2015年九州新年の集いへの旅_命作網のネットワーク光転へのチャレンジ

昨年の伝研セミナーでの命作網のご指導をお受けしてから、自分に御縁のある皆さん、特に親族への伝道も取り組みたいと考えるようになりました。

そこで、お正月に実家に帰ったのですが、思い切って先生の御著書をプレゼントしていきました。

しかし、次のステップをどうしようかと考えていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。

また、もう一つの実家の課題である、祖母の遺産相続の問題も停滞していることが分かりました。

そこで、お正月に帰ったばかりだったのですが、一念発起して九州の新年の集いに参加することにしました。

Contents

お伝えする事への苦手意識との対峙

遺産相続の問題解決のために弁護士さんとの出会いの約束、父の集いへの参加の調整、そして飛行機を手配し、土曜のお昼から一路実家に向かいました。

そしてせっかくなので、誰かに講演会に来て頂きたいと思ったのですが、お伝えすることに対して恐怖心が湧いてきました。

私は、神理をお伝えすることが、恥ずかしながら・・・、正直に言いますと・・・とても苦手です。

それでも命作網の神理からすると、お伝えする願いを魂は持っているようなので、苦手な伝道にも本気になって取り組む必然がでてきました。

そこで、苦手の克服のためにもその原因を少し分析してみたいと思います。

宗教に対するマイナスイメージとの葛藤

宗教という言葉でくくられる団体には、ピンからキリまで、かなり大きな幅があります。

中でも、反社会的な問題を起こしている団体がマスコミなどでよく取り上げられており、「宗教=危険」や「宗教=弱い人が頼るもの」というマイナスのイメージができあがっています。

GLAも宗教なので、実態は全く違ったものであっても、世の中にあるマイナスのイメージに引きずられて、「GLA=宗教=危ない」という印象が自然と作られてしまいます。

この宗教へのマイナスイメージはかなりの強敵で、GLAの実体を理解される前に、ひかれてしまうことがかなり多くありました。

いいものを勧めることの困難

もう一つは、「人にお勧めする」という行為自体に対しても、かなり警戒されています。

世の中には様々な「勧誘する」行為が溢れており、これもまた様々な社会的な問題を起こしています。

会社には、一時期マンションの購入の電話がかかってきていましたが、即刻断っていました。

また、ネズミ講のような話しや、健康食品、化粧品等、様々な勧誘が溢れています。

中には本当にいいものもあると思いますが、その多くは勧誘する人のメリットの方が優先されています。

そのため、条件反射的に「勧誘は断る」という行動をされている方は多いんじゃないでしょうか?

こういった宗教を勧める事への強い逆風に対して、なかなか有効な策を講じることができないまま、失敗を重ねてきていました。

恐怖心と向き合うことの難しさ

また、もう一つ伝道を難しくさせてきた根本に、恐怖心と向き合うことの困難さがありました。

怒りの煩悩は、即結果に現れるので、すぐにシートに取り組んで、その日のうちに祈りの道で浄化する取り組みを続けてきました。

しかし、恐怖心の煩悩は、ジワジワと少しずつ現時を浸食していくような特徴があるため、神理実践シートに取り組む機会が効果的に取れてきていませんでした。

また、あまり考えないようにして、気を紛らわせることで、恐怖がなかったことにするような誤魔化しをしてきていました。

その結果、苦手意識の恐怖心の煩悩が転換されないまま、がジワリジワリと蓄積してきていました。

Facebookでの伝道への励まし

福岡に向かう数日前に、伝道における苦衰退を発見したことをfacebookで分かち合ったところ、北海道の会員さんから、励ましの返信を頂きました。

それを読んで勇気を頂き、私も更なるチャレンジに取り組むべく、九州での新年の集いに御縁のある人にお伝えする宣言をしてしまいました。

宣言をした手前、取り組もうとしたのですが、また恐怖心が湧いてきて一瞬身動きが取れなくなってしまいました。

それでも今からできるチャレンジって何だろうと考えて、まずは今回の帰省にも関係がある叔父さんに電話をかけることにしました。

ウイズダムに取り組んでのワンチャレンジ

ウイズダムに取り組んで、苦手意識を転換し、電話をかけました。

色々とお話しをする中で、自然と遺産相続の話しとなりました。

この叔父さんにも伝道してきていたのですが、あからさまに宗教に対する不信感を持たれていました。

しかし、もし父の兄弟げんかが解決できたらGLAを信じてもいいと言われていました。

この叔父さんに神理を伝えたいという願いもあって、遺産相続の問題にも取り組んできていたのですが、当初予想したような大喧嘩もなく、進められてきた背景に、神理によって兄弟げんかの根本にあった祖父と祖母の関わりが見えてきたことなどをお伝えしました。

「3つのち」の「血」にあたる内容ですが、神理を自然とお伝えし、共感して頂きました。

またもう一つの原因として、核家族化によって、家族制度が崩壊してきた時代背景があったこともお伝えしました。

「3つのち」の「知」の内容で、時代から流れ込んできた影響の大きさをお伝えし、このことにも共感して頂きました。。

このように、神理によって兄弟げんかの真の原因を分析し、お伝えしたところ、いつもは馬鹿にされることも多かったのですが、御自身も関わる問題であるため納得されていました。

更に、最近は政財界で大きなお仕事をされてきた多くの皆さんが、高橋先生の下に学びに来られていることをお伝えしたところ、更に驚かれていました。

今回はお仕事があったため参加できなかったのですが、次回は参加してほしいとお伝えすることができました。

母のウイズダム実践の同伴

夜に、母が仕事から帰ってきたので、それとなく一緒に仕事をしているおばさん(電話した叔父さんの奥さん)の再入会の話しをしてみました。

しかし、おばさんがかつて退会することになった過程で、母は苦労していたこともあり、全く乗り気ではありませんでした。

今回は、母の転換が叔母さんの再入会の鍵を握っていることを直観し、翌朝一緒にお店のウイズダムに取り組むことにしました。

ウイズダム基本編に一緒にじっくり取り組む中で、母の快衰退の煩悩が現実を壊していることが見えてきました。

快衰退の煩悩を転換する中で、同志としての叔母さんに入会して頂いて、一緒に神理実践でこの試練を乗り越えていきたいという願いが定まっていきました。

おばさんの再入会への誘い

叔母さんをお店に届けるために、母と車で迎えに行きました。

はじめ緊張したのですが、「先生お願いします」と先生の御心に托身し、再入会の話しを切り出しました。

すると叔母さんは、母がお店においているGLA誌や佳子先生の御著書をよく読まれており、最近他の宗教団体からも誘われたけどGLAとは全然レベルが違ったという話しをされました。

そこで、再入会の話しをすると、家から近かったら行ってもいいという話になりました。

おばさんの学びのための縁の整え

こうして、入会の段取りは整ったのですが、次に学びの定着の課題がありました。

叔母さんが一度GLAをやめてしまった原因の一つとして、なかなかGLAで知り合いができず、場に集えなかった問題がありました。

今回こそはGLAに定着して頂きたいと願い、入会コーナーに向かったところ、熊本のお世話役の皆さんと出会うことができました。

その中には、特別御供養でお世話になった、後輩のお母さんがいらっしゃり、親身に相談に乗って下さいました。

そして、つい先日建設されたばかりの和水集会所は、叔母さんの家から15分位の場所であることが分かりました。

こんなことがあるんだろうかと驚いたのですが、学びの場への距離の問題も解決されて、晴れて入会して頂きました。

Fukuoka_Shinnen

父のシート取組同伴と弁護士さんとの出会い

も一つの課題であった、祖母の遺産相続の問題ですが、会場に少し早めに到着し、父と一緒にシートに取り組みました。

父は、GLAに対しては反発する気持ちもあるのですが、シートに取り組むと兄弟間で仲良くしたいという素直な願いが出てきました。

先生のご講演が終わって、弁護士さんに相談したところ、また過去の恨みが引き出されてきたのですが、その気持ちを受けとめて頂いた上で法律的な解決方法をご一緒に探していただきました。

それだけ恨みが強いので、巨額の金銭の要求をするのかと思いきや、弁護士さんも驚くほど要求額が小さく、これだったらそれほどもめずに解決できますと太鼓判を押して頂きました。

終わった後で気づいたのですが、父が珍しく自分から講演の内容について話し、実践報告の八つ橋の社長さんがいい顔していたと話していました。

今回、話しが上手く進んだのも、社長さんの親子の再結の物語をお受けして、共感していたことも大きかったのかなと感じました。

その後、父に連絡したところ、遺産相続の問題に取り組んでいることを他の兄弟からも感謝されていると教えてくれました。

今度こそ、問題を解決し、親族間で支え合う関係に向かっていきたいと感じました。

伝道への願い

30時間ほどの短い帰省だったのですが、本当にたくさんの出会いがあり、助力を頂いて、様々な課題解決への道をつけていただきました。

そして、これからの様々な試練を一緒に超えていく絆を作っていくためには、神理を学んで頂いて、GLAに入会して頂くのが一番大事だなと感じました。

特別御供養を通して、あの世の親族がGLA、先生に救われていったこと。

そしてこの数年で、母と姉がGLAに定着し、ターミナルの皆さんとの絆が結ばれていったこと。

そして、今回のおばさんの再入会・・・。

全部繋がっているように感じますが、一つ一つの試練を神理実践で乗り越える過程を通して神理をお伝えし、御縁のある皆さんとGLAで学び絆を深めていきたいとう伝道への願いを確かにしました。

現代宗教の限界を突破していくGLA

最後に、今回は宗教をお伝えすることが、中々困難な時代であることについて改めて考えてみました。

そのような宗教逆風の時代にあって、GLAは近年の入会者の方が圧倒的に多いそうです。

それだけGLAには勢いがあり、今本当に必要とされている宗教なんだと思います。

その背景には、どこまでも時代、社会の痛み、人々の苦しみを感じ、応えようとされる先生がいらっしゃり、その先生の御心と一つとなって戦われている会員の皆さんの存在を感じずにはいられません。

私もそのGLAで学ぶ一人として逆風を乗り越えて、先生、神理の光を、世界に届けていきます。

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