2018かけ橋セミナーPJ_人天経綸図によって導かれた光転の連鎖

前回、最終日の進行について、リーダーのOさんから、お手本を見せて下さいとプレッシャーを頂き、先生、神様、どうぞこの場をお導き下さいと祈り心を深め、最終日の挑戦を始めました。

2018かけ橋セミナーPJ_試練に次ぐ試練 ウイズダム実践による運命の逆転の始まり

Contents

深められた生活環境チームのいのちの分かち合い

翌朝、全員が集まった場で、お伝え下さった行に最後まで取り組むことを提案させて頂きました。

同時に、一昨日とは違ってチームの響働が生まれ始めている喜びの声を分かち合い、ウイズダムで設定した願いが具現化されつつあることを分かち合いました。

私自身、初の生活環境チームで、まったく分からない所から始まったのですが、今回のはたらきを通して、深められた思いを率直にお伝えしました。

世界中には様々な聖地があり、法隆寺や有名な寺院、聖堂や教会もたくさんあって、その浄化の修行をされている方も沢山いらっしゃるけど、先生が神理をお説き下さり、魂文明が生まれていくこのかけ橋セミナーで、お掃除のはたらきをさせて頂くことは、地上で最も、誉れ高く、尊い働きをさせて頂いていると感じたことをお伝えしました。

お伝えしながら、本当にありがたい働きを頂いている感謝の想いが溢れてきました。

メンバーさんの不満からの呼びかけ

その後、朝の掃除に皆で向かったのですが、あるメンバーさんから「なんでうちのチームばっかり大変な働きが来るの」という不満を訴えてこられました。

その方の不満の言葉が心から離れず、どうしてだろう・・・と自分自身の内側に問いかけていったのですが、かつて青年塾セミナーで実践報告をさせて頂いた時に、お掃除での転換の話を、先生にして頂いたことが思い出されてきました。

私自身、かつて共同体のお掃除のプロジェクトをさせて頂いていて、掃除をしながら、「なんで自分ばっかりこんな働きをしないといけないんだ。皆ばっかりいい思いをして、許せない」と怒りが止まらなくなり、その度ごとに、止観シートで怒りを浄化していきました。

やがて怒りの浄化と連動するように、計らずも皆さんから感謝されるようになり、共同体との再結へと導かれていったことが思い出されてきました。

不満をぶつけて下さったメンバーさんが戻ってこられたときに、「その思いをこそ止観シートに取り組まれてはいかがですが?」とお伝えさせて頂きました。

その後全体でも、お掃除を通して、心を浄化する神理実践を頂いていたことを分かち合わせて頂きました。

食事をしながらのミーティングの深まり

朝の食事を頂きながら、セミナーで頂いた体験をお一人お一人に分かち合って頂くことになりました。

ちょっとした感想を分かち合う程度と思っていたのですが、話の内容がどんどん深くなり、半分ぐらい進んだところから、涙涙の分かち合いとなっていきました。

そして、本当に奇跡と言えるような転換が、それぞれに起こっていたことが分かち合われていきました。

その分かち合い中に、先ほど不満を言われていた方がいらっしゃったのですが、あの後、止観シートに取り組まれて、転換を起こされていました。

その方は、八ヶ岳でのセミナープロジェクトが始まって以来、もう20年以上、ずっと生活環境一筋で支えてきて下さっていました。

昨年の事件にも関わられており、ずっと苦・暴流で苦しんでこられていたのですが、不満の心のずっと奥に、「寂しい」という思いがあったことを初めて発見されていました。ご自身も思いがけない発見をされて、大変驚かれていました。

そして、自らの繰り返しの回路を発見されたときに、まるで一つの修行が終わって、次なる修行へと向かわれるように、これからは生活環境チームを卒業し、地域のお世話の働きを担っていきたい・・・。寂しい思いをしている会員さんの同伴をしていきたいと願いを語って下さいました。

班での出会いに托された神様の御心

このメンバーさんの発見も、主に班の出会いを通してもたらされていたのですが、4名ほどの組み合わせの班で、この人との出会いがなければこの気づきは頂けなかったといえるような必然の出会いが起こり、その発見が連鎖して、次々に転換が起こっていったことが分かち合われていきました。

沼津のお世話役の方は、ターミナル建設に対する深い深い願い・・・、きっとその方が転生を越えて果たしたかった魂願につながるような情動をお伝え下さいました。

本当はもっと先生にお応えできたはずだったのに、煩悩に飲まれてお応えできなかった・・・深い慚愧の思いをお話しくださいました。

その魂深くからの後悔と願いが、ターミナル建設プロジェクトで葛藤しているリーダーのOさんを直撃し、ターミナル建設の願いを手放しそうになっていた、Oさんの中からターミナル建設への後悔と願いが引き出されていくことになりました。

ターミナル建設の深い慚愧と歓喜の思いが分かち合われた後で、同じ沼津ターミナルで、十数年来の人間関係の捻れが癒されていくことになりました。

食事をしながらの軽い分かち合いのつもりが、お聞きしていて皆さんも一緒に涙涙で深い思いを聞かせて頂く場となってしまい、畏敬の念が引き出されて途中から食事が出来なくなってしまいました。

お一人お一人がこのセミナーでの体験を通して、どのような功徳を頂かれていたのか、朝の食事の時間での出会いを通して、証されていくことになりました・・・。

後で、お聞きしたのですが、この朝のミーティングが行われていた全く同じ時間に、ターミナルでも同じように涙涙の後悔と願いの出会いが起こっていたことを教えて頂きました。

ターミナルとも響働しながら、奇跡のような転換を頂いていたのかなと感じました。

偶然入った生活環境チームであり、偶然のグループの出会いと感じていたのですが、本当はこの一回生起のセミナープロジェクトに托された、お一人お一人にとっての特別なカルマ超克、魂願成就の願いがあり、班の出会いに隠されていた必然の出会いを通して、それらが奇跡のように成就していったように感じました。

ゴミつぶし事件を通しての止観シートへの取り組み

いつもだったら、ここまでの分かち合いをお受けすると、すごいセミナーを頂いたと満足してしまっていたのですが、到達目標として、「功徳を意識化し、更なる因の転換に向かう」と定めていたので、更なる因の転換に向かう挑戦を誘いました。

1班の皆さんは、コンテナのゴミ潰しの働きを担われていました。

身の丈以上ある、巨大なコンテナに回収してきたゴミ袋を集めるのですが、コンテナが一杯になってしまい、ゴミの容量を圧縮するために、ゴミを潰していまいした。

1班が作業をされた結果を見てみると、あまり容量が圧縮されておらず、まだまだ余地がある状態で終わっているように感じました。

そこで、これは丁度良い事件だと思い、ゴミ潰しの働きの出来事について、止観シートに取り組むことを誘わせて頂きました。

私自身、合唱団の歌の練習において、一度歌ってから、止観シートと『新・祈りのみち』に取り組んで心を浄化し、再度歌うと歌の響きが全く変わってしまう体験を頂いていたので、その体験を分かち合わせて頂き、止観シートと『新・祈りのみち』で心を浄化してから、もう一度ゴミ潰しにチャレンジすることになりました。

止観シートには、皆さん様々な煩悩の思いが溢れていて、その結果として作業が中途半端で終わっていたことがつながりました。

心を浄化した先に訪れた響働・・・そして溢れてきた魂からの情動

『新・祈りのみち』で心を浄化して、改めて作業に取り組むと、助力者として経験者の方が現れ、段ボールを敷いてその上に乗るやり方など、新しい技を伝承して頂くことになりました。

その方法で作業をすると、作業自体が楽しくなってしまい、どんどんはかどって、最後まできっちり作業をやりきることができました。

更に、その周辺の環境まで綺麗に片付く結果が生まれていきました。

作業が終わって、その体験を通して頂いた転換を分かち合う場がもたれました。

ある方は、ターミナルで長年プロジェクトを担われながら、表面的な関わりで終わってしまう寂しさを感じられていました。

このセミナー中も同じ寂しさを感じられており、変わることができない諦めを持たれていたのですが、ゴミ潰しの作業を通して響働が生まれ、深い絆に結ばれていく体験によって、癒しが起こっていました。

そして久しくなかった、心から笑う体験を頂かれていたことを分かち合って下さったのですが、途中から、涙、涙の分かち合いとなったのですが、お一人お一人にとってかけがえがない、魂の次元に通じるような深い転換が起こっていたことが感じられてきました。

最終ミッションの後片付け-来たときよりも美しく

また、最後のミッションとして片付けを設定していたのですが、昨年は片付けの途中で皆が帰ってしまい、最後SLが残って作業をされていたらしいのですが、孤独な作業はとてもしんどかったと話して下さっていました。

そこで、今回は最後の片付けまで、皆で響働してやりきることを目標として設定しました。

全員で一斉に片付けに取り組んだのですが、来たときよりも断然美しくなってしまいました。

最後のプロジェクト集会も終わって、お別れの時となったのですが、頂いた出会いへの感謝で一杯になって、中にはハグをして、頂いた出会いへの感謝を刻印して終わっていくことになりました。

始まりの試練、炎天下の試練、そして最終日の転換

こうして数ヶ月にわたっての、かけ橋セミナーの歩みが終わっていったのですが、当初の暗転からすると、信じられないような光転の流れが生まれていくことになりました。

昨年起こっていた、信じられないような過酷な試練があり、その流れは今年のプロジェクトにも流れ込んできており、様々な波動戦争が起こっていきました。

そして、炎天下の中での過酷な作業を通して、チーム全体でも暗転の流れは拡大し、どんどん追い詰められていきました。

しかし、試練に対して、神理実践で転換していったときに、光転循環が現れ、思いも寄らなかった、深い癒やしがお一人お一人に訪れていきました・・・。

神理実践が深まる中で、新たな智慧をいくつかより深く実感させて頂くことになりました。

頂いた智慧① 「響働」に托されたいのちの深まり

今回は誓願の時から、苦・衰退を転換し「響働体験を果たしたい」と願って参入していました。

ちょうど、月刊誌の「魂の学辞典」で、「響働」を取り上げて下さっていたのですが、かけ橋セミナー前に読んだ時は、すごく難しいことが書かれているように感じ、内容を自分に引き寄せることができませんでした。

しかし、かけ橋セミナーが終わって読み返してみると、「そういうことだったのか」と深い理解に誘われて行きました。

月刊誌には次のように書かれていました。

『「響働」とは、永遠のまなざしのもとに導かれている自分であることを信じ、見えざる絆と響き合うこと。そして互いに畏敬の心を持って出会い、関わり合うことを言います。』

この言葉が、かけ橋セミナーの体験一つ一つとつながっていき、頂いた出会いは永遠のまなざしのもとに導かれての出会いを頂いていたんだなあと感じられてきました。

難しくてよく分からなかった「響働」という言葉の意味が、セミナーの体験とつながり、実感に変わっていきました。

頂いた智慧② 「正見のまなざし」の御経文に導かれて

また今回、「正見のまなざし」の誓願に改めて取り組んでのプロジェクトだったのですが、「正見のまなざし」を体得させて下さいという願いを深く抱いてのプロジェクトとなりました。

刻々と変化する事態に対して、作戦本部を立てて転換し続ける体制を作ることになったのですが、「正見のまなざし」の智慧に戻ったからこそ、指導原理に導かれて、転換がもたらされていたことが見えてきました。

頂いた智慧③ 人天経綸図の智慧に導かれて使命の地平へ

そして、何よりも大きかったのは、きっと人天経綸図の智慧だったんじゃないかなと思います。

プロジェクト初めに次のような誓願に取り組んでいました。

「プロジェクトを通して、運命の逆転を起こし、一瞬でも使命の地平で、こうだったからこそこうなれた人生を体験する」

豊心大学のプロジェクトにおいて、先生が起こして下さった光転の連鎖の中で、思いもかけない光転がもたらされることを経験しており、その経験を基に、更なる光転の連鎖が起こる中で、使命の地平を一瞬でも体験できたらと願って、誓願を認めていました。

この誓願の願いに応えるように、先生、神様の御手が触れるような、セミナー体験を頂いていたんじゃないかなと感じました。

先生とご一緒に歩ませて頂く「天使のくれた時間」であるプロジェクトの体験を通して、瞬間最大境地に引き上げて頂いて、奇跡のようなプロジェクトを皆さんとご一緒に体験をさせて頂いていた感謝の想いが溢れてきました。

一回一回のプロジェクトを、先生から智慧の伝承をお受けする、大切なプロジェクトとして、更なる神理実践を果たして参ります。

先生、この期間のお導き、本当にありがとうございました。

(かけ橋セミナー篇 完)

2 thoughts on “2018かけ橋セミナーPJ_人天経綸図によって導かれた光転の連鎖”

  1. 少林寺では高僧になるとトイレ掃除が行になると聞いたことがあります。汚いものをきれいにするというただ一念になるまで続けるのだそうです。虫が飛んできたらまばたきをしてしまうような条件反射になるまで・・・・
    その高僧達は現代に転生してどのような受発色をして暮らしているのかなあ?と思います。

    1. 高僧の方がトイレ掃除されるんですね。信次先生がトイレ掃除をされていたり、佳子先生が靴を並べられたりされていたことも、つながるのかも知れないですね。
      今朝も、シートに取り組みながら、快苦にのまれず一瞬一瞬神様の御心に応えられる先生と、表面的な快苦に翻弄され、カルマに呑まれている自分の違いの大きさを痛感しているところでした。

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