2015年三大功徳_「川の心」に導かれての浄化の歩み

2015年も、もう師走になり、2016年がすぐそこまで迫ってきました。

先日、感謝の集いが開催され、今年も三大功徳に取り組んで奉納したのですが、取り組み時間が少し短くて十分に意識化できませんでした。そこで、改めて今年頂いた三大功徳を深めさせて頂きます。

Contents

以前はこうでした1 システム部門への恨みの蓄積

三大功徳への取り組みは、一つの項目で三つのステップがあり「以前はこうでした」「今はこうなれた」「なぜそうなれたのか」、と順に取り組みながら深めていきます。

そのスタイルに倣って、三つの項目を三つのステップで意識化していきます。

まず最初に、今年頂いた功徳として思いつくのは、システム部門との再結の歩みでした。

設計の部署にいた頃から、システム部門に対してずっと不満を抱いていました。

システム部門の対応の悪さのために、設計が大変苦労しているとしか思えず、耐えられなくなって、自分自身が代わりにシステム関連の仕事を担うようになりました。

部署の役責とは異なるため、ボランティア的な形での仕事になってしまったのですが、いざ自分のやっていることが設計のスタンダードになると、その成果物が搾取されたとしか思えない事件が続きました。

また、時代の変化に対応するために、新しいシステムを提案しようとしても、既存のシステムを防衛するために、提案がうやむやにされているとしか思えない事件も続きました。

何度も何度も理不尽としか思えない仕打ちに見舞われるたびに、10年以上にわたる恨みが蓄積し、システムの話題になると不満が噴出して止まらなくなっていました。

今はこうなれた1 システム部門への共感の深まり

「圧倒的に相手が悪いので、不満をもっても仕方がない」と思っていましたが、今年その恨みが浄化されていくことになりました。

結果からいいますと、先日、システム部門の担当者を飲み会の場に招待させて頂き、新システム導入の検証プロジェクトを、成功裏に完了できた感謝を分かち合うことが出来ました。

飲み会の場では、それぞれが苦労してきたことを心を開いて分かち合うことができ、システム部門の担当者の方の、悩まれている案件に対して、こちらが調べた内容をお渡しすることができました。

また、ソフトウェアのライセンスについても、システム部門がもっているリソースを頂くことができ、処理をスムーズに進められるようになりました。

そして、会社の将来のヴィジョンについて、初めてお互いに共感を深めることができました。

なぜそうなれたのか1 カオス発想術の徹底鍛錬

自分で振り返っても、よくあそこまで恨みが蓄積していたのに、ここまで変わることができたなあと思うのですが、とても大きかったのが、今年のGGPで頂いたシートでした。

システム部門に対して、XXのX(ばつばつのばつ:絶対的なX)としか見ることができませんでした。

しかし、カオス発想術では、〇Xの受け止め方を超えて、カオスと受けとめることを促されます。

その受け止め方へと転換していくために、GGPで降ろして頂いたシートを通して、徹底鍛錬していきました。

先生がお作り下さったシートの誘いの言葉に従って深めることを通して、システム部門に対しても、カオスと受けとめられるように変わっていきました。

その結果、システム部門の闇ばかりだけではなく、光もあることが見えてきて、カオスから可能性を引き出すような関わりへと変わっていくことになりました。

カオス理論についは、御著書「未来は変えられる」に詳しくお書き下さっています。

changefuture
「未来は変えられる」
https://www.sampoh.co.jp/books/changefuture/

4つのスペシャル映像の中に、「光と闇を孕むカオス」という映像があり、カオスから可能性を引き出すことについて、動画を通して解説されていました。(2021年12月時点でリンク先なし)

光と闇を孕むカオス
「未来は変えられる」 118P
https://www.sampoh.co.jp/books/changefuture/

以前はこうでした2 青年塾での波動戦争の後悔

二つ目の項目としても、長年乗り越えられなかった大きな壁に挑戦することになりました。

それは、かつての青年塾の仲間との波動戦争のテーマでした。

丁度、95年に青年塾が発足した頃に、20台前半だったメンバーが、時間の経過と共に青年塾の中核を担うようになっていきました。

私もその中の一人だったのですが、仕事のプレッシャーと、青年塾の運営のプレッシャーの中で、やがてそのメンバーとの間で様々な波動戦争が起こっていきました。そして、波動戦争を解消できないまま卒業することになってしまいました。

その後、皆が青年塾を卒業した後も、私ともう一人だけは残って、次の世代とつないでいくための働きをしたのですが、波動戦争をした結果どうなっていったかについても最後まで見届けることになりました。

あの時、快暴流、苦暴流で仲間の痛みを受けとめず、絆を切ってしまったことは、最終的には暗転していってしまった・・・、あの時の判断は間違っていた・・・、そのような後悔も深まっていきました。

3年たって私自身も青年塾を卒業し、その後、かつての仲間に呼ばれて劇チームに参加することになりました。

その場には、かつて青年塾を一緒に担っていたメンバーの多くが、劇の中核的なはたらきを担っており、かつてと同じように波動戦争が繰り返されていました。

昨年の劇の後智慧会でそのテーマが明確になり、今年はこのテーマと向き合うことになると予測していたのですが、劇の展開が進むにつれて、そのテーマは避けられない形で目の前に立ち現れることになりました。

一瞬即発のキリキリの状況に立ち会うことにもなったのですが、このテーマだけは乗り越えられないかも知れないと、諦めにそうになりました。

また、私自身も、劇に関連するプロジェクトにおいて、当事者としてギリギリの所まで追い詰められ、全く道が見えないような状況に追い詰められていきました。

今はこうなれた2 青年塾の仲間との再結の成就

本当にキリキリの状況だったのですが、青年塾の同志との波動戦争も、一旦収束していき、再結へと導かれていきました。

完全に乗り越えられた訳ではありませんが、個人的には、青年塾時代の波動戦争について、一つ環に結ぶことができたように感じました。

そして、最後の劇チーム全体の後智慧会の場において、様々な再結の物語が生まれてきていた歩みが分かち合われました。

伝研セミナーで、ナイチンゲールの劇を観ることができた皆さんは、きっと感動された方も多くいらっしゃったと思いますが、劇本番も大変に素晴らしかったのですが、その背後に起こっていた劇に携わるお一人お一人の人生の転換も、本当に感動的でした。

まるでミクロである個と、マクロである劇全体が共振するように、様々な再結の物語が起こっていたように感じました。

また、私個人のテーマについても、最終的には再結へと導かれ、響働への道が開かれていきました。

何故そうなれたのか2 川の心の神理カードに導かれての浄化の歩み

次に、「何故そうなれたのか」ですが、私自身は劇を通して、見えないところで支える黒子の働きを頂いたのですが、聞き手に回ることが多くなり、かつてのように快暴流、苦暴流で戦うのでは無く、ひたすら縁に徹して、自らの内なる闇の浄化に取り組むことになりました。

今年頂いた神理カードは、「川の心」を頂いていました。

この神理カードに導かれて、ひたすら浄化し続ける歩みを頂きました。

また、この件についてもとても大きかったのが、やはりカオス理論でした。

カオス理論で見えてきた波動戦争克服の可能性

今年、カオス理論について、深く教えて頂いたことは、波動戦争を克服していくためにも、大変に大きな気づきを頂くことになりました。

それまで、プロジェクトにおいて、様々な課題が明確になってくると、どうしても問題の原因を外に見て、「□□さんが△△だからこの問題が起きている」と受けとめることが多くありました。

そうなると、その問題に釘付けになってしまって、□□さんを変えることにエネルギーを注いで、関わりが更に捻れてしまうことを繰り返してきました。

しかし、カオス理論で受けとめようとすると、□□さんを〇XのXと受けとめていること自体が、カオスを固定化してしまっており、改めて再カオス化することを促されます。

一度、Xと認識したものを、再度カオスに戻すには、かなりの心のエネルギーが必要なのですが、それでもGGPで降ろしていただいたシートに何度も取り組みながら、祈りのみちで浄化して、再カオス化にチャレンジしていきました。

そして、カオスと受けとめられるようになると、闇のエネルギーを止めて、光のエネルギーを引き出すことができるようになり、いつの間にか波動戦争の暗転循環に陥ることが無くなっていきました。

こうして、長年心に刺さっていた棘を抜いて頂いたように感じたのですが、プロジェクトを通して浄化の歩みを頂いたのも、カオス理論によって、これまで超えられなかった壁を越えられたのも、ずっと私たちの歩みをお見守り下さっている先生に、直接道をつけて頂いたように感じました。

きっと私たちにとって、波動戦争が起こっていたこと自体も深い意味があり、先生に導いて頂いて、幾転生超えられなかった再結の歩みを頂いているんじゃ無いかと感じます。

(今回、プロジェクトにおける私個人の歩みだけ書かせて頂きましたが、それぞれにとって、煩悩を浄化しないと担えないような絶妙のコーディネーションがされており、一人一人の転換が響き合っていくことになりました。)

以前はこうでした3 会社のプロジェクト存続の危機

もう一つ、エネルギーを注いできたこととして、会社のプロジェクトのテーマがありました。

一つ目の功徳として書いた、システム部門との響働は主に今年の前半に話になりますが、システムズエンジニアリングという新しい手法のテーマは、後半に本格的に取り組むことになりました。

ただ、こちらのテーマはこれまでもずっと失敗続きで、このままではこのテーマの存続自体が難しくなる危険を抱えていました。

様々な問題が存在していたのですが、

 ・システムズエンジニアリングに対する浅い理解
 ・対象ドメインである機械設計への知識不足
 ・教えてもらった大学への依存と反発

このような問題が背景としてあり、偏った知識の中で、それぞれが独自の理論を構築してしまい、相手の意見を受けとめられないが故に議論がかみ合わず、プロジェクト自体が半ば停止した状態が続いていました。

そうして、システムズエンジニアリングが持っていた本来の可能性も見えなくなっていました。

今はこうなれた3 システムズエンジニアリングの可能性の発見

そのような、厳しい状況にあったのですが、ここに来てようやく、システムズエンジニアリングの本来の可能性が見えてきました。

システムズエンジニアリングの最新の手法を用いて、成果物を表現することができるようになり、有効性が具体的な事例を通して見えてきました。

また、システムズエンジニアリング自体への理解も深まってきたのですが、1980年代にCADが出てきたときと同じような状況が生まれており、数十年周期での大きな技術の進化であったことが分かってきました。

また、個人的にも、これまで3Dによる設計を進めてきて、設計者から「俺は3Dがやりたくて設計をやっているんじゃない」と反発されることが多くあったのですが、まさにその主張に応える内容であり、長年求めてきた内容であったことが分かってきました。

世界最先端の領域で、原因ストリームを生きられるチャンスを頂いていることが見えてきました。

結果ストリーム・原因ストリーム
「未来は変えられる」 21P
https://www.sampoh.co.jp/books/changefuture/

何故そうなれたのか3 徹底した神理実践への挑戦

プロジェクトの仮死状態から、何とかいのちを吹き返すまで遙かな道のりを歩んできたのですが、これまでGLAのプロジェクトで学んできたことをフルに実践させて頂きました。

〇プロジェクトで学んだ智慧1 先智慧→実行→後智慧

私は、仕事を進める上でも、GLAのプロジェクトで学んできた「具現の循環(先智慧・実行・後智慧)」に取り組んでいます。

具体的には、ウイズダム基本編を使っており、毎日何度も取り組んで、次から次に生じる問題を解決しています。

そして、一週間の歩みのまとめとして、後智慧のフォーマットである 総評、評価、課題という形でまとめて、毎週ミーティングの場で報告してきました。

それまでのチームは、報告内容がほとんどなく、成果も明確にせず、課題についても話し合われていなかった状態があったのですが、プロジェクトの進捗についても活発に議論されるように変わっていきました。

〇プロジェクトで学んだ智慧2 集中と分散

集中と分散のリズムを定着することにもエネルギーを注ぎました。

GLAのプロジェクトの経験から、集中と分散を定期的に繰り返しながら進めることで、組織としての解決と創造のリズムが作られていく経験をしていたので、仕事においてもそのようなリズムを作ることを提案し、話し合う頻度が多くなっていきました。

それまで、それぞれが蛸簿状態に入ってしまい、相手の意見を聞かずに停滞していた状況が改善され、お互いの未熟についても、曖昧にせずに率直に語り合う関わりへと変わっていきました。

〇プロジェクトで学んだ智慧3 分野を超えた響働

GLAのプロジェクトにおいて、様々な分野や立場の方々と日常的に接し、響働する体験を頂いてきました。

そのような経験から、様々な分野の勉強会などにも臆することなく参加し、新しい情報を得て、グループへとフィードバックしていきました。

また優秀なコンサルティングの皆さんとの出会い、同業他社で同じ領域に取り組む皆さんとの出会い、またソフトウェアメーカーからの様々な助力を頂けるようになりました。

また、外だけでは無く、会社内においても、これまで半ば奉仕的にサポートしてきた皆さんが色々と専門的な技術を教えて下さり、一気に完成度を上げることが出来ました。

プロジェクトで学んできたことは、余り意識することもなく、自然と実践してきていました。

そのため、あれだけボロボロの状態から、何でここまで変わったんだろうと不思議に思っていたのですが、改めて振り返ったときに、GLAのプロジェクトで学んだ生きた智慧によって、プロジェクト再生への道を開くことができたんじゃないかと感じました。

私たちのグループには、PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)という、アメリカのプロジェクトマネジメントの協会が発行する資格を持っている人もいたのですが、残念ながら知識はあっても実務で殆ど活用されていませんでした。

プロジェクトマネジメント自体は体系的に知識がまとめられたものであり、活用の仕方によっては有効に機能するとは思いますが、GLAでのプロジェクト体験は、実学としての智慧を学べる稀有な場であると、改めて感じました。

明年に向かう志

今年、頂いた神理カードは「川の心」だったのですが、三大功徳を振り返ったときに、本当に徹底して砕き続け、浄化し続ける歩みを頂いていたことが見えてきました。

正直に言いますと、プロジェクトを20年続ける中で、様々なはたらきを頂く中で、自分の中で様々なとらわれこだわりを同時に深めてしまっていた部分がありました。

しかし、この2年間、一端はたらきのフロントから離れ、名も無き一人のメンバーとしての働きを担う中で、とらわれこだわりが砕かれ、一人の先生の弟子という原点回帰の歩みをいただくことになりました。

その中心にあったのは、先生からの公案、約束に応えなければならないという魂の願い、一点にあったように感じています。

その歩みの中で、絆が再結し、次なる展開に向けての要素が自然と蓄えられていきました。

明年は、仕事においても、プロジェクトにおいても、蓄積してきたことが具体的な形をもって具現化されることになると予想していますが、いかなる状況にあっても、〇Xで受けとめず、カオスに戻し続け、先生、神様の願われる青写真具現へと向かっていきたいと願っています。

ネクステージSRSでの更なる功徳の深まり・・・

3大功徳、記事を書き終えて、ネクステージSRSに参加し、先生がご準備下さったシートへの取り組みを通して、この2年間の歩みを改めて振り返らせて頂きました。

すると、カオス理論によって快苦の振動を超えることが出来たときに、光転へと運ばれていたことをよりハッキリと掴むことができました。

そうして、本当に様々な危機から救われて、導かれての歩みを頂いていたことをしみじみと感じていたときに、それにしても快苦を越えた時に、ここまで光転の力が働くのは何でだろう・・・?とふと思いました。

そして次の瞬間、快苦を越えた時に、先生の助力が働いていたことが感じられてきました。

また、神理カードに導かれて浄化の歩みを頂いたことを書かせて頂きましたが、春の特別供養で父が癒されて、祖母への恨みの思いが浄化されていったことが根本にあったことが感じられてきました。

特別御供養_おばあちゃんの御供養を通して見えてきた魂の願い

改めて、どれだけ先生に導かれ、救われ続けた一年を頂いてきたんだろうかと、頂いた功徳の大きさをしみじみと感じさせて頂きました。

明年も頂いた功徳をお返しし、光を広げていく一年として参ります。

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