2016年の後智慧 一年分のブログ記事を通して見えてきた命運路と2017年の願い

ここまでが2016年の前半生となりますが、魂の中心の願いへと回帰していくのと同時に、歪曲、独尊のデストロイヤーの発見が起こっていきました。

後半はその願いを中心として、更なるデストロイヤーとの本格的な対決へと向かいました。

豊心大学セミナーで一緒にプロジェクトを担っていた友人のK君の提案で、更にデストロイヤーのネーミングに取り組むことになったのですが、同志の助力を頂いて、デストロイヤーの実体を掴む名前にアクセスしていった結果

「オレ様イヤー」 → 「僕のお陰様デストロイヤー」 へと変化しました。

ただ、デストロイヤーはかなり手強く、どのようにしたら転換できるのか、様々に模索していったのですが、最新の月刊誌にその答えともいえるような内容が書かれていました。

学ぶことの根本の意味が転換してしまうような衝撃があったのですが、比較競争の快苦の受け止め方、差別心を土壌として生息していた「僕のお陰様デストロイヤー」に対して、魂の学の究極のモデルである先生に倣うことで転換していける可能性が見えてきました。

月刊誌での発見を具体的に生きるために、伝研セミナーの劇を介在として、デストロイヤーを転換する誓願にまで取り組ませて頂きました。

「僕のお陰様デストロイヤー」発見 「実践哲学Ⅴ」反芻の深まり

劇チームにおいて、久しぶりに役者を担うことになったのですが、演じることを通して、「自分はこの場にいない方がいいんじゃないか」という、根本的な自己否定の思いと葛藤することになりました。

何度も神理実践シートに取り組みながら浄化していったのですが、役者で10年以上鍛錬されてきた方から「徹底して聞く」ということの深いいのちを伝承して頂いて、演じるのではなくて、その場を生きることへと導かれていきました。

2016年劇役者への挑戦 宿命を超えて深い受信へ

2016年の劇は、賜りもののようなユニバース体験を頂きながら深められていきました。

豊心大学セミナー後に、鑑真和上のドキュメタリー映像を見せて頂いた後で、神理の大河への魂深くからの情動が引き出されてきました。

そして、鑑真、最澄、空海、鎌倉時代の僧侶達へと伝承されていった志のバトンが、新しい国作りになっていったことがつながっていきました。

鍛錬合宿では、歴史的な2016年の青年塾セミナーにおける先生のご指導をお受けして、魂の中心にあった魂願に回帰し、先生のいのちと私のいのちは一つであり、先生のいのちを削って与えて頂いたものを、今度はわたしが後世に伝えていかなければならない、新しい国作りと、自らの使命がつながっていきました。

そして、劇の合宿時には、栄叡が亡くなるシーンの神意の次元にアクセスし、先生と同じ時代を生きることができていることへの感謝の思いが溢れて止まらなくなりました。

同時に劇の具現はチーム戦であり、弟子同士の響働へとチャレンジし、先輩から切磋琢磨を頂きながら、後悔という共通のテーマにアクセスしていきました。

かけ橋セミナーの本番の劇では、先生、神様の愛情に触れるような体験を頂いたのですが、劇のチラシにも書かれていた「一度立てた志はいつ捨てればよいんのか」のシーンでは、あれだけアクセスしてきたのに、心が空っぽになる限界とぶつかることになりました。

2016年劇役者への挑戦 弟子としての後悔の深まりと溢れてきた共同体への愛情

夏休みに、霊操を更に深めるために、普照、栄叡が波濤を越えていったように、私も大明寺へと旅をすることにしました。

外界と遮断された船の旅を通して、普照、栄叡、そして鑑真和上の心を尋ね、同時に生まれてきた元々の理由、自らの魂の願いへと思いを馳せていきました。

中国大陸に初めて上陸し、試練に次ぐ試練の中で、果たして志し成就できるか、追い詰められていきました。

2016年劇役者への挑戦 波濤を越えて上海への霊操の旅

中国に渡って、大明寺へと向かったのですが、高速バスで移動しながら、和尚達の試練がいかに厳しかったのか、更にリアルに感じられてきました。

ようやく大明寺に到着したのですが、お寺にあったお経の音楽が、何故か懐かしく感じられ、魂に刻まれた、真の師に出会いたいという願いが溢れてきました。

幾転生に渡る旅路の果てに、先生の下に集い合えたこと、そして集って終わりではなく、神理を体得し、伝える使命があったことがつながっていきました。

2016年劇役者への挑戦 鑑真和上を訪ねて中国の大明寺への旅

船の旅の最中に、「無知の壁」という脳科学者の養老孟司さんと、テーラワーダ仏教のアルボムッレ・スマサーラ長老の対話を読みました。

この本は、三毒シリーズの中の一つという位置づけだったのですが、お釈迦様のバトンを受けて、高橋先生が人間の108つの煩悩の総体を煩悩地図として開示くださったことの重みを改めて深めさせて頂きました。

先生が切り開き続けて下さっている神理伝承のフロントを、生きて体験させて頂いていることが改めて刻印されました。

「無知の壁」からの呼びかけ 2500年を超えて開示された「魂の学」

上海から日本に帰ってくる途中で、お二人に神理をお伝えする出会いがあったのですが、デストロイヤーを転換して、相手の中にある仏性の光が目覚めるように関わらせて頂いたところ、相手の方が真理を求める出会いへと変わっていきました。

人間釈迦には、お釈迦様が悟りを開かれた直後に、伝道を失敗された後で反省されるシーンがあるのですが、自分は何度も失敗しながらも、お釈迦様のような深い振り返りが出来ていなかったんだなあと、後悔が深まりました。

2016年劇役者への挑戦 上海から波濤を超えて日本の唐招提寺へ

上海から京都を経て、九州に直行し、父方のお爺さんの特別御供養に取り組ませて頂きました。

改めて、幼くして親に捨てられ、最後は糖尿病で苦しんで「殺してくれ」と言いながら、人間不信、世界不信を深めて死んでいったお爺さんの人生に思いを馳せていきました。

お爺さんは、特別御供養の場で、先生、神様の御心と出会うことができ、「本当の親に出会えた」という深い癒やしがもたらされました。

先生からも父方の流れの方が強いと、教えて頂いたことがありますが、根本にあったお爺さんの、自己不信、世界不信の思いが浄化されていきました。

特別御供養への参加 お爺さんと先生、神様の再結

親に捨てられたというお爺さんが救われた場面に遭遇した後での東北の旅となったのですが、親に捨てられた痛みを背負う子供達の施設に赴くことになりました。

子供達の声なき叫び聴いて、その痛みに応えるように出会わせて頂いたのですが、「他人の喜び我が歓び、他人の苦しみ我が苦しみ」という菩薩の心は、魂の願いと繋がっており、人生そのものが一つ一つにの痛みに応えていく巡礼の旅であるように感じられてきました。

東北の痛みに、応え続けていきたいという願いを確かにしました。

2016東北チャリティーコンサート 震災5年後の試練と引き出されてきた魂の願い

かけ橋セミナーが終わってからも、デストロイヤー転換の歩みを深め続けていったのですが、いよいよ伝研セミナーに向かう劇の鍛錬がスタートしていきました。

上海の旅を通して、伝道者にとって最大のテーマとされていた「傲慢と虚栄心」と決別し、伝研セミナーの劇青写真具現への誓願を認めさせて頂きました。

プロジェクトでは「私の先生体験」を分かち合うプログラムがあったのですが、お一人お一人が地獄のような深い苦しみから、本当に救われていった歩みを教えて頂きました。

2015年の、年末の取り組みで、膨大な光が注がれて転換が起きていたことを発見し、これがもしGLA会員全員に起きていたら・・・と仮設を立てていたのですが、リアルにお一人お一人に奇蹟が起きていたことが分かってしまいました。

自分は救って頂いたという思いは、救われた自分は特別という虚栄心が潜んでいたのですが、その思いが砕かれていきました。

また、劇具現に向けて、先生が何度もお関わり下さり、自分にはどうすることもできないと思っていた問題が次々に解決されていくのを見るにつれて、自分はできるという傲慢な「僕のお陰様デストロイヤー」は砕かれていきました。

この劇に込められたいのちの重さを感じるほどに、先生、神様の御心に托身する他ないという思いへと導かれていきました。

2016年劇役者への挑戦 伝研セミナーの劇具現に向かう信と応えの歩みの深まり

かけ橋セミナーにおいて、心が空っぽになってしまった「一度立てた志はいつ捨てればよいのか」というちらしの言葉の演技について、どのように演じればいいか求めていったのですが、本番直前の最後の練習において、後悔が伝わってこなかったと切磋琢磨を頂いてしまいました。

極限まで追い詰められた状態で神理実践シートに取り組むことを通して、この言葉が信仰の深いいのちとつながっていたことが感じられ、この場に来られた伝研生の皆さんに教えて頂きたいと場に托身する願いが引き出されてきました。

その心で本番に臨んだ所、魂、心、現実が一つになる体験を頂くことになりました。

本当に奇蹟の連続の場の中で頂いた体験を大切にしつつ、お返ししていく人生へ、あげる幸せの人生へと向かう願いを確かにしました。

今、振り返って思うのですが、これまで舞台に立って発信する際に、ずーっと越えられなかった壁が、この心が空っぽになる感覚だったんですが、出来る自分を見せようとする思いが、会場の皆さんとの間に心の壁を作ってしまい、伝えられなくなっていたんだと思います。それが、伝道者にとって最大のテーマである「傲慢と虚栄心」そのものだったんじゃないかと感じられてきました。

相手の上に立つのではなく、自分を砕いて砕いて、「僕のお陰様デストロイヤー」を転換し、逆に皆さんに教えて頂きたいという思いに至ったときに、魂、心、現実が繋がっていったんじゃないかなと感じました。

またこの時の記事には書いていなかったのですが、お坊さんの役を深めるために、良寛さんが常不軽菩薩に倣ったように、出会う全ての人に対して合掌して、相手の仏性を敬う行をしていました。
お坊さんの役だからと思って、無理矢理、行として取り組んでいたのですが、もしかするとこのことも、デストロイヤーを転換するために非常に大きかったんじゃないかと感じました。

2016年劇役者への挑戦 永遠に刻まれた神理劇「波濤を越えて」完結

そして、年末の感謝の集いにおける合唱団に向かったのですが、劇の時に頂いた体験をもって、僕のお陰様デストロイヤーを転換して、先生、神様、会員の皆様の光の中で荘厳なる響きを体験することを願って参入しました。

合唱においても、この8年間越えられなかったテーマとして、声が空間に消えていくような感覚がずっとあったのですが、「月の心」の菩提心で、周りの皆さんの光を自らに映そうとしたときに、合唱団とオーケストラ、そして会場の皆さん、そして一切を支えて下さる先生、神様の御心による荘厳な響きが聴こえてきて、その響きに応えるように歌ったところ、声が消えていく感覚を越えていくことになりました。

また、三大功徳への取り組みを通して、魂の次元にあったカルマとしての、ニヒリズムに亀裂が入り、光に導かれて「未来は変えられる」希望が湧いてきて、世界の一流の人々とも響働していくヴィジョンを頂くことになりました。

2016感謝の集いGLA合唱団 かつてない美しい響きの中での響働体験

そして、前回の記事になりますが、上司がいなくなるという試練に対して、「私が変わります宣言」をしてくれと言われて、セミナーに参加しました。

シートの取り組みを通して、上司の志を引き継いで、テーマを推進していく主体者になっていきたいという願いを喚起し、言い訳宇宙を脱出して、「できることの環」「することの環」の実践へと導かれていきました。

こうして、奇跡的にテーマの完了へと道がつき、晴れて上司を送り出すことが出来ました。

ネクステージSRS参加! 言い訳宇宙を脱出し「する」を連ねる歩みへの転換

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