一人お一人のところに赴いて、具体的にお渡しするところまでやりたいけど、そこまではできていないということが分かってきました。

環境チームは、前回の講演会の時に、ホッカイロを渡しており、働きとして近い所がありました。

これは先生から頂いた、重要なミッションだなと感じ、環境チームでお一人お一人に、温かい飲み物をお配りする提案をさせていただきました。

すると皆さんから様々な意見が出てきて、紛糾しそうになったのですが、今回は研鑽チームのFさんが来てくださることになっており、Fさんが来られた時にこのテーマについて、シートに取り組むことになりました。

いつもだったら、真っ先に自分が手動する形でシートに取り組もうとしていたと思うのですが、今回は、「月の心」を念じていたため、欲得の心にストップがかかり、Fさんに同伴をお願いすることになりました。

振り返ると、先生講演会の時は、研鑽チームの方が来られなくなってしまったのですが、歪曲-独尊-孤立の結果だったのかもしれません。

研鑽チームの先輩との響働

Fさんが来てくださり、今回取り組みたいテーマについてお伝えしたところ、Fさんもテーマの重要性に共感くださり、シートの取り組み方について、これまで蓄積してこられた智慧を様々に伝承くださいました。

また、新入会の方の疑問にも丁寧に答えてくださり、一気にシートの取り組みが深まる結果となりました。

Fさんからも、チームでの響働ができて、先生のお心に応えられるといいねと応援をいただき、その後も時々、チームのことを心配して、お声をかけてくださるようになり、温かい交流が生まれていきました。

普段の、意識の戦闘状態が続いている自分では、こうやって先輩から温かい言葉をかけていただくような関わりを作れてこなかったので、「月の心」によって、こうやって関わりを変えていただくんだなあと、感謝の思いが溢れてきました。

リーダーのIさんと神理実践シートとの対峙

その日の展開が終わって、リーダーのIさんと、前回に引き続き、また一緒に帰ることになりました。

Iさんは、シートに取り組むことができなかったので、電車の中で一緒に取り組むことになりました。

Iさんは、温かい飲み物を提供するテーマに対して、「色々あって難しいから無理」、と諦められていました。

リーダーのIさんも、シートに取り組みを通して、これは先生から与えていただいていたミッションだったんだと気づかれ、願いを確かにしていかれました。

一方で私は、この話を少し聞いたときから、先生から大切なミッションが来たと受け止めていたのですが、それはそれで重い試練であり、年末のマキシマの合唱の時にあった使命への道が中々開かない葛藤と向き合うことになり、4つの心得と向き合いながら、試練の呼びかけを深く受納していきました。

Iさんと私の転換と呼応するように、Line上では、メンバーの皆さんから様々な提案があり、それぞれ家に持っている電気ポットや、飲み物の粉など、様々なものを持参する話が広がっていきました。

こうして、先生の参加者の方を思われるお心に、少しでもお応えしたい、その願いでチームが一つになっていきました。

温かい飲み物を提供するプロジェクト起動の試練

翌朝、プロジェクトの受付のはたらきが一段落ついて、いよいよ温かい飲み物をお渡しするプロジェクトを起動しました。

温かい飲み物を作り始めたのですが、想定外の問題が様々に発生しました。

お湯を沸かす電気の問題、衛生上の問題、予想外の問題が急に浮上してきました。

そうして、なかなかお出しできないまま、調整していたら、朝のプロジェクト集会が始まってしまい、メンバーさんはプロジェクト集会に参加されることになってしまいました。

何度も、何度も、もう無理かもしれないという試練が発生したのですが、前日シートに取り組んで願いを明確にされていたリーダーのIさんと、諦めることなく調整し続けました。

そして、とうとう許可も降りて、温かい飲み物をお出しするところまでたどり着きました。

「先生の御心です」心深くから溢れてきた歓び

参加者の皆さんは、朝早くから既に並ばれていたのですが、気温もかなり低く、冷たい海風に晒されて、寒い思いをされていました。

コーヒーを一つ一つ作って、温かい飲み物をお渡ししていったのですが、皆さん大変に喜んで受け取ってくださいました。

お渡しする時に「先生の御心です、温かい飲み物をどうぞ」と、自然と言葉が溢れてきてしまったのですが、「先生の御心です」とお伝えさせていただくことに、魂からの歓びが溢れてくるように感じました。

この期間は、「二千年の祈り」に出てくる、フランチェスコの人生の反芻をする機会を頂いていたのですが、冒頭にある修行者の男の物語が思い出されてきました。

その物語に出てくる修行者は、善行を積んで死んで天国の門の前に立ったときに、「誰だ」と問われ「私です」と返事をすると、「ここには二人分の余地はない、帰れ」と追い返されてしまいます。二度目も追い返され、三度目に天国の門を叩いた時に、「誰だ」と問われ「主よ御身です」と言うと天国の門が開かれたという物語でした。

「歪曲-独尊」を砕いて、砕いて、砕き続け、先生、神様からの光に照らされていることを刻印し続ける歩みだったのですが、「主よ御身です」という気持ちにつながる思いが引き出されてきたのかなと思いました。

プロジェクト集会が終わって、メンバーの皆さんが戻ってこられたのですが、温かい飲み物をお渡しでき、喜ばれたことを伝えると、大変に感動されていました。

こうして、温かい飲み物をお渡しする先生からのミッションは、ギリギリのところで成就されていきました。

後智慧の期間の更なる試練と頂いた功徳

プロジェクトが終わり、後智慧期間が始まりました。

皆さん頂かれた功徳が大きかったようで、後智慧には全員参加されることになり、様々に頂かれた功徳が分かち合われていきました。

Aさんの菩提心が、Bさんの目覚めにつながり、一人ひとりの菩提心発掘が連鎖して、次々に目覚めが起こっていったことが見えてきました。
そして、皆さんが、プロジェクトが始まったときには超え難かったテーマに対して、転換へと導かれていたことが分かってきました。

その中のお一人の、快衰退のTさんは、これまでの人生で後悔したことがなかったらしいのですが、満足には後悔が大事であることに気づかれ、最後の後智慧のときには、これまでの人生でどれだけ多くの人を傷つけてきてしまったかに気づかれ、人生で初めて深く後悔されていました。

これからは人の役に立つ人生に変わっていきたいと願いを立てられていたのですが、「観音の心」の神理カートをいただかれていました。お仕事も治療師の仕事をされており、本当に人生が変わられたんだなあと感じました。

お一人お一人の物語に、大変に感動しました。

そして、それら一切の出会いを導いてくださったのは、先生、神様であり、「出会いは人にはつくれない」一切をお与えくださった神様への感謝の思いで、一杯になりました。何気ない、日常の出会いについても、神様のお導きの下に生かされているんだなあと深まっていきました。

プロジェクトを通して深まった月の心の菩提心

後智慧が終わって、翌朝、「月の心」の菩提心の書写行に取り組ませていただきました。そして、改めて頂いた出会いを振り返っていて、今回、新人の皆さんが、口々に、「神理実践を日々、どのように具体的に取り組めがいいかが、プロジェクト入って、初めて分かりました」と言われていたことが思い出されてきました。

そのことを少し遠く感じていたのですが、月の心を深めていくと、そのことが急に引き寄せられてきました。

そして、かつて自分自身も、どう営みと神理の学びをつなげていけばいいか分からなかったところから、先生からのご指導、そして、先輩の皆さんからの伝承をお受けする中で、日々神理実践を生きられるよう、導かれてきたことが思い出されてきました。

「月」は、頂いた光を回向返照(えこうへんしょう)し、他の方にお返しすると書かれているのですが、初め意味がわかりませんでした。今回の実践を通して、当たり前のように取り組んでいる日々の神理実践が、どれだけ多くの助力を頂いて取り組めるようになってきたのか、頂いた恩恵の大きさに改めて圧倒される思いになりました。

同時に、新人さんが日々の神理実践に取り組みたいと願われているお気持ちが鈍感でわからなかったけれども、月の心を生きることで、自然と新人さんの願いに応えられるように導かれていたことが感じられてきました。

本当に月の心が全く分かっていないんだなと、砕かれる思いとなったのですが、頂いた功徳への感謝を深め、お返しすることに心を尽くす、月の心を生きる願いが確かになりました。

そして、頂いた神理カードは・・・

新年の集いで神理カードを頂きました。

この4年間は連続で「川の心」であり、また「川の心」かな?と思っていのですが、今回は「空の心」の神理カードでした。

「川の心」の前の年は、「海の心」だったので、6年間連続で、苦・暴流の悪因切断の菩提心が来たことになります。

2006年の神理実践報告の時に、光の心の中心に貼っていただいたのが、「空の心」でした。

また、10年ほど前に、総合新年祈りの集いのご退場時に声をかけて頂いた時に、職場での神理実践についてお話くださったのですが、そのときも「空の心」で、転換に導かれたことをお話くださっており、その意味はよくわからないのですが、きっと願いに向かって一歩踏み出す年になるのかなと感じています。

2019年は、「空の心」の神理カードに導かれて、使命の地平への歩みを深めていけるよう、更なる神理実践へと向かってまいります。

追伸、プロジェクトの後も続く、更なるチームの絆の深まり

新年の集いから、もう3ヶ月程経ちますが、未だにLineでの交流が続いていて、皆さんの神理実践が深まり、人生の痛みと願いの分かち合いも深くなってきました。

心の内に封じ込めていた深い痛みを、心を開いて分かち合ってくださり、少しずつ痛みが癒やされる出会いをいただきました。

その中で、家族との再結、職場での再結、神理の伝道、中にはアルコール依存症に近い状態からほとんどお酒を飲まなくなる転換を頂かれた方もいらっしゃいました。

先日、足を怪我した時には皆さんが光を送ってくださり、快・暴流が砕かれ、多くの人に支えられていることを教えていただきました。合掌。

2 thoughts on “2019新年の集いPJ:「月の心」の菩提心による「歪曲-独尊」の浄化の深まり”

  1. 理想と現実の厳しさを共有し、それぞれの人生や心の内を共有し、痛みある人には光を送る。聖家族ですね。私は善友の集いのバスプロジェクトで、湯茶の接待やゴミの回収をやめてしまいました。

    1. Junjinoさん、プロジェクトで頂く出会いは、本当に不思議です。
      「出会いは人には作れない」、一回のプロジェクトは一転生とありますが、本当に深い必然のある聖家族を目指しての出会いなんでしょうね。

      「私は善友の集いのバスプロジェクトで、湯茶の接待やゴミの回収をやめてしまいました。」とありますが、再カオス化すれば、光が取り出せるかもしれないですね。

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